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ホットドッグはアメリカのソウルフードとして有名です。
アメリカでは一人当たり、平均して年間50食を消費しているとされるほど、人気のある国民食になります。
ホットドッグには色々とレシピにも種類があり、
ソーセージをドッグロールで挟むだけのシンプルなプレーンホットドッグから、
チリコンカンを乗せたチリドッグ、チーズを乗せたチーズドッグなど
色んな種類のホットドッグがあり、ご当地ドッグとして人気のあるホットドッグもあります。
パン料理の写真撮影 ホットドッグの撮り方 ページでは、
色々な種類のホットドッグを、レシピを参考にして実際に調理し、
ひとつひとつホットドッグの料理撮影に挑んでおります。
ホットドッグの種類 パン料理の写真撮影では、カメラの設定や撮影方法を記載しつつ、
ホットドッグの料理写真の種類を増やして行こうと思います。
さて、ホットドッグのパン料理の撮影ではデジタル一眼レフカメラにマクロレンズを付けて撮影しております。
また、ライティング機材は、外部外付けストロボをメインに使っています。
レフ板やアンブレラなどの特別なライティング機材は極力使用せずに、自宅で手軽に料理の撮影を行うことがコンセプトになります。
ホットドッグのパン料理の撮影では、カメラボディはフルサイズ機とAPS-C機の二種類を使い分けて撮影を行っております。
フルサイズ機では、カメラボディ:EOS 6D Mark II、マクロレンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM。
APS-C機では、カメラボディ:EOS Kiss Digital N、マクロレンズ:EF-S60mm F2.8マクロ USM。
これら二台を使い分けながら、料理写真を撮影しております。
フルサイズ機とマクロレンズの構成では、三脚にがっちり固定して、しっかりと構図を固めて撮影するスタイルになります。
反対に、APS-C機とマクロレンズの構成では、カメラとレンズの軽量さを活かして手持ちで撮影を行うこともあります。
フルサイズ機でもAPS-C機でも、撮影には色々なメリットデメリットがありますが、
どちらのセンサーサイズにおいても、フードフォトグラフィーは楽しめますのでカメラ機材はお好みでどうぞ。
そして外付けストロボは、キヤノン製のクリップオンストロボ「スピードライト430EX III-RT」を使っております。
スピードライト430EX III-RTは、発光部を首振りできるバウンス撮影を行うことが出来ます。
発光部は、上90度、左150度、右180度に幅広く首振り調整が行えますので、
天井や壁面に、ストロボの光を反射させたバウンス撮影を行うことが出来ますので、室内の料理撮影では頼りになります。
さて、料理の写真を如何に美味しそうに撮るかがフードフォトグラフィーの醍醐味になります。
このページでは、卓越した技術を用いた料理の撮影ばかりではありませんが、
料理写真の撮り方の経験を積んで、料理の楽しさ、調理の楽しさ、フードフォトグラフィーの楽しさを、少しでもお伝えできれば幸いです(笑)
カメラ機材:三脚 ベルボン EX-640 N リモートスイッチ RS-60E3
ライティング機材:内臓ストロボ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/30秒 露出補正:0
※jpegファイルを「アドビ フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
刻みピクルス ホットドッグの料理写真です。
刻んだピクルスのトッピングは、ホットドッグでは定番のひとつですね。
ディルなどのハーブやスパイスを入れた酢漬けのピクルスは、ハンバーガーなどでも定番ですね。
そんな刻みピクルスですが、エスビー食品よりアメリカンチョップドピクルスという商品が販売されております。
アメリカンチョップドピクルスは、甘酸っぱいきざみピクルスを、使いやすいボトルチューブに詰めた状態で販売されておりますので、
毎回ホットドッグに必要分の刻みピクルスを、乗せることが出来ますので扱いやすい商品です。
今回の刻みピクルスは自前で用意したピクルスですが、
時短でホットドッグを作りたい場合にはお勧めです。
さて、今回撮影したホットドッグは、刻みピクルスを乗せただけのシンプルなホットドッグになります。
撮影には木の板とランチョンマットとペーパーナプキン等の、シンプルな構成になります。
構図は、斜め上45度のアングルで撮影した対角線構図になります。
対角線構図は、シンプルな構成の料理撮影ではよく利用される構図になります。
撮影で使ったストロボは、内臓ストロボになりますのでバウンス撮影は行っておりませんが、
それなりのクオリティで撮影が出来たと思います。
カメラ機材:三脚 ベルボン EX-640 N リモートスイッチ RS-60E3
ライティング機材:内臓ストロボ
※jpegファイルを「アドビ フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
一枚目 二枚目 共に
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/80秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 E-TTL
サルサソースホットドッグの料理写真です。
サルサソースをかけたホットドッグになります。
レシピとしては、ホットドッグロールにレタスとカットしたオニオンを挟み、ソーセージとカットしたピクルスを挟んで、
最後にサルサソースを隙間にかけて出来上がりです。
サルサソースはソーセージの上にかけても良いかと思います。
サルサソースと言えばメキシコ料理に欠かせないソースになります。
ということで、メキシコ風のホットドッグと言えますね。
サルサソースホットドッグの撮影は、全てオートでカメラ任せで撮影しました。
ストロボも外付けストロボではなく内臓ストロボを使ってライトに撮影を行いました。
二枚目は、俯瞰で料理撮影を行った写真になります。
真俯瞰で行う料理撮影は、どちらかと言うと欧米のフードフォトグラフィーではよく利用される構図になります。
真俯瞰の撮影を本格的に行う場合は、雲台を取り外して変えられる三脚の他に、
自由雲台やスライディングアーム、バランスウェイト、などのカメラ機材が別途必要になります。
雲台が固定された三脚や、手持ち撮影でも工夫次第で、真俯瞰のハイアングル撮影は行えますが、
ハイアングルで三脚をセットするのが大変だったり、自分の影が大きく写り込んでしまったり、
手振れが起きてしまったり、構図を固定するのが難しかったりと、撮影の難易度が上がってしまします。
真俯瞰でのハイアングル撮影を楽しみたい場合は、
専用のカメラ機材を揃えて撮影に望むことをお勧めします。
真俯瞰での本格的な料理撮影は、食器の配膳や小道具の配置など、色々とバリエーションが広がり、
普段とは違った構図を作る楽しさを体感できます。
カメラ機材:三脚 ベルボン EX-640 N リモートスイッチ RS-80N3
ライティング機材:外付けストロボ「スピードライト(430EX III-RT)」
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:スポット測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-1 2/3段
ストロボ:発光 | ストロボの種類:外部 E-TTL | E-TTL II調光方式:評価調光 | 調光補正:0
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
チーズホットドッグの料理写真です。
チーズホットドッグは、チーズドッグとも呼ばれることがありますが、
チーズドッグにはソーセージが入っていない物も有りますので注意しましょう(笑)
今回のチーズホットドッグは、ドッグロールにソーセージと、刻んだピクルスとタマネギとを挟んで、
最後に細くカットしたチェダーチーズを乗せて、オーブントースターで軽く焼いて完成です。
お好みでパセリをふると色鮮やかになります。
さて、チーズはチェダーチーズでなくとも普通のスライスチーズでも問題は無いですが、
チェダーチーズの方が、風味と黄色い色合いが綺麗ですのでお勧めです。
撮影にはスタイリングボードにランチョンマットを敷いて、ペーパーナプキンの上にホットドッグを置きます。
ポテトフライとブラックコーヒーなんかも構図内に取り入れると雰囲気の演出効果が得られます。
今回は、少しばかり暗めに撮影をして、喫茶店のような色温度をイメージして撮影しました。
そんなわけで、露出値を-1 2/3段に落として設定しております。
料理撮影は、必ずしも明るい環境で撮影しなければならない訳ではありませんので、
温かみのある色温度を活かした撮影も、料理撮影では料理が映えるケースもあります。
チリコンカンドッグ メキシコ風ホットドッグを、デジタル一眼レフカメラに マクロレンズ を装着して料理撮影した写真です。
ホットドッグのフードフォトグラフィは、料理にそれほど手間がかからないので、
料理の撮影に大きく時間をかけられますので、納得いくまで撮影に集中出来ました(笑)
また、ホットドッグはアレンジの種類も沢山ありますので、またチャレンジしてみようと思います。
メキシカンホットドッグ チリコンカンドッグはやみつきになる美味しさですよ(笑)
チリコンカンドッグ のレシピの具材は、ソーセージ、チリコンカン、ピクルス、オニオン、パセリ です。
パンは普通のホットドッグロールです。
作り方は、ピクルスとオニオンをパンにはさんだ後、ソーセージを上にサンドして、
チリコンカンをたっぷりとかけ、パセリをさっと振れば完成です。 ほどよい辛さがクセになるメキシコ風のホットドッグになります。
お好みで、ライム果汁をかけると、程よい酸味でさっぱり仕上がりますので、オススメです。
ライム果汁は、タコスなどのメキシコ料理との相性が良いので、是非とも。
チリコンカンとはメキシコ料理がルーツとされる豆料理の事です。
チリコンカンの作り方をざっと言いますと、挽き肉やタマネギなどを炒め、そしてトマトピューレ、キドニービーンズ スパイス等を加えて煮込んだ料理になります。
キドニービーンズとは、中米、若しくは中南米原産の豆の事です。 日本で言うところの金時豆に似ています。
チリコンカンの辛さの調整は、レッドペッパー、若しくはチリパウダーの分量で調整が出来ますので、好みの辛さの味付けが可能です。
最近では小学校の給食でも提供されているチリコンカン、、、なるほど辛さはいくらでも調整できますね(笑)
チリコンカンは、ある程度の作りおきの保存がききますので、冷蔵庫で数日は持ちます。
カメラ機材:外付けストロボ「スピードライト(430EX III-RT)」 | 三脚とリモートスイッチ RS-80N3 にて。
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:マニュアル露出 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:スポット測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/15秒 露出補正:-1/3段
ストロボ:発光 | ストロボの種類:外部 E-TTL | E-TTL II調光方式:評価調光 | 調光補正:0
チリコンカンドッグ、いわゆるチリドッグの料理写真です。
「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」の繊細なボケ味が、良い感じで料理写真に表現できたと思います。
筆者はチリコンカンが好物でして、チリコンカンを作るたびにチリドッグもたくさん調理して来ました。
今ではチリドッグの専門店が出せるほどの腕前になっている気がします(笑)
チリコンカンは、赤トウガラシの入れる分量を調整すれば、辛みを抑えることも増すことも出来ますので、大人から子供まで食べられます。
そして加えるスパイスは、チリペッパーに始まりブラックペパー、クミン、パプリカ、など種類が豊富で風味のアレンジも豊かです。
また、レッドキドニービーンズを多めにいれると食べ応えがあって更に美味しく仕上がります。
さて、そんなチリコンカンですが、発祥はメキシコを連想しますが実はアメリカが発祥になります。
詳しく解説すると、アメリカ合衆国テキサス州で考案された料理になります。
当時のテキサス州には、メキシコからの移民が多かったことから、チリを料理で使う事が一般的になりつつありました。
そこで当時のカウボーイたちが、牛肉と豆をチリなどのスパイスを加えて煮込む料理を考案し、そのような料理がカウボーイの間で定着していったとされています。
カウボーイがダッチオーブンなどの鋳鉄製の鍋でチリコンカンを煮ていた事は有名な話です。
このようにしてチリコンカンは、アメリカ南部を代表する郷土料理のひとつになりました。
そしてチリコンカンを、ホットドッグに乗せるチリドッグも自然に発案されて広まっていったわけです。
チリドッグは、チリコンドッグとも呼ばれています。
チリドッグには、パセリの外に、ライムのしぼり汁をかけると味がさっぱりして美味しくなりますのでライム果汁はお勧めです。
最近ではライムもスーパーなどで見かける事が出来ますので、チリドッグには是非ライム果汁を。
ちなみにライムの果汁はタコス料理でも定番になります。 実際に、メキシコのタコスにはライムのしぼり汁をこれでもかという程かけるのが定番です。
牛挽肉を、トマトとスパイスで煮込む料理にはライムが合うという事ですかね。
さて、そんなチリドッグの撮影も、回数を重ねていくと参考写真のように構図が洗練されて行く訳です(笑)
チリドッグにチリコンカンが盛り付けられたボリューム感、ライムのフレッシュさ、オレンジジュースの鮮やかさ、
そして器に盛られたチリコンカンと、スパイス皿の演出。
もはや、チリドッグのフードフォトグラフィの集大成です(笑)
今回は、撮影室の窓から差し込む環境光も十分に得られ、室内が明るくなりましたので、明るい雰囲気で撮影が出来たと思います。
そのためストロボの光もそれ程、光量を必要とせずに、自然と被写体にマッチしたのではないかと思います。
そんなわけで、チリドッグの撮影はこれで良しとします。
次回はホットドッグの種類の中からひとつを選んで、また違うバリエーションのホットドッグの撮影に挑んでみようと思います。
カメラ機材:外付けストロボ「スピードライト(430EX III-RT)」 | 三脚とリモートスイッチ RS-80N3 にて。
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:320 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:評価測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/50秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:外部 E-TTL | E-TTL II調光方式:評価調光 | 調光補正:0
プレーンホットドッグ、いわゆるシンプルなホットドッグの料理写真です。
ドッグパンにマーガリンを塗ってソーセージを挟んだのみのシンプルな具材のホットドッグの種類になります。
ちなみにケチャップはデルモンテがホットドッグにはかけやすいですね。 綺麗にS字のスラロームで描けます(笑)
マスタードは「S&B スクイズパック」が風味が良くてお勧めですが、ドバっと出やすくて綺麗にかけるには工夫が必要です。
私は、ノズルを100均で売っている物と交換して、マスタードは細口ノズルから出すようにノズル部分を交換しています。
ちなみにノズルの品名は「ソースディスペンサー」と言うケチャップなどを入れる事の出来る容器のノズルがベストです。
私の場合は、マスタードを中身をそっくり「ソースディスペンサー」に入れ替えるのは面倒だし衛生面でも気になりますので、
先端のノズルのみを取り換えて使っています。
さて、ホットドッグの入門ともいうべき、プレーンホットドッグはシンプルなホットドッグになります。
ホットドッグ作りはプレーンホットドッグに始まりプレーンホットドッグに終わると言っても良いでしょう(笑)
ドッグパンの割れ目にマーガリンを塗って、ボイルしたソーセージを挟み、ケチャップとマスタードをかけて出来上がり。
なんて手軽でシンプルなファーストフードなのでしょう(笑)
これこそ、ファーストフードの代名詞と言えます。
まさにアメリカンスタイルのホットドッグですね。
野球を観戦しながら気軽に食べるスタイルが、本当によく似合っていると思います。
知人のアメリカ人が言うには、「シンプルなホットドッグが一番旨い」と言っていたのも分かる気がする(笑)
さて、そんなシンプルなホットドッグだからこそ、シンプルに撮影しようじゃありませんか。
ランチョンマットの上にペーパーナプキンを敷いて、調理済みのホットドッグを乗せます。
画面の上にはカップアンドソーサーとスプーンを置いて、構図の完成です。
カメラの設定は、撮影モードは「絞り優先AE」、絞りの数値はF3.5、外部ストロボのバウンス角度を調整しつつバウンス撮影。
数枚撮ったところで、満足のいく撮影が出来ましたので、撮影終了。
撮影後に「Digital Photo Professional 4」にてRAWファイルのレタッチをしたのちJPEGに現像しました。
シンプルな構成での撮影でしたので、レタッチもほぼ加えてはおりません。
そんな具合でプレーンホットドッグの撮影は無事、遂行しました。
たまにはこんな感じで調理も撮影も気軽に行うのも楽しい物ですね。
カメラ機材:三脚 ベルボン EX-640 N リモートスイッチ RS-60E3
ライティング機材:内臓ストロボ
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 E-TTL
※jpegファイルを「アドビ フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
ベーコンエッグドッグの料理写真です。
ベーコンエッグドッグのレシピは、ドッグロールにカリカリに焼いたベーコン、スライスしたボイルドエッグ(ゆで卵)、
そしてソーセージを挟んだ、ホットドッグの種類になります。
焼いたベーコンとゆで卵の組み合わせは、ホットドッグに限らずハンバーガーでも、
マフィンでも、トーストでもベーコンエッグの名前で人気のある組み合わせになります。
それならばとホットドッグにもレシピを取り入れてみました。
ベーコンエッグドッグは、見た目通りボリューム感があって、食べ応えがあります。
カリカリに焼いたベーコンが、ボイルドエッグとの相性が抜群で、
ホットドッグとしても定番メニューのひとつとして人気があるお店もあります。
さて、撮影したホットドッグの写真はスタンダードに撮りすぎたために、
少し面白みに欠けますので、時間を見つけて撮り直します(笑)
ホットドッグの調理に時間をとられてしまうと、撮影に至る頃には少し疲労も出ます(笑)
フードフォトグラフィーは、例え室内の撮影であっても結構体力を使います。
カメラマンは、カメラを構える丈夫な足腰と、カメラを構えてじっとする忍耐力も案外必要だったりします。
カメラ機材 ライティング機材:外付けストロボ「スピードライト(430EX III-RT)」 | 三脚とリモートスイッチ RS-80N3 にて。
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:スポット測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/100秒 露出補正:-1 2/3段
ストロボ:発光 | ストロボの種類:外部 E-TTL | E-TTL II調光方式:評価調光 | 調光補正:0
撮影には EOS 6D Mark II と EF100mm F2.8L マクロ IS USM と スピードライト「430EX III-RT」を用いて撮影しました。
別途、三脚にリモートコントローラーを用いて撮影しております。
アンブレラなどの特別なライティング照明などは使用しておりません。
カメラ歴だけは長いアマチュアカメラマンである私が、如何にして最低限のカメラ機材で、尚且つ低コストでフードフォトグラフィに挑むのかがポイントになります(笑)
ホットドッグには沢山のレシピが存在しますが、プレーンホットドッグ以外では、
レタスの葉が挟まったレタス入りホットドッグがポピュラーな存在ですね。
ファストフードが、レタスの葉一枚で、すこし健康的に写りますよね(笑)
さて、ホットドッグレタスの材料は、ロングサイズのシャウエッセン、レタス、ケチャップ、マスタード、ピクルスとタマネギのみじん切り、
これらの材料を、ホットドッグロールに挟んで完成、若しくは最後に軽くトーストしてもいけますよ(笑)
お好みで、パセリの粉末なんかも色味がプラスされてお勧めです。
ちなみにケチャップは「デルモンテ」、マスタードは「S&B スクイズパック」が、お勧めです(笑)
デルモンテのケチャップは、綺麗なラインで描きやすいのですが、
S&B スクイズパック に関しては、細口ノズルと言っても結構ドバっと出やすいので、もっと細口タイプのノズルを別途用意してかけています(笑)
さて、撮影のポイントは、特に有りません(笑)
スタイリングボード(木の板)にランチョンマット、ペーパーナプキンに横っちょにドリンク、
それらを構図を意識してレイアウトし、ホットドッグをペーパーナプキンに配置すれば良いだけですから(笑)
それでも、一点のみ、注意点としてあげておきますね。
通常の順序、つまり、「さあ、これからホットドッグを食べよう」とすると、
写真のように配膳された状態から食べるのが普通ですよね?
しかし、フードフォトグラフィに於いては少しばかり順序が変わってきます。
フードフォトグラフィでは、食器やコップを空のまま、構図を意識しつつ並べる事から始まります。
空の食器のレイアウトが整ったのち、ピントを合わせる位置を予めおおよその範囲で設定しておきます。
照明に関しても、自然光などの環境光と、部屋の天井照明との食器の影の具合を確認、ストロボのバウンスの調整、など予め撮影本番を想定しておきます。
撮影モードは絞り優先AE、F値は仕上がりのイメージを元に決めておきます。
ISO感度は低めに設定しておいた方が、感度の粗の無い綺麗な写真に仕上がるかと思います。
さあ、いよいよ撮影するセッティングが整った状態になって初めて、料理を器に盛りつけたり、カップにドリンクを注ぐようにします。
そのような手順を踏む事によって、料理が冷めないうちにササっと撮影ができるという寸法になります。
今回のホットドッグのケースでは、撮影現場のペーパーナプキンの上にホットドッグを置いた後、
仕上げのケチャップとマスタード、パセリを振りかけた方が、速やかに撮影に取り掛かれるという訳です。
ケチャップやマスタードが、ホットドッグを調理場から移動する事によって、崩れてしまう事を防ぐ効果もあります。
そんなの当たり前では? と思う方もおられるでしょうが、フードフォトグラフィの撮影は、ナマモノであるとも言えます。
出来上がった料理をいかに早く、美しい盛り付けが崩れないうちに、綺麗に尚且つ美味しそうに撮影するには、
撮影完成イメージを想定した料理抜きの構図作りから始まり、料理の配膳が済み次第手早く撮影する事が重要になります。
料理が運ばれてから撮影に手間取っていては、せっかくの温かい料理の情景が台無しになってしまいますからね。
同じお皿を二枚用意し、一枚は構図用に空でレイアウトし、本番では盛り付けの施されたお皿と差し替える方法も有効であると言えます。
マスタードには、醸造酢、からし、食塩などの調味料が含まれており、
黄色い着色はターメリック(ウコン)の色になります。
和がらしとの基本的な違いは、
和がらしは、辛みが強く、ベースとなるセイヨウカラシナの種子を粉末にした物になります。
対して洋がらし(マスタード)は、辛みはそれほどなく、
なめらかでマイルドな旨味と酸味とを併せ持つ、ホットドッグには欠かせない調味料になります。
また、マスタードには「イエローマスタード」と「粒マスタード」の種類がありますが、
ホットドッグやハンバーガー、サンドイッチなどで使われるマスタードは、
アメリカンマスタード(イエローマスタード)と呼ばれ、アメリカ、カナダでは日常的に使われる調味料になります。
さて、日本ではエスビー食品とキューピーのマスタードが人気があます。
私にはどちらも甲乙つけがたいですね(笑)
エスビー食品のマスタードは、ワンプッシュで多めに出てくる印象です。
キユーピーのマスタードは、ワンプッシュでは細く少なめに出てくる印象ですね。
ホットドッグやサンドイッチ、ハンバーガーにはマスタードが欠かせませんので、
お気に入りのマスタードを用意しして置くようにしましょう。