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ダッチオーブンは、鋳鉄製の鍋のことを言います。
キャストアイアンは鋳鉄のことを言います。
つまり、キャストアイアンダッチオーブンとは、鋳鉄製の鍋の英語になります。
さて、キャストアイアンと言えばスキレットが有名ですが、スキレットはフライパンの調理器具になります。
対してダッチオーブンは、鋳鉄製の鍋になり、スキレットに比べて深底になりますので、
煮込む料理を調理することに向いている調理器具になります。
また、煮るだけではなく炒めることも出来ますし、燻製も作ることが出来ます。
このページでは、ダッチオーブンを使った自宅でもできるキャンプ飯のご紹介をしております。
フードフォトグラフィーと同時に、趣味のダッチオーブン料理をひとつずつ撮影しておりますので、
ダッチオーブンレシピの参考に、ご覧ください。
ダッチオーブン料理の撮影に使用しているカメラとレンズのご紹介です。
カメラボディは、35mmフルサイズ機の「EOS 6D Mark II」をメインに使用しています。
レンズは、単焦点マクロレンズの「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」を付けて撮影しております。
カメラボディがAPS-Cサイズ機の、「キヤノン EOS Kiss Digital N」はサブ機として使用しております。
APS-Cサイズ機でのレンズは、EF-Sマウントの「EF-S60mm F2.8マクロ USM」を付けて料理撮影しています。
このように新旧の二台を使い分けながら、いろいろなジャンルのダッチオーブン料理の撮影を行っています。
がっちり三脚にカメラを固定して、リモートスイッチを使い、構図をじっくり作って撮影をしたり、
手持ちカメラで色々なアングルを試しながら撮影をすることも、新たな発見があったりして面白い物です。
ダッチオーブン料理の撮影では、キヤノン製のクリップオンストロボ スピードライト430EX III-RT を付けております。
「スピードライト430EX III-RT」は、発光部を首振りすることが出来ますので、
天井や壁面にストロボ光を反射させて撮影が出来る、バウンス撮影を行うことが出来ます。
料理の撮影では、ストロボ光のバウンスはとても有効な撮影方法になります。
白いお皿やガラスのグラス、またはシズル感のある食材に対してストロボ光を直射すると、光を強く反射してしまうことがあります。
ストロボ光の反射を抑えるためには、壁面などにストロボの光を反射させて、光量を調整するようにして撮影を行います。
カメラ機材:手持ち撮影のため機材は無し ライティング機材:内蔵ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 : E-TTL
キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンを使って調理したタコライスソースの料理写真です。
タコライスはメキシコ料理に感じられますが、発祥は実は日本の沖縄料理になります。
正確には、タコライスソースはメキシコ料理のタコスの具で、
ライスは日本のご飯になり、メキシコ料理と日本料理の合作になりますね。
さて、タコライスソースのレシピとしては、ハウス食品さんのタコライスソースをベースに調理しました。
ごちレピライス タコライスソースは、挽き肉とタマネギを炒めて、
タコライスソースのルーを混ぜれば完成の簡単料理になります。
もちろんアレンジも出来ますし、盛り付けにも工夫が必要です。
さて、キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンは、4人分の分量を調理する場合に丁度良い大きさになります。
大体のレシピは、4皿分くらいを想定した物が多いので、
大きすぎず、小さすぎず、絶妙なサイズのダッチオーブンです。
また、14cmサイズのキャプテンスタッグのダッチオーブンを収納することも出来ますので、
14cmと22cmのダッチオーブンを揃えておくと、いろいろとダッチオーブン料理を楽しめますよ(笑)
カメラ機材:手持ち撮影のため機材は無し ライティング機材:内蔵ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 : E-TTL
キャプテンスタッグ製の14cmのダッチオーブンを使って調理したチリコンカンの料理写真です。
鋳鉄製のダッチオーブンは、鋳鉄製のスキレットと同じく、鋳鉄製の調理器具の仲間になります。
チリコンカンは、ホットドッグに乗せてチリドッグを作ったり、タコスの具材に使ったり、いろいろと楽しめます。
さて、ダッチオーブンと言えば、アメリカの西部開拓時代を代表する調理器具になります。
現代ではキャンプなどのアウトドア料理で、使用されることの多い鋳鉄製の鍋になりますが、
西部開拓時代においては、調理は外で行うことが多かった時代になります。
ということで、西部開拓時代を代表する料理と言えば、
カウボーイの作るチリコンカーンは有名ですね。
チリコンカンの簡単なレシピとしては、
ダッチオーブンに油をひいて、牛挽き肉を炒め、トマトピューレと水を加えて煮込み、
次にキドニービーンズ、またはガルバンゾを加えて更に煮込み、最後に塩とチリペッパーなどのスパイスで味を調えて出来上がりです。
チリコンカンの調理はとても簡単で、ダッチオーブンがあれば、
炒めることも煮ることも出来ますので、カウボーイ達の鍋として人気があった訳です。
写真のダッチオーブンは、キャプテンスタッグが販売しているダッチオーブンになります。
サイズは14cmと小柄で、数人分の量のダッチオーブン料理にはぴったりです。
キャプテンスタッグは、キャンプ用品を色々と展開しており、
調理器具ではダッチオーブンも販売していますので、
興味のある方は是非、オススメするキャンプ用品メーカーになります。
さて、今回の料理撮影はダッチオーブン料理になります。
スキレットと同じく、鋳鉄製の調理器具になり、鋳鉄製のフライパンか、鍋かの違いだけになりますので、調理方法のコンセプトはほぼ同じになります。
スキレット料理もダッチオーブン料理も絵になる写真撮影が行えますので、魅力的なフードフォトグラフィーのコンテンツのひとつになります。
カメラ機材:手持ち撮影のため機材は無し ライティング機材:内蔵ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 : E-TTL
キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンを使って調理したビーフシチューの料理写真です。
ビーフシチューは、ダッチオーブン料理の中でも特に人気のあるシチューになります。
ダッチオーブンで、ぐつぐつコトコト煮込んだビーフシチューはとても美味しいですよ(笑)
さて、ダッチオーブンで作るビーフシチューは、肉や野菜を炒めることから、
煮込みまでを全てダッチオーブンひとつで調理が行えます。
また、ダッチオーブンの蓋を使えば、専用の圧力鍋とまではいきませんが、
鋳鉄製の重い蓋を使えば、圧力鍋としてもダッチオーブンを使うことが出来ます。
炒める、煮込む、圧力が加えられる、と言った具合に、ダッチオーブンはシチュー作りに適した鍋になります。
その為、ダッチオーブンを使ったビーフシチュー作りはとても人気があり定番の料理になります。
そしてアウトドア料理でもキャンプ飯でも、ビーフシチューは人気があります。
外で食べるシチューは、温かくて何とも幸せな気分を味わえますよ(笑)
日本では外で食べると更に美味しく感じる定番料理の豚汁と、ビーフシチューは雰囲気がよく似ていると思います。
ビーフシチューは、調理自体はそれほど難しいことはありませんが、調理にある程度の時間を要しますので、
食べる時間を考慮して、余裕を持った調理時間を確保しておきましょう。
カメラ機材:手持ち撮影のため機材は無し ライティング機材:内蔵ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 : E-TTL
キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンを使って調理した焼き豚の料理写真です。
焼き豚の調理は、ダッチオーブン料理にとても向いていますので、
ダッチオーブンで作る焼き豚は、特にお勧めしたいレシピになります。
さて、焼き豚のレシピは Coleman コールマンのアウトドアレシピを参考にして調理しました。
今回の焼き豚の調理に使用しているダッチオーブンは、コールマン製ではないことは秘密です。
コールマンのサイトでは、ダッチオーブンを使ったレシピが多数掲載されておりますので、
ダッチオーブン料理のレシピの参考によく拝見しております。
ということで、焼き豚に使うお肉はタコ糸で縛ってある物を用意しました。
料理が得意な方は自分で豚肉を縛るようですが、私はそこまでの技量はないので、
初めからタコ糸で縛られている豚肉を購入して調理しております。
そして焼き豚作りには色々な調味料が必要になりますが、
中でもスパイスとして知られている八角、スターアニスの分量には気を付けましょう。
スパイスを使う料理は、スパイスの分量次第で香りがとても強くなってしまうこともありますので、
使い慣れないスパイスを料理に使う場合は、レシピに記載されている分量よりも少なめに用意して、
スパイスの特徴をよく理解した上で、次に作る時の好みの分量を計るようにしましょう。
早速、ダッチオーブンで作った焼き豚と煮卵を使って、ラーメンを作りました(笑)
ダッチオーブンならではの香りのよい焼き豚と、黄金色の煮卵は絶品ですね。
せっかく作った自家製の焼き豚も煮卵も、美味しくてどんどん食べてしまいますのでまた作らなければ(笑)
カメラ機材:手持ち撮影のため機材は無し ライティング機材:内蔵ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
一枚目 二枚目ともに
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 : E-TTL
キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンを使って調理した、ローストビーフの料理写真です。
ローストビーフの調理は、ダッチオーブンを使って調理することが出来ます。
参考写真のように、ジャガイモやニンジンもダッチオーブンにいれてローストビーフを作ることができ、
ローストビーフとともに野菜の調理も美味しく出来ます。
さて、ローストビーフのレシピは Coleman コールマンのアウトドアレシピを参考にして調理しました。
コールマンのアウトドアレシピでは、ダッチオーブンを使った料理など、
たくさんのアウトドアレシピが掲載されておりますので、
興味のある方はぜひ、参考にしてみてください。
さて、ローストビーフはとても人気のある牛肉を使った料理になります。
そしてダッチオーブンを使ったローストビーフ作りも、とても人気のあるレシピになります。
ローストビーフの作り方としては、フライパンで作ろうがダッチオーブンで作ろうが、
調味料や焼き方のレシピはほぼ同じです。
違いは調理器具だけですが、ダッチオーブンではローストする調理も行えます。
ダッチオーブンで作るローストビーフは、フライパンで作るローストビーフよりも美味しく感じられると思います。
また、牛肉をローストするときに、ジャガイモやニンジンなどをお肉と共に並べれば、
野菜も蒸すことが出来ますので、野菜のローストもこれまた美味に仕上がります(笑)
そしてローストビーフの美味しい食べ方としては、サンドイッチをお勧めします。
写真では、レタス、タマネギ、トマト、マスカルポーネ、そしてローストビーフなどの具材をサンドしています。
また、パンには辛子バター、そして野菜にはマヨネーズとコールスロードレッシングもかけて、食パンは軽くトーストしています。
このローストビーフサンドイッチは絶品です。 ぜひお試しください(笑)