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動物の写真撮影 望遠レンズでの撮り方
アニマルフォトグラフィー
Animal Photography
デジタル一眼レフカメラに望遠ズームレンズを使って撮影した、動物の写真を公開しているページになります。
デジタル一眼レフカメラは、キヤノン製のAPS-Cサイズ機「EOS Kiss Digital N」、
望遠ズームレンズは、canon EF55-200mm F4.5-5.6 II USM を使って動物の撮影を行っております。
動物の写真は、主に動物園で撮影した動物から、自然公園などで撮影した野鳥などです。
動物の撮影は、景色や花、料理などの撮影とは違って、動く被写体になりますので、シャッタースピードの設定は重要ですね。
そして風景写真などの撮影とは、また違った撮影の楽しみ方が出来ますので、なかなか興味深いです。
どちらかと言うと、私の撮影の専門分野は単焦点マクロレンズでの花や料理の撮影ですので、動物の撮影は初めは慣れずに手探りで苦労しました(笑)
それでもカメラ歴は長いので、動物の撮影も要領さえ掴んでしまえば何とかなるさと思いつつ、
動物の撮影は、素人目で気付いた点や、気になる点、取り方のコツやテクニックなど、
初心者だからこその経験を、記載していこうと思います。
動物撮影の忘備録として、動物の種類ごとに撮影のポイントを記載いたします。
目次
熊 動物の写真撮影
象 動物の写真撮影
鳥 動物の写真撮影
パンダの写真撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
パンダの撮影データ
カメラ機材:手持ち撮影
ライティング機材:ストロボ 非発光
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
一枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
焦点距離:88mm(35mm判換算で140mm相当)絞り値:F5.0 シャッタースピード:1/30秒 露出補正:0
二枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:800 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
焦点距離:125mm(35mm判換算で200mm相当)絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/320秒 露出補正:0
パンダの撮影 動物写真の撮り方
Panda | Animal Photography
パンダを撮影した写真です。
動物園での写真撮影と言えば、パンダはやはり人気がありますよね。
撮影当日も、パンダ目当ての方が多数来場されていましたので、
非常に撮影条件が厳しい中での撮影となりました。
言い訳するつもりはありませんが、撮影はとても難易度が高かったです。
まず、パンダの撮影はどれくらいの焦点距離がベストなのか、厩舎と見学コースとの距離感が解らず想定できなかった点です。
次にパンダ厩舎が、想定よりも暗めでシャッタースピードの調整で焦りました(笑)
ISO感度を高めても、思いの外、シャッター速度が速くならずに困りました。
絞りも開放気味に設定はしていますが、それでもシャッター速度は、ISO400では 1/30秒 あたり、ISO800では 1/320秒 あたりが限界でしたね。
パンダの撮影時には、APS-Cサイズ機「EOS Kiss Digital N」に望遠ズームレンズを付けており、
フルサイズ機の「EOS 6D Mark II 」に付けていたパンケーキレンズでは撮影距離が適さなかったので、
次回はフルサイズ機の「EOS 6D Mark II 」に望遠ズームレンズを付けて出直したい所です(笑)
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
焦点距離:88mm(35mm判換算で140mm相当)絞り値:F5.0 シャッタースピード:1/50秒 露出補正:0
こちらの写真は、かの有名なシャンシャンになります。
思う様に撮影が出来ずにボツの写真ばかりになってしまいました。
この写真はそれらの中でもまだましな方でした(笑)
人混みの中、パンダ撮影の最適な焦点距離も解らずに一発勝負の撮影でしたが、完全に失敗です。
今回の失敗をしっかり検証して、また改めて撮影に挑もうと考えております。
改善点は、フルサイズ機の「EOS 6D Mark II 」に望遠ズームレンズを付けてパンダ撮影をする。
そしてズームレンズには偏光フィルターを付けて、極力、ガラスの反射光(写り込み)を抑えるようにする。
PLフィルターでガラスの反射をどれだけ抑えられるかは、気象条件にもより、その現場で撮影してみないと何とも言えませんが。
そして焦点距離は、パンダの位置にもよりますが、35mm判換算で大体150mm前後に合わせておく。
ISO感度は画質が粗くならない範囲で高めに設定して、シャッター速度は1/320秒程度(推測)は欲しいところです。
これらの点をしっかり考慮して、今一度、撮影してみようと思います。
シャンシャンが居るうちに再び来園せねばなるまい(笑)
ゾウ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM(パンケーキレンズ)
ゾウの動物撮影データ
※RAWファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:125 ホワイトバランス:太陽光 AFモード:AI フォーカス AF
絞り値:F6.3 シャッタースピード:1/800秒 測光モード:評価測光 露出補正:-2/3段 ストロボ:非発光
ゾウ 動物写真の撮り方
Elephant | Animal Photography
ゾウを撮影した写真です。
このゾウの写真は上野動物園での撮影になります。
携行していたパンケーキレンズの焦点距離が、ゾウの撮影には丁度良い距離感でしたので、
ゾウの撮影では望遠ズームレンズは使わずに、単焦点の EF40mm F2.8 STM にて撮影しました。
さて、象の動物撮影は、コントラストばっちり、ホワイトバランスばっちり、シャッタスピードばっちりで、
普段とは違って珍しく空も青々と、活き活きとした動物の撮影が行えましたが、もろに写り込んだワイヤーフェンスが残念(笑)
流石に動物園での動物の撮影では、檻やフェンスはどうしようもないことですので諦めは付きます。
撮影当日は、雲ひとつない素晴らしい快晴で、環境光が眩しいくらいの撮影日和でした。
逆に露出のマイナス補正をしなければ、明るく写りすぎると言うめったにない好条件でした。
このような素晴らしい日に、動物の撮影が存分に出来ると言う好条件での撮影でしたが、
被写体のゾウさんはワイヤーフェンスの向こう、どうにも構図内にフェンスが入ってしまいました。
まあ、こんな日もあるさと前向きに撮影しました(笑)
しかし、ゾウの撮影はその巨体に圧倒されますね。
カメラのファインダー一杯にその巨体を収めることが出来て良かったです。
しかも携行していたパンケーキレンズの焦点距離が丁度収まりが良くて、
単焦点レンズで、高品質な描写力を活かした動物の撮影が出来て満足でした(笑)
後は、実際にサファリに赴いて自然の中での野生のゾウの撮影を残すのみです(笑)
といっても、私は野生動物撮影のプロカメラマンではないので、現地に撮影旅行へと行ける可能性はほぼゼロです(笑)
遥かなるアフリカの大地で、サファリツアーってとても面白そうですよね。
動物の撮影が思う存分できそうで、憧れのひとつです(笑)
アオバズク 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
アオバズクの動物撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:1600 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:200mm(35mm判換算で320mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/50秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
フクロウ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
brown hawk owl | Bird Photography
アオバズクを撮影した写真です。
アオバズクは、フクロウ目 フクロウ科 アオバズク属 に分類される鳥類になります。
いわゆるフクロウの仲間です。
全長は大きくとも30cmほどで、褐色の縦縞の羽と白い羽毛とが特徴的です。
また、黄色い虹彩が暗がりに映えますね。
アオバズクは写真のように、片目を閉じたり開けたりすることがあるらしく、たまたま片目の状態で撮影ができて、
渋い表情で撮影が出来て良かったです(笑)
生息域は主に東アジアから東南アジア一帯のようで、日本にも飛来するようです。
さて、撮影したアオバズクの写真は上野動物園にて撮影しました。
アオバズクは、夜行性のようですので、飼育スペースも少し暗めな作りが施されていました。
環境光が暗めの為に、ISO感度を1600まで高く設定して高感度で撮影しました。
その為、暗い影の部分に少しばかり、ざらつきが出てしまいました。
高感度で撮影をすると、画像にノイズが発生してざらついた写真になってしまいがちですが、
2020年現在、最新機種では高感度で撮影を行っても、それほどざらつきは出にくくなっています。
デジタル一眼レフカメラは年々、もろもろの性能が少しずつでも必ずと言ってよい程、上がりますので開発者たちの努力は素晴らしいですね。
さて、撮影に使用したデジタル一眼レフカメラは、「EOS Kiss Digital N」になりますので、
相当、型番が古いEOSシリーズになります(笑)
未だに現役で使えるのが自分でも信じられない程、使い込んでいます(笑)
それでもラバー部分がボロボロになったり、滑り止めの表面加工もところどころ剥げてきたリ、
ファインダー内に、まつ毛か眉毛らしきものが入り込んでしまったりと、だいぶ年季は入っています。
また、高感度撮影ではノイズも結構入りやすいですね。
所有しているフルサイズ機の「EOS 6D Mark II」と高感度撮影で比べてみても、ノイズの入り具合は一目瞭然ですね。
それならば、「EOS 6D Mark II」で撮影すれば良いのでは? となる訳ですが、
フルサイズ機用の望遠ズームレンズを未だに選定中でして、いずれ買おうと思っていて、今に至ります(笑)
2020年初頭の、今現在、EFマウント用の望遠ズームレンズをあれこれ探して買うのなら、
いっそのことミラーレスカメラとズームレンズのレンズキットを、サブ機として新たに買ってしまう方が良いとも思えますし(笑)
個人的にはメインカメラの「EOS 6D Mark II」は、所有している単焦点レンズを廻して使って行きたい感じでして。
そしてミラーレスカメラには、広角域から望遠域までカバーできるズームレンズさえ付いていれば、サブ機として満足な感じです。
という訳で、次に上野動物園に鳥類の撮影に行くまでには、最新のカメラとレンズを用意するつもりです。
インカアジサシ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
インカアジサシの動物撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
一枚目/二枚目/同じ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:200mm(35mm判換算で320mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/500秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
アジサシ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
inca tern | Animal Photography
インカアジサシを撮影した写真です。
インカアジサシは、チドリ目 カモメ科 インカアジサシ属 に分類される鳥類になります。
生息域は、名前からも分かる様にインカ帝国、現代で言う所のペルー、チリなどの太平洋沿岸になります。
全身の羽の色は灰色を主とし、尾は黒、嘴と足は赤みがかったオレンジ色をしています。
そして最大の特徴は、嘴の付け根のあたりから白くて長い飾り羽が生えているのが特徴になります。
住処は岩の割れ目や窪みに営巣し、主食は魚類になります。
さて、鳥の撮影は雀から鴉まで、よく見かける程度の鳥は撮影したことはあります(笑)
今回、動物園に来るまではバードウォッチングのような、野鳥の撮影すら経験がありませんでした。
その為、アジサシの撮影はほぼぶっつけ本番でした。
まずは撮影モードは絞り優先AEで撮影しました。
鳥の撮影ならTvモード「シャッタースピード優先」で撮影する方が、鳥の撮影に向いてる気がしましたが、
私の場合は、絞りの数値から撮影の設定を始める絞り優先AE人間ですので、
まずは絞り F5.6 が一番明るくてよかろうと思い、まずは絞り値を決めました。
絞りが決まったところで、取り敢えず鳥にピントをあわせてシャッター速度がいくつになるか確認しました。
そして、このまま撮影を行えば、シャッター速度が 1/500秒 になることが判明しました。
なかなか速いシャッター速度ですので、絞りとシャッタースピードの関係はこれで良しと。
まずまずのシャッター速度が得られそうですので、ISO感度はいじらずに、低いまま、100で行きます。
さて、当日は晴天でも、時おり雲のかかるような日でしたので、ホワイトバランスは無難にオートにしました。
測光モードは、評価測光よりもスポット測光で慣れている所も有るため、スポット測光を選択しています。
AFモードは、AI FOCUS:AIフォーカスAF に設定しています。
AIフォーカスAFは、花の撮影で重宝するAFモードで、花が風に揺らいでピントがずれた時に合焦音が小さく鳴り出して、
ワンショットAF から AIサーボAF にAFモードが切り替わったことを教えてくれます。
花の撮影では、花が風に揺らいでいない状態で撮影を行うことが、被写体ブレを防ぐことに繋がりますので、
ワンショットAF から AIサーボAF にAFモードが切り替わったということは、花が風などで揺れ出して被写体ブレが起きる可能性があることを教えてくれます。
このように、AIフォーカスAFはワンショットAF から AIサーボAF にAFモードが自動で切り替わってくれますので、
動物の撮影においてもこの AIフォーカスAF は有利な気がします。
取り敢えず、カメラ設定は上記のように設定しました。
あとは、なるべく止まっているインカアジサシを狙って、パシャパシャ撮影した感じです。
まだ、動物の撮影は不慣れなために、構図選びやシャッターチャンスの瞬間を待つと言った余裕はなく、まずはきちんと綺麗に写すことに重きを置きました。
撮影時の望遠ズームレンズの焦点距離は、参考写真の二枚ともに、200mmになります。
APS-C のデジタル一眼レフカメラに EFレンズ を付けての撮影ですので、35mm換算で、実際の焦点距離は 1.6倍の 320mm 相当になります。
オオワシ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
オオワシの動物撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:200mm(35mm判換算で320mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/250秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
オオワシ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
Steller's sea eagle | Animal Photography
オオワシを撮影した写真です。
オオワシは、タカ目 タカ科 オジロワシ属 に分類される鳥類になります。
生息域は、中国北東部から朝鮮半島、ロシア東部、そして日本にかけて生息しています。
日本では、主に北海道に棲息しているようです。
オオワシは、日本では一番大きな鷲とされ、翼を広げた大きさは、約2.5メートルほどになります。
全身の羽は主に黒色で、尾羽は白色をしています。
嘴は黄色で、大きな嘴で主にカラフトマスや、小型の哺乳類も食べるようです。
オオワシも、乱獲や環境破壊、害鳥とされる、鉛中毒、などで生息数は激減してしまったようです。
日本では、1970年に国の天然記念物の指定がされています。
1985年における生息数は、約5,200羽と推定されているようです。
オオワシも、トキなどと同じく受難の歴史があるようですね。
昔の人々のオオワシに対する行為を、今現在において非難するつもりは有りませんが、
野生に生きる動物の尊厳は、守られるべきだと痛感します。
野生に生きる動物も、街に暮らす人間も、お互い尊重し合って暮らせる世界が確立できれば良いですね。
さて、オオワシの撮影ですが、手前に見えた檻の柵は、焦点距離を望遠寄りで、尚且つ絞りは開放で撮影することによって消すことは出来ましたが、
さすがにオオワシの背景に写り込んだ金網は、消すことはできません。
まあ動物園での撮影には、ある程度の妥協が必要だと言う所です。
それでも、撮影方法をいろいろ工夫して、動物を撮影するからこそ動物園での撮影は面白い訳です。
コウノトリ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
コウノトリの動物撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:105mm(35mm判換算で168mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/200秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
コウノトリ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
Oriental White Stork | Animal Photography
コウノトリを撮影した写真です。
コウノトリは、コウノトリ目 コウノトリ科 コウノトリ属 に分類される鳥類になります。
生息域は、東アジア全域、中国から朝鮮半島、ロシア南東部、そして日本にかけて生息しています。
日本では、古来より日本に生息していた個体は、絶滅してしまったことでも知られています。
コウノトリの全長は、1メートルを超え、翼を広げた大きさは、約2メートルほどになります。
全身の羽は主に白色で、風切羽は黒色をしています。
嘴は黒、目の周りと足は赤色なのが特徴になります。
コウノトリは、赤ちゃんを運んでくるという言い伝えでも知られていますね(笑)
赤ん坊を運んでくると言う伝承は、ヨーロッパが発祥とされており、
本来はコウノトリの近縁種であるシュバシコウという鳥になり、コウノトリではありません。
シュバシコウは、コウノトリとよく似ていますが、嘴は赤いのが特徴になります。
日本では、シュバシコウは棲息していないため、シュバシコウに似ているコウノトリが、
赤ちゃんを運んでくるというイメージにぴったりだということにされたようですが、真偽は不明です。
さて、日本におけるコウノトリですが、残念ながら今では、古来より日本で生息していた個体は絶滅してしまったとされています。
レッドデータブックには、コウノトリが記載されており、絶滅の恐れがあるとされています。
中国やロシアに生息している東アジア特有のコウノトリが絶滅してしまったら、コウノトリは地球上から居なくなってしまうことになります。
乱獲や環境汚染などによって、絶滅へと追いやってしまった日本と同じように、過ちを繰り返してはならないことを願います。
さて、そんなコウノトリですが、撮影した時間帯が夕方で、そのうえ少し逆光気味でしたので、露出に気を使いました。
逆光で撮影をすると、画像が全体的に暗くなってしまうことが多いですよね。
暗くなってしまう原因としては、逆光による強い光に露出値があってしまい、結果、明るい部分は明るく写りますが、
暗めの部分がより暗くなってしまうということです。
サンセットなどの夕暮れの撮影では、そのような明暗の現象をより極端に表現するために、
オレンジ色の太陽光と、人などの影のシルエットの対比を用いることが多いですね。
しかし、夕暮れ前の西日の強い環境下のなかで、被写体を適切な露出で撮影をするのは少し難しい所です。
撮影モードが絞り優先AEの場合、F値は自分で決められますが、シャッター速度は自動で設定されます。
つまり、絞り優先AEモードでは、露出値はカメラの設定次第になってしまうと言うことです。
今回は、絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/200秒、で露出が良い感じになりましたが、
スポット測光の位置次第でシャッター速度は大きく変わることがあります。
そのため、西日などの影響により露出値に不安がある時は、マニュアル撮影で撮影した方が無難だと思います。
マニュアル撮影では、絞りの数値とシャッター速度を、自分で決めて露出値を導き出す撮影モードになります。
強い光が構図内に入ってしまうような環境下では、マニュアル撮影モードが威力を発揮してくれることもあります。
ハシビロコウ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
ハシビロコウの動物撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:200 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:125mm(35mm判換算で200mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/60秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
ハシビロコウ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
Shoebills | Animal Photography
ハシビロコウを撮影した写真です。
ハシビロコウは、ペリカン目 ハシビロコウ科 ハシビロコウ属 に分類される鳥類になります。
生息域は、中央アフリカ近辺の沼を住みかとし、季節ごとに渡りを行うことはしません。
淡水の湿地帯を好んで棲息し、ハイギョやナマズが主な食料になるようです。
ハシビロコウは大型の鳥類に分類され、脚から頭までの全長は、150cmほどになり、翼を広げた大きさは、200cmを超えます。
羽は灰色がかった青色で、淡い黄色に灰色の模様がかった大きな嘴をもち、後頭部に短い冠羽が生えているのが特徴になります。
さて、ハシビロコウは飛べない鳥のイメージがありましたが、実際は飛べるようです(笑)
大きい体に大きい嘴が付いた姿で飛んでるイメージは、たやすく浮かんできませんが、
実際に飛んでいるハシビロコウの姿は、鷲などとは違った見応えがありそうですね。
そしてハシビロコウといえば、動かない鳥として有名ですよね(笑)
なぜ、あまり動くことをしないのかと言うと、ずっと留まって気配を消して、
目当ての魚が目の前に泳いで来るまで待つという習性を持っているからだそうです。
怠けているというより、賢い狩りの仕方だと言えますね(笑)
主な食糧となるハイギョは、漢字で書くと肺魚と書きます。
読んで字の如く肺で呼吸する魚として知られています。
ハシビロコウの住む中央アフリカの湿地帯には、多数のアフリカハイギョが生息しており、
定期的に呼吸をするため水面に浮上して来るハイギョを、気配を消して留まっていたハシビロコウが狙って捕食するという形になります。
さて、ハシビロコウの撮影ですが、横からの容姿は、そこそこ納得のいく構図で撮影が出来たのですが、
斜め前からの構図でも撮影が出来れば良かったのですが、ハシビロコウはなかなか動いてくれません(笑)
横の姿の撮影でも背景に窓の枠が少し写ってしまい、もう少し角度を変えて撮り直したいところだったのですが、
それなりに粘っても、今日のハシビロコウはあまり動いてくれませんでした(笑)
まあ、動物の撮影ではカメラマンが思うような構図で、なかなか撮らせてくれないことが多いですよね。
そのようなこともあり、抜群の構図で狙ったシャッター速度で上手く鳥を撮影出来た瞬間が、
野鳥を撮影するバードウォッチャーには達成感があるのだろうなーと感じました。
私の場合は、まだまだバードウォッチングとは言えない程度で、動物園の鳥を撮影する範囲で楽しめてはいますが、
いずれは物足りなくなって、自然公園に棲息するような野鳥の観察を始めるのではないかなと薄々感じてはいます(笑)
野鳥の撮影などのバードウォッチングは、自然の中で鳥の観察や撮影が楽しめそうで興味はありますが、
料理写真や花の撮影と同じように、そうとう奥が深そうで少し怖いです(笑)
それなりの望遠ズームレンズが必須になることが解りますので、金銭面でも闇が深そうなので今の所は静観しております(笑)
フラミンゴ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
フラミンゴの撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:200mm(35mm判換算で320mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/1600秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
フラミンゴ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
Flamingo | Animal Photography
フラミンゴを撮影した写真です。
フラミンゴとは、フラミンゴ目 フラミンゴ科 に分類される鳥類の総称になります。
写真のフラミンゴはベニイロフラミンゴという種類になります。
全身の羽の色は紅色を主とし、脚はどちらかと言うと桃色、嘴は元から白、紅色、そして先端は黒色へと変化しています。
生息域は、ガラパゴス諸島からカリブ海にかけて、広い範囲に棲息しています。
住処は汽水域の干潟や湖とされ、エビやカニなどの甲殻類や、プランクトンなどを食べています。
嘴がへの字に曲がっているのは、水中で食料を濾すようにして食べるフラミンゴの習性によるものです。
嘴の先端を水中に入れて小刻みに動いている理由は食事中だというわけです。
また、フラミンゴが鮮やかなピンク色であったり紅色をしているのは、
食糧に含まれる色素成分によるもので、食べ物の種類によって羽の色が変わるようです。
そしてフラミンゴと言えば一本足で立つですよね(笑)
なぜ一本足で立つかというと、脚が細い為に、冷たい水に体温が奪われやすいからだそうです。
両足を同時に水中に長い間入れてしまうと、体温が両足から奪われてしまうので、
片足は水中に入れて、もう片足は羽の中に入れて足を温めているようです。
水と体が接する面積を少しでも少なくするという工夫から、片足立ちをするようになったようです。
さて、フラミンゴの撮影はあえて夕暮れ前を狙ってみました。
夕焼けのオレンジ色が、フラミンゴの紅色をより際立たせてくれるのではないかと思った次第です。
結果として、フラミンゴの紅色が西日と相まって綺麗に写せたのではないかと思います。
しかし、仲間のフラミンゴの影までもが写り込んでしまったのは想定外でしたが(笑)
そして撮影した画像をチェックしていて気になった点が、フラミンゴの眼ですね。
眼にピントをあわせるコツというか、テクニックがあるとは思いますが、とても難しいことに気付きました。
パソコンの大きなモニタで画像をチェックしていると、目のピント合わせがあまい画像が結構ありまして、
これが、被写体ブレが原因か、単なる手振れが原因か、いまいちはっきりしません。
作例のフラミンゴの写真はばっちり目にピントが合っていますが、ボツの写真も結構ありました。
他の画像のシャッタースピードも、だいたい1/1600秒あたりで決して遅くはないので、恐らく被写体ブレでも手振れでもないとは思います。
ということは、初めのピント合わせが甘いのが原因なのかな?
今回の撮影で使用したカメラは、型番が結構古いので「瞳オートフォーカス」機能は付いておりませんが、
最新のカメラ機種には「瞳AF」機能が付いており、人間の瞳をかなりの精度で検出し、ピントを自動で合わしてくれます。
犬や猫などにも瞳AFは認識するとされており、如何に眼にピントを正確に合わせることが重要であるかを示しています。
その様な最新の機能をもってしても、顔だちが人とは大きく違う鳥の眼では「瞳AF」はなかなか難しいようです。
話がそれましたが、動物相手の撮影でも瞳にピントをあわせることはとても大切です。
それでは実際に鳥の眼にいかに正確にピントを合わせるかの、コツやテクニックは如何なるものなのか?
答えは恐らく被写界深度の設定値をもう少し深くすることによって、鳥の眼のピンボケを防ぐことが出来ると思いますが、
今の段階では整理して記述できそうにないので、鳥の眼のピンボケに関しては、
もう少し経験と時間を費やしてから改めて検証してみようと思います。
ユリカモメ 動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM
ユリカモメの撮影データ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
焦点距離:55mm(35mm判換算で88mm相当)
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
絞り値:F7.1 シャッタースピード:1/400秒 測光モード:評価測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
ユリカモメ 鳥の撮影 動物写真の撮り方
Yurikamome | Animal Photography
ユリカモメを撮影した写真です。
このユリカモメは不忍池にて撮影したユリカモメの写真です。
背景に写る枯れた蓮の枝が、ユリカモメをより映えさせているかなと思います。
撮影にはカメラボディ、Canon EOS Kiss Digital N、レンズ:EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM、
と言う年代物のカメラボディと標準ズームレンズの組み合わせになります。
ちなみに2021年現在でも未だ現役で活躍してくれています(笑)
ちなみに最新機種のミラーレスカメラ「EOS R6」と「RF24-240 IS USM」を購入すれば、
広角域も望遠域もカバーできますので、
動物撮影は今後はミラーレスカメラとレンズの組み合わせで挑もうかと思案しております。
さて、不忍池にはたくさんのユリカモメがいます。
撮る気になれば、飛んでいるユリカモメの撮影も行えますが、
飛翔している鳥の撮影は、私のテクでは上手に撮れる自信が今のところないので、
いずれは飛んでいる野鳥の撮影に挑む様子を、記事にしてみようと思っております。
さて、このユリカモメの写真は、見事なS字構図だと自負しております(笑)
不忍池の柵が、このアングルではたまたまS字型になっており、
そこへユリカモメが丁度良く羽を休めていました。
と言うことで、さっそくS字構図を意識しつつ、野鳥の撮影を行った次第です。
次回は蓮の花が咲いている頃に再訪しようと計画しておりますので、
ユリカモメの写真を何枚か、新たに撮影してみようと思います。
ニシゴリラの動物撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
ニシゴリラの動物撮影データ
※RAWファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
1枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:55mm(35mm判換算で88mm相当) 絞り値:F5.0 シャッタースピード:1/250秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
2枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:120mm(35mm判換算で192mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/100秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
3枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:55mm(35mm判換算で88mm相当) 絞り値:F5.0 シャッタースピード:1/200秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
ゴリラの撮影 動物写真の撮り方
Western lowland gorilla | Animal Photography
ニシゴリラを撮影した写真です。
このニシゴリラは、正確には「ニシローランドゴリラ」と呼ばれています。
生息域は、中央アフリカの森林地帯に棲息しております。
撮影したニシゴリラは、上野動物園にて撮影しました。
動物園でも群れを成して暮らしておるようで、母親と子供のツーショットを含めて撮影出来ました。
小さな子供のゴリラは、表情が可愛らしくて夢中でシャッターを切りましたよ(笑)
さて、早速言い訳ではありませんが、ガラス越しに撮る動物撮影はとても難しいですね。
ガラスより離れると、反射したカメラや自分の手がガラスに写り込みますし、
逆にガラスにレンズフードを接するようにして撮影をする場合は、角度が付けられずにまっすぐしか撮影が出来なくなります。
このようにガラス越しに撮る動物園での動物撮影は、なかなか難しいですね。
それならばアフリカ大陸に直接赴いて動物写真を撮りたいところですが、
まさか気軽に行ける距離ではないですし、アマチュアカメラマンでは手の届く被写体ではないですね。
それでも野生動物の撮影に惹かれる気持ちは、今回の撮影でとてもよく解りましたよ。
野生に魅了されたアニマルフォトグラファー達は、現地に飛んでとても苦労して動物の撮影をしているのだろうなと感じました。
そしてベストな一枚を現像した瞬間を記憶しているからこそ、次の現場へ向かう原動力が生まれるのだろうなと。
取り敢えずは、私の場合は動物園でももう少し良い画質で、良いアングルで撮影が出来るように練習練習(笑)
さて、今回のニシゴリラの撮影ではいつもと嗜好を変えて組み写真を意識して撮影してみました。
組み写真とは、複数枚の写真を合わせて、ひとつの物語として表現する手法を言います。
何枚かの写真が合わさることによって、よりテーマを引き立たせるということです。
さて、そんな組み写真を意識した3枚組の動物写真になりますが、組み写真として成り立っているかは少し微妙ですね(笑)
ゴリラの子供と母親の存在とをもう少し工夫して撮影するべきでしたが、なかなか難しかったです。
そして、組み写真としてストーリーを表すような構成にするには、なかなかハードルは高いですね。
それでも組み写真を意識した写真撮影も面白そうです。
自身の写真の表現方法の幅を広げる練習になりそうですので、組み写真も今後はチャレンジしてみようと思います。
PLフィルターを使った桜の撮影
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM(パンケーキレンズ)
ニホンザルの動物撮影データ
※RAWファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
1枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:1250 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) AFモード:AI フォーカス AF
絞り値:F7.1 シャッタースピード:1/250秒 測光モード:評価測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
2枚目
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:1250 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) AFモード:AI フォーカス AF
絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/400秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
日本猿の撮影 動物写真の撮り方
Japanese macaque | Animal Photography
ニホンザルを撮影した写真です。
今回のニホンザルの撮影は、EF40mm F2.8 STM(パンケーキレンズ)を使って一部、撮影をしました。
猿山を写すには望遠ズームレンズよりも、焦点距離が広角域よりのパンケーキレンズの方が撮影が行いやすいですね。
この猿山の様子は上野動物園にて撮影しました。
猿山の頂上に登って堂々と座っている、ニホンザルの様子が特に印象に残りましたので、
ここは望遠ズームレンズではなくパンケーキレンズの出番だと思い、カメラを持ち換えて早速シャッターを切りました。
構図内には空も大きく写り込みますので、露出値が測光のポイントによって大きく変わってしまう為に、
最適な露出の設定値で撮影するのに少し苦労しました。
こんな時のために普段からマニュアル撮影の経験を積んできたのですが、
花や料理の写真と違って、動く被写体でのマニュアル撮影は、これはこれで少し何時もと勝手が違ってなかなか難しい物です(笑)
Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF55-200mm F4.5-5.6 II USM
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:400 ホワイトバランス:オート AFモード:AI フォーカス AF
焦点距離:200mm(35mm判換算で320mm相当) 絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/400秒 測光モード:部分測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
この一枚は、望遠ズームレンズでファインダー一杯に大きく捉えてニホンザルを撮影しました。
一匹を大きく写すのと、群れの様子を広く写すのとでは、印象が大きく変わってきますね。
猿山の撮影は、色々と撮影の経験を積むことが出来ますね。
さて、今回の猿山の撮影は時間帯によって逆光気味になってしまいました。
望遠ズームレンズで撮影をしていた時間帯はお昼でしたが、
パンケーキレンズで撮影をしていた時間帯は夕方でして、
夕方の頃合いになると逆光気味になってしまいましたので、少し露出に苦労しました。
動物の撮影は、逆光では少し撮影が困難になるのであらかじめ、太陽の位置を計算して最適な時間帯で撮れるような工夫も必要ですね。
そして、動物園では見学するコースを前もって決めておくことも大事ですね。 勉強になりました。
メダカの写真撮影
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
メダカの撮影データ
カメラ機材:手持ち撮影
ライティング機材:ストロボ 非発光
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:320 ホワイトバランス:太陽光 測光モード:スポット測光
絞り値:F5.6 シャッタースピード:1/320秒 露出補正:-1段
メダカの撮影 動物写真の撮り方
medaka | Animal Photography
睡蓮鉢で飼育しているメダカを撮影した写真です。
いわゆる睡蓮鉢に土を入れて水草を入れて生き物を入れて、自然を人工的に作り出すビオトープです。
メダカの種類は楊貴妃メダカになりますので、オレンジ色の強いメダカの種類になります。
ビオトープは、思ったよりも手入れも楽で、気軽にメダカを飼うことが出来ますので、
メダカの飼育や水草の栽培に興味がある方には、ビオトープがお勧めです。
さて、そんなビオトープですが、メダカの撮影は初めての経験でしたので、
失敗もあり、収穫もあり、大変勉強になりました。
以前に、水族館での撮影の経験はあったのですが、今回のように水面を覗き込むような撮影はあまり経験がありませんでした。
撮影していて気が付いた点は、なんと言っても水面の光の反射を抑えることですね。
今回の撮影でもメダカが泳ぐことによって水面が部分的に揺れて、
その盛り上がった部分から光を反射してしまい、水面の反射が常に色々な所から発生してしまいました。
これでは安定した撮影が困難であることに気が付きました。
また、メダカは常に泳いでいて動き回りますので、
シャッタースピードを如何に速くして撮影するかも大きなポイントになります。
水面の反射とシャッター速度の2点が、ビオトープで泳ぐメダカの撮影で気を配るポイントになります。
まずは、水面の反射光は偏光フィルターで解決できると思います。
今回の撮影ではPLフィルターを付けていませんでしたので、次回はPLフィルターを使って、
水面の反射光を抑えたメダカ撮影の作例写真を掲載してみようと思います。
そして泳ぐメダカの撮影でのシャッター速度は、
ISO感度を調整しつつ無難なシャッター速度を探ってみようと思います。
以上のように、慣れない被写体の撮影では色々と発見もあり勉強になることが多いです。
魚類の撮影では、特に水面の反射光や水槽の反射光に悩まされることも多いと思いますので、
色々と実際に撮影してみて、解決策や撮影方法を探っていこうと思います。
レッドビーシュリンプ 水槽の写真撮影
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:Canon EF-S60mm F2.8マクロ USM
レッドビーシュリンプの撮影データ
カメラ機材:手持ち撮影
ライティング機材:内臓ストロボ
※jpegファイルを「adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:オート ISO感度:400 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F4.0 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:0
レッドビーシュリンプ エビの撮り方
Red Bee Shrimp | Animal Photography
水槽で飼育しているレッドビーシュリンプを撮影した写真です。
初めての水槽で飼育しているエビの撮影になります。
とりあえずは、習うより慣れろと言うことで、マクロレンズでマクロ撮影してみました(笑)
レッドビーシュリンプは、とても小さな観賞用のエビの仲間になります。
日本では、ミナミヌマエビと言う名の透明のエビが知られていますが、
レッドビーシュリンプは、ミナミヌマエビの仲間になり、真っ赤な色が特徴になります。
さて、水槽のガラス越しの撮影は慣れていませんでしたので、
とりあえず初回は撮影モードはオートで、内臓ストロボも発光させて撮影しました。
何枚かは、ボケていたりストロボ光がガラスに反射してしまって、ボツになりましたが、
この一枚は、たまたま良く撮れたみたいです(笑)
レッドビーシュリンプは、とても小さく、良く動きますので、撮影はとても大変でした(笑)
そして慣れない水槽の撮影でしたので、色々と勉強にもなりました。
次回は、事前に撮影方法を調べて撮影に挑んでみようと考えております。
まずは、ストロボは外付けストロボを使って、ストロボ光を直射させずにバウンス撮影で行うこと。
または、ストロボは非発光にして撮影してみる。
次に撮影モードは絞り優先モードにして、任意の絞りに設定して撮影する。
シャッター速度は、もう少し早くできるようにISO感度を色々と調整してみる。
そして、PLフィルターを使ってガラス水槽の映り込みが軽減されるかを試してみる。
これらのチェックポイントを参考に、次回はもう少し念入りに撮影に挑戦してみます。