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風景の写真撮影 景色の撮り方
デジタル一眼レフカメラで風景の撮影
ランドスケープフォトグラフィー
「風景写真の撮り方 一眼レフカメラで景色の撮影」ページでは、実際に撮影した風景の作例写真を元に、
撮影時の季節や天候などの当時の撮影環境を考慮しつつ、風景の撮影時のカメラの設定値や写真の撮影データなどを記載していきます。
とくに風景の写真は、撮影時の気象条件によって、撮影の方法や難易度は大きく変わる為、
撮影時のカメラの設定値や撮影方法が、仕上がり写真の出来に大きく関わることもあります。
頻繁に起こり得るケースとしては、快晴の昼下がりでは、太陽光の陽射しが写真に明るい雰囲気を与えてくれることもあれば、被写体に気に入らない影が写り込んでしまうことも多いです。
また、曇り空ならば曇天の薄暗い環境光が、被写体に暗い雰囲気を与えてしまうケースも有れば、陽射しを気にせず撮影する良い機会になるケースも考えられます。
そして薄暮の頃、つまり夕暮れ時は、マジックアワーとも呼ばれ、空がブルーとオレンジのグラデーションがかってとても幻想的な雰囲気になり、
最高のシャッターチャンスになると言われますが、露出の設定値に失敗すると、見事に写真が暗すぎたり明るすぎたりと、思い通りの色合いで撮れていない場合も多いです。
以上のような点を考慮しつつ、風景写真の撮影方法や撮り方のちょっとしたコツなど、
撮影時の詳細を記述しつつ、実際に季節の被写体を撮影した風景写真を掲載しておりますので、宜しければご覧ください。
紅葉の写真撮影 ♠ モミジの写真撮影ページはこちら
目次
川沿いの風景
雫の写真撮影
自然公園での写真撮影
目次
植物の風景写真
空と雲の写真撮影
天体撮影
日本庭園の写真撮影
夕日の写真撮影
レンガ造りの水門 風景写真の撮り方
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
レンガ造りの水門の撮影データ
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:640 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測距エリア選択モード:スポットAF
絞り値:F6.3 シャッタースピード:1/320秒 測光モード:スポット測光 露出補正:-2/3 ストロボ:非発光
レンガ造りの水門 景色の撮影
floodgate | Landscape Photography
明治期に作られたというレンガ造りの水門を撮影しました。
この水門は、経済産業省によって近代化産業遺産に認定された、歴史的な建造物になります。
このような文化財の撮影は、いつにも増して気合が入りますね(笑)
歴史的な構造物は、時代を感じさせてくれて、とても強い印象が残ります。
さて、撮影当日は残念ながらあいにくの曇り空で、せっかく持参したPLフィルターの出番は無く残念。
いまでもPLフィルターを使った濃い青空の写真や、
きらめく水面の反射を有効に抑えた撮影の経験があまり積めていないので、
パンケーキレンズとPLフィルターの組み合わせでの撮影の場数をもっと踏みたいと考えています。
まあ、それでもいつの日か、PLフィルターの出番が増えて来ると思いますので、
PLフィルターを使った景色の写真は、随時、掲載していこうと思います。
さて、明治期の建築物の撮影スポット言えば、何と言っても博物館明治村ですよね。
博物館明治村には歴史的な建造物や構造物が沢山あります。
歴史的な建物の撮影愛好家としては、博物館明治村は聖地と呼べますね(笑)
愛知県犬山市にある野外博物館で、自宅からは少し距離があるのですが、撮影旅行に行けない距離ではないので、
広角ズームレンズや、広角域の単焦点レンズのラインナップが揃い次第、
是非とも撮影に出かけてみたいスポットになります。
それまでは、建物の外観や、室内の撮影の練習をもっと積んでおこうかと。
さて、この水門の撮影は、もっと天気の良い日にタイミングが合えば、青空と共に撮り直したいと考えています。
同じ被写体の撮影は、人によっては「前にも撮ったじゃん」なんて思われがちですが、
同じ被写体の撮影を繰り返していくうちに、より構図も写真の仕上がりも洗練されていくものです。
その証拠として、今一度、天気の良い日にこの水門の撮影に挑戦してみようと思います(笑)
しずくフォト 雫写真
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF-S60mm F2.8マクロ USM
しずくフォトの撮影データ
カメラ機材:一脚 ベルボン ウルトラスティック スーパー8 | 自由雲台 QHD-43
ライティング機材:内臓ストロボ
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F2.8 シャッタースピード:1/200秒 露出補正:0
ストロボ:発光 | ストロボの種類:内蔵 E-TTL
雫写真の撮影
植物に付いた雨の雫を撮影したフォトグラフです。
花や葉に付いた雫を撮影することは、初めてではありませんが、なかなか狙って撮ることが難しい印象でした。
最近では「しずくフォト」と呼ばれる、室内で人工的に水滴を花に乗せて、
構図を自分でセッティングして撮影する方法が人気があるようですね。
雨露と植物の撮影は、自然の中でマクロレンズを使って風景を切り取る、マクロ撮影をすることが一般的でしたが、
室内でも綺麗なしずくフォトの撮影が行えるとは、まさかという感じで素晴らしい発想ですね。
室内なら、自分で自由に構図を作り込んだり、雫と花とを配置できますので、
次回は、室内でのしずくフォトにもチャレンジしてみようと思います。
今回の雫写真は、イチジクの葉にしずくが乗った写真になります。
イチジクの葉は大きいので、しずくが付きやすく乗りやすい印象です。
葉も水滴をよく弾き、日常でも雨露が乗った光景をよく見かけておりましたので、
しずくフォトの撮影を行ってみました。
最近では雫写真もひとつの撮影ジャンルとして人気がありますので、
今後は色々なしずくフォトにもチャレンジしてみようと思います。
彼岸花のしずくフォト 雫写真
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
彼岸花のしずくフォトの撮影データ
カメラ機材:一脚 ベルボン ウルトラスティック スーパー8 | 自由雲台 QHD-43
ライティング機材:ストロボ 非発光
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:評価測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/100秒 露出補正:0
彼岸花の雫写真の撮影
雨に濡れた彼岸花の雫フォト
彼岸花の撮影前に丁度、雨がやみましてタイミングよく彼岸花のしずくフォトが撮れました。
雨の雫をあちらこちらに付けた彼岸花って綺麗ですね。
花のしずくフォトは、いろいろと撮影したことがありますが、
彼岸花のように繊細な雫が付く花は、しずくフォトの被写体として素晴らしいことを発見しました。
この日はあいにくの雨模様でしたが、思わぬところで雨上がりの撮影が出来ました。
もともと彼岸花の撮影に出かけるつもりでしたが、
花のしずくフォトの写真が増えて良かったです。
雫写真の撮影モードは絞り優先AEです。
絞りはF3.5に設定して、被写界深度は浅めにして、背景を強くぼかしました。
EF40mm F2.8 STM のパンケーキレンズであっても、
絞りを開放気味に設定すれば、背景は綺麗にぼかすことが出来ます。
被写体よりも背景が遠ければ遠いほど、ボケを綺麗に表現できますので、ベストな撮影ポジションを見つけて撮影することをお勧めします。
花壇の撮影 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
花壇の撮影データ
カメラ機材:一脚 ベルボン ウルトラスティック スーパー8 | 自由雲台 QHD-43 | C-PLフィルター(偏光フィルター)
ライティング機材:ストロボ 非発光
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にてレタッチ後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:太陽光 測光モード:スポット測光
絞り値:F7.1 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-1/3段
花壇 景色の撮影
花壇を撮影したフォトグラフです。
きちんと手入れの施された花壇は、とても綺麗で自然と人を集めますよね。
今回撮影した花壇には、日時計のオブジェもあって、なかなか面白い光景です。
季節の花々と、日時計のオブジェはとても相性が良いように思えます。
さて、花壇の撮影ではパンケーキレンズには、偏光フィルターを付けて撮影しました。
偏光フィルターとは、いわゆるC-PLフィルターと呼ばれるレンズに取り付けるフィルターのことを言います。
PLフィルターは、被写体のコントラストを高めて撮影をすることが出来るフィルターの種類になります。
花壇の場合では、花をより鮮やかに撮影することが出来るようになります。
また、被写体から反射する光をある程度抑えることも出来ますので、花弁の白飛びを防ぐ効果もあります。
このように風景写真の撮影では、PLフィルターは非常に有効なフィルターになりますが、
撮影時には太陽が頭上に出ていなければ、効果をフルに発揮することはできません。
その為、曇り空ではフィルターの効果が落ちてしまうこともあります。
PLフィルターを使った風景写真は、晴天時に行うとフィルターの機能を十分に発揮できますので、
青空をより青々と、花々をより鮮やかに、水面の反射光を抑えて、
コントラストを高めた写真を撮影することが出来ます。
花壇とベンチ 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
花壇とベンチの撮影データ
一脚(ウルトラスティック スーパー8)に、自由雲台(QHD-43)を取り付けて撮影
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:320 ホワイトバランス:太陽光 測光モード:スポット測光
絞り値:F4.5 シャッタースピード:1/2000秒 露出補正:0
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
花壇とベンチ 景色の撮影
公園の花壇とベンチとを撮影したフォトグラフです。
風景写真の撮影に使用したカメラボディは、EOS 6D Mark II、そして使用レンズは、EF40mm F2.8 STM のパンケーキレンズにて撮影しました。
今回は、人通りもそれなりでしたので、一脚にてささっと撮影しました。
使用した一脚は、ウルトラスティック スーパー8 に、自由雲台タイプの QHD-43 を取り付けて撮影しました。
一脚に自由雲台の組み合わせは、三脚を展開しにくい場面で威力を発揮します。
トレッキングを行いながら撮影したり、通行人が定期的に通るようなシーンにおいては一脚はとても便利です。
さて、公園の花壇とベンチのある風景は、非常にありきたりですが、
ありふれた風景の撮影であればある程、カメラマンの力量が試される訳です。
と言いながら、それ程大した構図の写真ではないのですけれどもね(笑)
撮影のポイントは、構図選びに苦労した点です。
取り敢えず、ベンチを主役とした構図に決めました。
と言う訳で有りまして、風景写真に限らず撮影するにあたり、構図選びに基本はあれど、正解は無い気がします。
同じ被写体を撮影するにしても、人それぞれ感じ方や、表現方法に違いがあるように、
そもそも構図選びのアプローチの考え方が、大きく違ったりもしますからね。
構図には色々なセオリーが存在しますが、簡単に言えば良いとされる写真には良い構図が選ばれているという訳です。
構図には、三分割法、シンメトリー、日の丸構図、対角線構図、三角構図、そして究極は黄金比に至るまで、
良いとされている写真には、様々な数学的要素が含まれています。
それらの数学的な要素が上手く組み込まれた写真こそ、人々を惹きつけるという訳です。
しかし、そうはいっても撮影を行う時にそれらの数学的要素を意識して撮影を行う事は難しい事です。
まずは、正確にシンメトリーで撮影してみたり、カメラ設定で縦横のグリッド線を表示させて、被写体を線に重ねてみたり、
対角線を活かして風景の奥行を表現してみたり、色々と意識してひとつずつ試してみる事も有効です。
そうこうしているうちに、自分好みの構図も生まれますし、撮影にも幅が広がってきます。
この被写体はこう撮影したら綺麗じゃないかなと感じる事が大切です。
そのようにして構図は、その撮影現場の環境と被写体より自ずと導き出される訳です。
自然公園 風景写真の撮り方
自然公園 景色の撮影
自然公園で撮影したフォトグラフです。
撮影時の季節は夏真っ盛り、とても暑い昼下がりのひと時です。
木々の緑と、苔むした石とせせらぎなどを撮影してみました。
水の流れが少し緩やかで、被写体としては物足りない感じです(笑)
もう少し、流れが早ければ、シャッタースピードを遅めに設定して、
白く流れるような急流の写真にできたはずなんですけどね・・・
苔むした石の写真はまあまあ満足できるのですがね。
森の木々をピックアップした写真は、少し構図を意識してみました。
手前に枝や幹を入れて、遠景に森を写すという感じです。
木々の生命力と言うか、うっそう感をもう少し引き出したいのですが、構図は難しい物ですね。
森と池とを撮影した写真は、パンケーキレンズで撮影しました。
EF40mm F2.8 STM は、焦点距離が標準域より気持ち広角寄りですので、
木々と池とを大きくファインダーに収める事ができ、構図選びが楽でした(笑)
少し残念なポイントは、水面が風に揺らいでしまった事ですね。
水面に反射した空と木々とが風に揺られてぼやけてしまった点が悔しいです。
撮影時期は、緑の映える夏でしたので、秋の紅葉の季節には、
綺麗に紅葉が水面に生える撮影がしたいですね。
自然歩道 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
自然歩道の撮影データ
一脚(ウルトラスティック スーパー8)に、自由雲台(QHD-43)を取り付けて撮影
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
一枚目
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/50秒 測距エリア選択モード:ゾーンAF
露出補正:0 ISO感度:400 ホワイトバランス:日陰 測光方式:スポット測光
二枚目
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/250秒 測距エリア選択モード:ゾーンAF
露出補正:0 ISO感度:640 ホワイトバランス:日陰 測光方式:スポット測光
三枚目
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/250秒 測距エリア選択モード:ゾーンAF
露出補正:0 ISO感度:320 ホワイトバランス:日陰 測光方式:スポット測光
自然歩道 景色の撮影
トレッキングしながらの、自然歩道で撮影したフォトグラフです。
豊かな森の木々と、整備された自然歩道の情景を切り取ることにチャレンジしてみました。
風景写真の撮影にはパンケーキレンズを使用して、画角を大きく自然を捉えてみました。
また、トレッキングがてらの撮影でしたので、一脚(ウルトラスティック スーパー8)に、
自由雲台(QHD-43)を取り付けてアクティブに撮影ポイントを探しつつ撮影しました。
撮影の時期は夏で、時間は早朝の時間帯になります。
早朝と言っても時期は夏なので、そこそこ気温は高くなりましたが、
木陰での撮影は、木漏れ日もあってか気分は上々です(笑)
木々の隙間から差し込む陽射しと、自然の木々と遊歩道とは、
以前から撮影してみたい条件のひとつでしたので、がっつり撮影に挑んでみました。
さて、今回の撮影の大きなコンセプトは、光の印影と自然との調和です(笑)
撮影モードは絞り優先AEで、F値は4.5辺り、測光はスポット測光に設定して、光の印影を強めに引き出すのが狙いです。
ISO感度は、明暗を綺麗に画像に反映したかったので、320から640あたりで調整しております。
構図はその場その場で「陽射し」を第一に考えました。
一通り撮影を終えて、ひとつ改めて実感したことがあります。
「スポット測光」って面白い(笑)
同じ場面でも、測光のポイント次第で明るくなったり暗くなったりと、写真に陰影が付きやすくなります。
ちなみに測光の合わせるポイントは、ファインダー中央部になります。
ファインダー中央部で測った測光の値が、露出の設定値になります。
スポット測光では、測光の範囲は一番狭くなりますので、極めて繊細な測光を行う事が出来ます。
花の撮影では、花弁と背景との陰影を付けやすくするために、スポット測光を頻繁に使いますが、
景色の写真においても、同じような撮影方法が使える場面もあるのですね。
景色の写真では、評価測光一択だと思っていたのですが、
測光の方法次第で、仕上がり写真の印象を大きく変えてくれる事に、いまさら気付きました。
スポット測光で得られる写真の効果は、いわゆる明暗のコントロール、つまりコントラストになります。
木漏れ日と、木陰とを一枚の写真に収める事は、結構難しいですよね。
参考に掲載した作例写真でも、部分的に白飛び気味だったり黒潰れしてしまった箇所があるかと思います。
今後は、光と影とをもう少しうまく捉えてみたく思います。
ましてや木漏れ日の光線の加減が適切な露出で写ってくれれば尚、良いのですが。
稲穂 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
稲穂の撮影データ
一脚(ウルトラスティック スーパー8)に、自由雲台(QHD-43)を取り付けて撮影
一枚目撮影データ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:200 ホワイトバランス:太陽光 測光モード:スポット測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/2500秒 露出補正:0
二枚目撮影データ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:200 ホワイトバランス:太陽光 測光モード:スポット測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/1600秒 露出補正:0
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
稲穂 景色の撮影
稲穂を撮影したフォトグラフです。
風景写真の撮影は、EOS 6D Mark II に EF40mm F2.8 STM のパンケーキレンズにて撮影しました。
今回は、トレッキングを兼ねた撮影でしたので、三脚よりもアクティブに行動しやすい一脚を選択しました。
一脚は、ウルトラスティック スーパー8 を使用して、雲台は自由雲台タイプの QHD-43 を取り付けて撮影しました。
この一脚と自由雲台の組み合わせは、トレッキングなどの探索をしながらの撮影で威力を発揮します。
被写体を足を使って探すタイプの撮影では、三脚を展開して撮影を行うのは少し不向きです。
さて、稲穂がとても綺麗に実っていたので思わず見入ってしまいました。
黄金色に輝く稲穂は、日本の農村の風景を代表する景色になりますので、
一度はしっかりと撮影を行ってみたいと考えておりました。
また、夕焼けに包まれるような稲穂の情景も撮影したかったのですが、
当日はあいにくの曇り空で撮影は断念しました。
来年は、夕日と稲穂の情景をファインダーに収めてみたいものです。
撮影方法としては、撮影モードは妥当に絞り優先モードに設定して絞りはF3.5辺りに設定しました。
ホワイトバランスも順当に太陽光とし、シャッタースピードはISO感度の200に任せました。
結果、シャッタースピードは、とても速く切れましたので、一脚を用いた撮影でも手振れの心配もなく十分なスピードです。
構図決めは、稲穂のダイナミックさを前面に押し出したかったので、少し寄り気味に撮影を行いました。
今回のように、寄り気味でも広い範囲が撮影できるパンケーキレンズは、やはりお散歩カメラとしては万能レンズですね。
稲穂が実る風景と、稲穂を干す風景とを同時に撮影出来た事はとても満足です。
後は、もう少し早い時期に撮影を行っていれば、田園の風景も撮影する事が出来ますね。
日本の原風景でもある田園の風景の撮影も来年は行う予定です。
苔むした壁と老木 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
苔の撮影データ
カメラ機材:一脚(ウルトラスティック スーパー8)に、自由雲台(QHD-43)を取り付けて撮影
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にてレタッチ後の写真になります。
一枚目撮影データ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:160 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:評価測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/40秒 露出補正:0
二枚目撮影データ
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測光モード:評価測光
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/100秒 露出補正:0
苔むした壁と老木 景色の撮影
苔むした壁と老木とを撮影したフォトグラフィーです。
苔の風景写真の撮影は、EOS 6D Mark II に EF40mm F2.8 STM のパンケーキレンズにて撮影しました。
今回は、散策を兼ねた撮影でしたので、三脚よりもアクティブに行動しやすい一脚を選択しました。
一脚(ウルトラスティック スーパー8) には、自由雲台タイプの QHD-43 を取り付けて撮影しました。
この一脚と自由雲台の組み合わせは、トレッキングなどの散策をしながらの撮影では携行性に優れます。
被写体を見つけては、一脚を伸ばして自由雲台を固定してパシャリ、
そして再び散策を開始して、被写体を見つけてはパシャリ、みたいなリズムで撮影しております。
三脚よりも短時間でカメラのセッティングが出来ますので、一脚は案外使用頻度が多いです。
さて、苔の撮影ですが何気に苔は被写体として人気があったりします。
特にベテランカメラマンたちの間では、魅力ある被写体として人気があるようです。
私の場合は興味本位での苔の撮影でしたが、なるほど苔の世界は深そうですね(笑)
今後は、更に苔むした被写体を求めて撮影に出かけてみたくなりました。
苔と言えば、森や川でたくさん見かけることが出来ます。
特に、緑豊かな森林では一面苔の世界を堪能できるスポットもあるようですね。
自然を満喫しながらのトレッキングや、山登りしながらの苔の撮影は、とても楽しそうです。
苔むした景観と言えば、お寺や神社、そして庭園や自然公園、山と渓流、
など、有名な撮影スポットもあるようですので、今後の撮影計画にも苔をリストアップしてみようと思います。
ススキの撮影 風景写真の撮り方
カメラボディ:EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM | フィルター:C-PLフィルター(偏光フィルター)
ススキの撮影データ
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
一枚目:縦構図
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/1000秒 測距エリア選択モード:スポットAF
露出補正:-2/3段 ISO感度:100 ホワイトバランス:太陽光 測光方式:スポット測光
二枚目:横構図
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/1600秒 測距エリア選択モード:スポットAF
露出補正:-2/3段 ISO感度:100 ホワイトバランス:太陽光 測光方式:スポット測光
ススキ 景色の撮影
ススキのフォトグラフィーです。
近所の空き地に自生しているススキの風景写真になります。
毎年、決まった時期に必ず生えて来るススキになりますので、
中秋の名月の時期になると、みなさん刈り取ってススキを飾られています。
日本の風物詩としてススキは有名ですよね。
さて、今回のススキの撮影では、偏光フィルターを使って、空の青さを強調してみました。
使用した偏光フィルターは、ケンコートキナー製の「PRO1D plus WIDEBAND サーキュラーPL(W)」(C-PLフィルター)になります。
撮影に使用したレンズは EF40mm F2.8 STM になりますので、フィルター系は52mm径の物を付けられます。
偏光フィルターは、青い空を鮮やかな青色で撮影することが出来ます。
または、花から反射してくる光を抑えることにより、花をより鮮やかに写すことが出来るようになります。
簡単に言えば、偏光フィルターは色彩のコントラストを高めることが出来ます。
しかし、コントラストを高めて撮影をするには太陽の位置が重要になり、
曇り空などの曇天の日では、偏光フィルターの効果はあまり発揮されません。
今回撮影したススキの風景写真は、偏光フィルターによってよりコントラストの高い写真に仕上げることが出来ました。
風景写真などの景色の撮影では、気象条件にもよりますが、青い空はやはり青く撮影がしたいものです。
撮影当日の気象条件はどうにもなりませんから、天気は運要素になります。
希望の気象条件で撮影をするには、根気も必要ですね。
今日が駄目ならまた明日、今年が駄目ならまた来年と、粘り強く撮影を行うことが、ベストな一枚に繋がります。
竹林の撮影 風景写真の撮り方
竹林 景色の撮影
Bamboo forest | Landscape Photography
竹林の撮影に出かけてみました。
竹林は英語で、Bamboo forest(バンブーフォレスト)と呼ばれています。
意外と英語読みは知られていませんよね(笑)
竹林の撮影は、とある神社の境内で何気なく撮影を行いましたが、
撮影した画像をパソコンモニターで見てみると、思いの外、魅力のある被写体であることに今更、気が付きました(笑)
さっそく、webで皆さんの竹林の写真を拝見してみると、そのクオリティの高さに脱帽。
まだまだ、私の知らない原風景がたくさんあり、世界は広いですが、日本だって広いですね(笑)
さて、竹林の撮影に出かけたというよりも、神社の撮影に出かけたついでに竹林の風景を、境内で見つけたので撮影した次第です。
撮影当日は、それほど気にかけてはおりませんでしたが、帰宅して竹林の画像をチェックしてみると、
同じ竹でも色々な緑色をしていて、その緑のコントラストが美しいことに気が付きました。
竹にも色々と個性があって、竹林の撮影は魅力が一杯あるのですね(笑)
と言う訳で、次回からは竹林の景色を求めて色々と散策に出かけてみようと考えております。
できれば近場で良い竹林のある、風景写真が撮れれば良いのですけれども。
さて、撮影日はあいにくの曇り空、よくある典型的な光量不足ですね。
できればスカッとした晴天を望んでいたのですが、まあ天気は運要素もあります。
そして、竹林は縦構図で撮影しました。
高く伸びるようにして成長する竹の撮影は、縦構図が基本ですかね。
そして露出に注意しつつ空も少し構図に入れて、竹が伸びる様をダイナミックに捕えてみました。
それでも空が少し白飛びしてしまい、まだまだ露出の設定が甘いですね(笑)
曇りの日の撮影は、空の白飛びが発生しやすいので、景色の撮影はなかなか難しい所ですよね。
曇天の日でも、なんとか風景写真を良い感じで撮ることが出来ないかを模索中です。
パンパスグラスと秋の公園 景色の撮影
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
パンパスグラスと秋の公園の撮影データ
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:320 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測距エリア選択モード:ゾーンAF
絞り値:F3.5 シャッタースピード:1/3200秒 測光モード:スポット測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
パンパスグラスと秋の公園 風景写真の撮り方
Autumn park | Landscape Photography
パンパスグラスの植物撮影が、夕方前で終了したのでついでに公園内の様子も撮影してみました。
今回の様な、ありきたりな風景の撮影が一番難しかったりします。
何気ない風景を撮影する場合は、被写体はもちろん構図選びもとてもシビアになりますね。
撮影した写真を見て、秋の雰囲気を少しでも感じ取れれば、自分では合格かなと(笑)
構図の決め方としては、左手前にパンパスグラスを大きく。
そして緩やかにカーブする歩道を、遠近感をもってファインダーに収める。
さりげなく公園に設置されているベンチも入れてあるところが尚良し(笑)
遠景には赤く色づく樹木がちらほら、秋の風景を演出している。
こんな感じが今の私の撮影テクニックでは限界かなと思います(笑)
景色の撮影では、紅葉を綺麗に写すとか、山並みを壮大に写すとか、
ある程度の構図選びは決まってくるものですが、
何気ない日常の風景の撮影となると、話は違ってきますよね。
とある日常の一枚、つまり私たちの暮らしに密着するような場所での撮影は、とても難しいです。
観光スポットなどでは、ある程度の構図であったり撮り方は決まってきますが、日常の風景を切り取るのは全然違ってきますよね。
いわゆるスナップ写真、スナップショットは、私がもっとも苦手とする撮影ジャンルです(笑)
たまに街中で見かける、首からカメラをぶら下げたまま、普通に歩いてどこかへ向かっている方達です。
彼ら、彼女らこそが、スナップ写真を愛する写真家達です。 日常を写真で巧みに表現できる凄腕カメラマンです。
何気ない日常を瞬間的に切り取る、感じるままにシャッターを切る、そんな撮影スタイルですよね。
私の場合は被写体を見つけて、どう撮ろうかと言うアプローチばかりの撮影スタイルですので、
日常の瞬間を切り取るような街中スナップは、とてもハードルが高いです(笑)
それでも苦手な「街中スナップ」の撮影ジャンルも、少しずつ克服しなければと思います。
青空の撮影 風景写真の撮り方
EOS 6D Mark II に EF40mm F2.8 STM にて撮影
青空の撮影データ
撮影モード:マニュアル露出 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/250秒 測距エリア選択モード:ゾーンAF
露出補正:0 ISO感度:100 ホワイトバランス:太陽光 測光方式:スポット測光
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
青空 景色の撮影
Blue sky | Landscape Photography
EF40mm F2.8 STM に PLフィルター を付けて、撮影してみた青空の作例写真です。
青空と言うよりは、日没直後のマジックアワーの撮影の試し撮りを行った感じです。
マジックアワーとは、日の出の直前、または日の入り直後の十分間ほどの、焼けるようなオレンジ色の空の様子のことを言います。
当日の気象条件が整えば、藍色と橙色とがミックスされたような、金色に輝く荘厳な景色の撮影が出来ます。
と言う訳で、さっそく空の撮影の予行練習をしておこうと思い立ったわけです。
そして、C-PLフィルター(偏光フィルター)を使って、更に空のコントラストを高める風景撮影の練習です。
さて、撮影時間は日の入り前になります。
当日の空の様子は、風が強くて雲が面白いように流されていました。
このような雲の形は、「巻雲」(すじ雲)と呼ばれているようです。
雲の形も、色々と調べてみると、種類が沢山あるようですので、
季節特有の雲の形を撮影して、写真をコレクションをするのもとても興味深いですね。
さて、C-PLフィルター(偏光フィルター)を使った空の撮影でしたので、
空の青さが一段と引き立って、藍色から水色のグラデーションがなんとなく写せたのは収穫でした。
また、写真の下の一部にマジックアワー特有のオレンジ色が出てきたのですが、
街並みや電線などの背景と被り過ぎていたので、あえなくトリミングしてカットしました。
それでもマジックアワーの撮影の試し撮りにはなりましたので、次回はもう少し撮影場所を選んでリトライ予定です。
さて、マジックアワーの撮影モードの選択ですが、やはりマニュアル撮影モードが一番扱いやすく思います。
通常は、景色の撮影ではマニュアル撮影はあまりしないと思いますが、
朝焼けや夕焼けのような明暗がはっきり分かれる撮影では、マニュアルモードが威力を発揮します。
マニュアル露出の撮影方法としては、まずは絞りを希望する値に設定します。
次にシャッタースピードを調整しながら、撮影した画像を確認しつつ、丁度良い明るさで撮影がされているかを見比べていきます。
撮影した画像の中で、希望する露出(明るさ)の写真が分かれば、そのシャッタースピードが丁度良いということになる訳です。
シャッタースピードが決まれば、あとは絞りやシャッタースピードを微調整しつつ被写体をじっくり撮影していくこととなります。
また、ISO感度はなるべく低くし(画質優先)、ホワイトバランスは太陽光、測光モードは好みで宜しいかと思います。
さあ、新たなマジックアワーや雲の風景写真の撮り方のジャンルが切り拓かれたということで、今回のレポートはおしまい。 次回へ続く・・・
月の撮影 風景写真の撮り方
天体撮影 月の景色の撮影
月を撮影したフォトグラフです。
撮影は、EOS Kissシリーズ に 望遠ズームレンズ EF55-200mm F4.5-5.6 II USM 焦点距離 200mm にて撮影しました。
35mm換算で、実際の焦点距離は、320mmほどになります。
焦点距離が320mmだとしても、月は小さくしか写りませんので、
フォトショップなどの加工ソフトで大きくトリミングをしなければ、写真のような画角に月は収まりません。
月の色味と輪郭は、色々と加工しております。
撮影は、マニュアルモードで撮影しました。
月の撮影のコツは、月の表面が明るすぎず暗すぎず、その中間位の露出がベストですね。
月の表面が明るすぎると、月の画像がまず白飛びしますのでご注意。
少し暗め位に月の表面を撮影する方が、クレーターなどの月の表情が出やすいので、
シャッタースピードとF値を調整しつつ撮影する事をお勧めします。
ホワイトバランスは、オートと曇りなどで月の色味は大きく変わりますので、色々お試しください。
ちなみに「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」を、「APS-Cサイズ」のデジタル一眼レフカメラに装着すると、
最大で焦点距離は、480mmになります(笑)
つまり、35mm換算で、112mm-480mm 相当の、望遠ズームレンズになるという訳です。
そのような訳あって、密かに eos kiss ユーザーの中では、
「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」の交換レンズが人気があったりします(笑)
CANON純正の、フルサイズ機用のEFレンズ仕様の望遠ズームレンズが、
センサーサイズが「APS-Cサイズ」の eos kissシリーズ で人気があるという事は、
なんだか、キャノンのステップアップ作戦のような気もしますね(笑)
月と雲の撮影 風景写真の撮り方
天体撮影 月の景色の撮影
月と雲とを撮影したフォトグラフです。
撮影は、EOS Kissシリーズ に 望遠ズームレンズ EF55-200mm F4.5-5.6 II USM 焦点距離 200mm にて撮影しました。
35mm換算で、実際の焦点距離は、320mmほどになります。
焦点距離が320mmだとしても、月は小さくしか写りませんので、
フォトショップなどの加工ソフトで大きくトリミングをしなければ、写真のような画角に月は収まりません。
月の色味や構図は、トリミングなどの加工後の写真になります。
中秋の名月と、流れる雲との撮影にチャレンジしてみました。
撮影は、マニュアルモードで撮影しました。
撮影は、想像よりはるかに難易度が高くて結構苦労しました。
困難な撮影の要因は、測光、つまり露出の問題です。
月に露出を合わせておいても、かかる雲の厚さ次第で測光も露出設定も、変化が激しいのが難易度を上げました。
撮りたかった天体写真は、月にうっすらと雲がかかった情景です。
撮影方法としては、マニュアルモードに設定し、測光はスポット測光で月に合わせました。
F値は11とし、月が白飛びしない程度にシャッタースピードを設定し、
理想の雲が月にかかる瞬間にシャッターを切る感じです。
一枚一枚念入りにシャッターを切るのですが、カメラの液晶モニター上では撮影した画像が、暗すぎたり明るすぎたりした為、
パソコンの大きなモニタで実際に、撮影した画像を確認するまでは大いに不安でした(笑)
そして、月に雲のかかる丁度良い画像を何枚かピックアップして、フォトショップにて色味や構図を調整。
結果、そこそこ思い通りの天体写真が撮れたかなと思います。
残念な点は、雲が思いの外、黒く写る事ですかね。
月光と、月の黄色い発色を透過したような雲とが綺麗に写るともっと良かったのですが、
その点は、次回の課題として、また「月と雲」の撮影に挑んでみようと思います。
銅灯篭 風景写真の撮り方
カメラボディ:Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM
銅灯篭の撮影データ
※RAWファイルを「アドビ フォトショップ」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート 焦点距離:18mm
絞り値:F7.1 シャッタースピード:1/100秒 測光モード:評価測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
銅灯篭 景色の撮影
銅灯篭を撮る
東照宮に奉納されている銅灯籠を撮影しました。
徳川家康を祀る神社として東照宮は有名です。
庭園には、諸大名より奉納された銅灯篭が並び、国指定重要文化財になっています。
銅灯籠は、全48基からなり、並ぶようにして建てられた風景はとても荘厳で見応えがあります。
さて、肝心の東照宮はと言うと、人ごみによる混雑の影響の為、撮影は断念しました(笑)
さすがに観光客などで、あたりは人だらけで、どうにも構図も決まらなければ、
流石に人がひっきりなしに往来するので、撮影のタイミングも掴めない状態で、今回は撮影を見送りました。
人気の観光スポットは、人ごみを避けて撮影するのが困難なことを改めて体感しました。
それでも、ぴったり同じ構図で複数枚撮影を繰り返して、
写り込んだ人を、レイヤーを使って消していくレタッチの方法もありますが、
今回は単発での撮影でしたので、またの機会にそのような方法を使って、じっくり撮影してこようと思います。
さて、今回の銅灯篭の撮影は、建造物のジャンルか景色のジャンルかでカテゴリーに悩みましたが、
石灯籠は庭園の部類に入りますので、銅灯篭も庭園の部類として掲載しました。
さて、そんな銅灯篭ですが、歴史を感じさせる風化具合が綺麗でした。
銅が錆びていく風合いは、年月が感じられて良い被写体になりますね。
そして秩序よく綺麗に並べられた銅灯篭は、画角に収まりやすく、
構図選びの良い勉強になりますし、何より構図の只中に入れた気がして面白い物ですね。
さて、銅灯篭の撮影には標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM」を使って撮影しました。
撮影時の焦点距離は、18mmになり、もっとも広角寄りで撮影しました。
「EOS Kiss Digital N」発売当時のレンズキットで購入したとても年代物の標準ズームレンズになります。
「EOS Kiss Digital N」も「EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM」も、2020年現在、未だに現役で使用しております(笑)
なんでも大切に扱えば、物持ちが良くなる良いお手本になれそうです(笑)
それでも流石に新しい機種が欲しい所です。
メインカメラは「canon EOS 6D Mark II」で、サブ機として「EOS Kiss Digital N」を長いこと使っていますが、
そろそろサブ機も新調したいところです。
購入予定の機種としては、2020年現在、「キヤノン EOS RP RF24-240 IS USM レンズキット」が有力候補です。
「RF24-240 IS USM」のRFレンズは、広角域から望遠域まで焦点距離をカバーしてくれますので、
旅のお供のカメラとしては申し分ないのですが、「EOS 6D Mark II」と「EOS RP」の二台持ちになると、
どちらがメインカメラでどちらがサブカメラなのか、価格帯も同じくらいなので、訳が解らなくなってきそうです(笑)
二台のカメラの使い分けの案としては、「EOS 6D Mark II」は単焦点レンズのメインカメラ、
「EOS RP」はズームレンズのメインカメラとして、使って行こうと思っています。
さて、「EOS RP」をどのタイミングで買おうかな(笑)
日本庭園 景色の撮影
日本庭園の風景写真の撮り方
日本庭園で撮影した景色のフォトグラフィです。
木々は綺麗に剪定されていて、木が活き活きと、時には荒々しく育つ日本庭園は景観も美しいですね。
また、苔むした木々であったり老木は、いかにも日本の庭園文化を象徴している様で、素晴らしいです。
そんな日本庭園を散策していると、植物好きの私としては、なんだか盆栽を栽培してみたくなります(笑)
盆栽は、趣味の園芸の域を越えそうで、大変ではありますね。
日本庭園では、四季折々の景観が楽しめますので、
もっと写真の点数を増やそうと思います。
池を泳ぐ鯉なんかも定番で、見ていて飽きが来ません。
いろいろな日本の庭園の撮影がしたくなりますね。
苔むした日本庭園の写真
カメラ機種名 EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM(パンケーキレンズ)
日本庭園の撮影データ
手持ち撮影
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:640 ホワイトバランス:オート 測光モード:スポット測光
絞り値:F7.1 シャッタースピード:1/200秒 露出補正:-2/3段
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
日本庭園のフォトグラフィです。
本日の撮影では、普段は公開されていない庭園の一部がたまたま公開されていましたので、さっさく撮影に出かけました。
日本庭園と言えば、苔むした雰囲気が定番ですよね。
飛び石が絶妙なバランスをもって置かれていて、その間に生えている苔がこれまた素晴らしいですね。
樹木も綺麗に剪定されていて、これぞまさに日本の庭園の情景ですね。
撮影当日はあいにくの曇り空で、ときおり雨も降るような重たい空模様でしたので、
撮影には少し不向きな気がしましたが、飛び石や苔などが適度に雨で濡れていて、逆に撮影現場の臨場感が出た気がします。
そしてコントラストもよく樹木や苔の緑色がとても映えて写ってくれましたので、
曇り空や雨の日ならではの色合いで撮影が出来たと感じます。
日本庭園はどちらかと言うと、青空の元で管理されるわけではなく、どちらかと言うと半日陰が似合いますよね。
そこがアメリカの様に、青空の元、綺麗に刈られた青々とした芝生の庭との大きな違いでもありますよね。
また、英国の庭は、曇り空の似合うローズガーデンなどの花が印象的な庭が多いです。
このように世界によって庭のコンセプトは違いますが、庭を愛する気持ちは万国共通ですね。
夕陽の撮影
カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital N | レンズ:EF-S60mm F2.8マクロ USM
夕陽の写真の撮影データ
三脚と、リモートスイッチ RS-60E3 にて撮影
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート 測光モード:評価測光
絞り値:F13 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:0
※JPEGファイルを「Adobe フォトショップ」にて編集後の写真になります。
夕陽と街並み 景色の撮影
夕陽の写真を撮影したフォトグラフです。
さて、この夕陽の写真は初めてデジタル一眼レフカメラで撮影した夕陽になります。
撮影に使ったカメラは「Canon EOS Kiss Digital N」、そしてレンズの組み合わせは「EF-S60mm F2.8マクロ USM」になります。
デジタル一眼レフカメラを片手に、夕陽の撮影を行う事は、誰もが通る道だと思います(笑)
そして夕陽の撮影は意外に難しく、綺麗に丸く太陽を撮れないなんて事も多いです。
さて、この夕陽の写真はまだカメラ操作も完璧ではないカメラ初心者の頃に、初めて撮った夕陽という事もあって、
非常に思い出深い一枚になります。
今思い返せばマニュアル撮影で夕陽の撮影を行った方がベターな気がしますが、
当時は絞り優先AEや、シャッター優先モードなどを色々試しながら必死にあーでもないこーでもないと、撮影していた気がします(笑)
そのような事もあって、この一枚は印象に残っている訳です。
さて、この夕陽の写真はそれほど絵になる訳ではありませんね。
太陽の形も良いとは言えませんし、雲の雰囲気もそれほど印象的であるとは言えません。
そもそも街並みもシルエットで表現したかったのですが、
電線やアンテナだけが見える有様ですね(笑)
まあ、夕日の撮影は、前提として撮影計画が大事です。
夕陽の撮影にチャレンジした方なら分かるかと思いますが、夕日が沈むスピードは思いの外早いです。
その為、撮影に手間取らない為にも撮影方法はあらかじめ決めておく必要が有ります。
撮影モードはマニュアル撮影モードに設定して、まずは絞りをF10あたりに決めておき、
あとはシャッタースピードを調整しながら露出をコントロールして夕陽の撮影を行うやり方が一番無難です。
撮影の方法が分かったところで、後は撮影を行う場所選びなのですが、これが思いの外大変だったりします。
山に沈む夕日、海に沈む夕日、街並みに沈む夕日、都会に沈む夕日、色々あって迷いますね(笑)
さて、筆者もそんな夕日を求めて今一度、サンセットの撮影にチャレンジしてみようと思います(笑)