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カメラ機材と必要なカメラ用品
必要なカメラ機材を揃える
カメラ用品は種類が豊富
デジタル一眼レフカメラは、コンパクトデジタルカメラ、通称コンデジとは違ってカメラボディを購入するだけでは写真撮影は出来ません。
カメラボディとは別に、専用の交換レンズを用意する必要が有ります。
また、内臓ストロボが付いていない機種では、ストロボを別途購入する必要が有ります。
そして取り敢えず撮影をすることが出来るカメラ道具が一式揃ったとしても、
カメラを収納するカメラリュックであったりカメラバッグなどのカメラ用品も必要になります。
また、カメラを保管しておくドライボックスや、カメラやレンズの手入れをするレンズクリーナーなどの、
メンテナンス用品も欠かせません。
と言うことで、このページではカメラ機材やカメラ用品のご紹介を掲載しております。
カメラ機材は初心者にとっては種類が豊富で、希望する商品を選ぶだけでも大変ですよね。
カメラの取り扱いだけでも大変なのに、どのカメラアクセサリーが自分には合っているかまでは、
手探り状態で解らないことだろうと思います。
さて、このページでは、初めてフルサイズ機を購入したのを機に、
初心に戻ってカメラ機材選びを、種類ごとにご紹介していこうと考えております。
皆さんのカメラライフの一助に慣れれば幸いです。
それでは早速、カメラ用品の深い迷宮へ参りましょう(笑)
目次
カメラボディ
交換レンズ
外付けストロボ
目次
三脚と一脚
リモートスイッチ
メモリー
カメラ用品
Canon EOS 6D Mark II
フルサイズ機を初めて購入
管理人が初めて購入したフルサイズ機は、Canon EOS 6D Mark II(EOS6DMK2)です。
私が初めて購入したデジタル一眼レフカメラは、APS-Cサイズ機の Canon EOS Kiss Digital N になります。
カメラ経験をそこから数年費やし、いよいよ念願のフルサイズ機の購入に至りました。
フルサイズ機にステップアップするまでは、色々と葛藤もありましたが、
Canon EOS 6D Mark II の魅力に惹かれて購入するに至りました。
その為、所有していたEF-Sマウントのレンズ群はフルサイズ機では使えなくなりますので、
EF-Sマウントのレンズ資産は、Canon EOS Kiss Digital N にて使い続ける予定です。
さて、フルサイズ機の Canon EOS 6D Mark II の購入にあたり、
EFマウントのレンズは一本も所有しておりませんので、
カメラボディと同時にマクロレンズの EF100mm F2.8Lマクロ IS USM と、
パンケーキレンズの EF40mm F2.8 STM を購入しました。
カメラバッテリーや、SDカード、カメラモニタの保護フィルム等は割愛しますが、
とりあえず、カメラボディと二本の交換レンズを購入しましたので、これで写真撮影を始められます。
次は、旧デジタル一眼レフカメラのご紹介に移ります。
Canon EOS Kiss Digital N
キヤノン EOS Kiss Digital N は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ
管理人が初めて購入したデジタル一眼レフカメラは、 Canon EOS Kiss Digital Nです。
初めて購入したデジタル一眼レフカメラ、APS-Cサイズ機の Canon EOS Kiss Digital N になります。
当時はデジタル一眼レフカメラの全盛期で、EOS Kiss のCMも話題になっていた頃です。
初めは、カメラに関して右も左も訳が解らず、取り敢えずは店員さんのお勧めで、
標準ズームレンズと望遠ズームレンズが、カメラボディとセットになっていたダブルズームキットを購入しました。
記憶では確か15万円くらいだったと思います。
そこから私のカメラライフは始まりました。
やがて、花の撮影に興味が膨らみまして、
マクロレンズの購入に至りました。
そうして、念願のフルサイズ機へとステップアップをした次第です。
マクロレンズ
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
マクロレンズは、花や昆虫のマクロ撮影が出来るレンズになります。
「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」のマクロレンズの焦点距離は、100mmになりますので、
中望遠域の単焦点マクロレンズになります。
マクロレンズの描写力に魅了されてしまうと、もはや他の交換レンズでは満足いかなくなる程に、高品質で魅力あるレンズになります。
色々なレンズを試してはまた試す、レンズ沼にはまってしまう前に、単焦点マクロレンズに助けを求める事が大事です(笑)
マクロレンズの一番の特徴は、被写体にグッと近づいて寄って接写、撮影ができるレンズになります。
特に抜粋される撮影の方法としては、花に近づいて撮影をしたり、
はたまた小さな昆虫を大きく撮影したりと、マクロレンズの描写能力は専門レンズだけあって、群を抜きます。
そして、マクロレンズの特徴として忘れてはいけないのが、一般的なマクロレンズは単焦点レンズだという事です。
美しいボケ具合も、単焦点マクロレンズの最大の売りでもあります。
もちろん風景などの景色の撮影においても、中望遠域の単焦点レンズとしての焦点距離を活かした撮影が楽しめます。
簡単に言えば、単焦点マクロレンズは、単焦点レンズに接写機能をも付加したレンズであるとも言えます。
単焦点マクロレンズは、あなたの見ている世界を変える程の、情景を切り取ってくれる事でしょう(笑)
パンケーキレンズ
Canon EF40mm F2.8 STM
パンケーキレンズは、薄型軽量でお散歩カメラに丁度良いレンズになります。
この愛くるしい形をしたレンズをご存知ですか?
ずんぐりむっくりと言うか、カメラボディとレンズとの、サイズのアンバランス感がたまらないですよね?
レンズの長さが短く、極端に薄いサイズの、このレンズは、通称「パンケーキレンズ」と呼ばれております。
ネーミングの由来は「見た目がパンケーキに近い」そのものだそうです(笑)
パンケーキのように薄くて軽くて実に可愛らしいレンズですね(笑)
ちなみに英語では、「Pancake Lens」 外国でもそのままのネーミングで通じます(笑)
最近流行りのカメラ女子は、特にこのレンズが大好物だとか・・・
管理人は、男の子ですが、カメラ男子だってパンケーキレンズ愛好家もいるのですよ(笑)
さてさて・・・(笑)、「パンケーキレンズ」は薄くて軽い、単焦点レンズになります。
とても頼りなさげな交換レンズに見えますが、単焦点レンズだけあって、中々の描写力、描画性能を兼ね備えている侮れないレンズになります。
カメラ初心者も、カメラ女子も、ハイアマチュアカメラマンさえも魅了するパンケーキレンズ。
軽くて持ち運びにも便利で携帯性に優れる、そのうえ写りも良し・・・そんなパンケーキレンズをもって、明日は撮影に出かけよう(笑)
外付けストロボ
外付けストロボ 使い方
スピードライト430EX III-RTは、バウンス撮影が出来るストロボの定番です。
「外付けストロボ」は、通称「クリップオンストロボ」と呼ばれております。
「外付けフラッシュ」でも、言葉は通じますが、キャノン製品で言うならば、「スピードライト」と呼ぶのが一般的になります。
「スピードライト430EX III-RT」は、キャノン製のクリップオンストロボになります。
ガイドナンバー43ですので、内蔵ストロボに比べ、明るさに断然違いが出ます。
ガイドナンバー÷F値(絞り値)=発光距離(メートル)と言った具合に、計算でその光量を理解する事は出来ますが、
はっきり言って、実感を伴わないですよね(笑)
具体例として、「EOS Kiss X9i」の内臓ストロボのガイドナンバーは、約12になります。
比較して、「スピードライト430EX III-RT」のガイドナンバーは43になりますので、
その光量の違いは一目瞭然ですよね。
このように、外部ストロボは、内臓ストロボに比べ、型番にもよりますが、桁違いな光量を放つことが出来ます。
また、「スピードライト430EX III-RT」では、「バウンス撮影」を行うことが出来ます。
発光部が上90度、左150度、右180度に幅広くバウンス可能になりますので、色々な撮影環境下でもバウンス撮影が可能になります。
ところでバウンス撮影って何? と、思われる方もおられると思いますので、簡単に解説する事にします。
被写体の撮影時、特に製品であったり商品の撮影は、室内で行われる事が多いですね。
撮影環境が、室内の場合、内臓ストロボを使って撮影する事が多いかと思います。
そして、ストロボの光が、商品に直接ストレートに当たると、大抵は被写体が光を反射してしまいますよね?
または、不要な影が背景に写り込んでしまったりと、内臓ストロボの悪い部分の影響が出てしまう事が多々あります。
そこで、バウンス撮影の出番になる訳です。
バウンス撮影では、直接被写体にストロボの光を当てるのでは無く、
天井や壁に、ストロボの光を反射させて、間接的に被写体に光を当てる撮影方法になります。
また、天井や壁面から反射してくるストロボの光は、範囲も広くなりますので、
ほぼ部屋の空間全体が、瞬間的に明るくなり、自然な明るさを持って被写体を撮影する事が出来るという訳です。
その上、ストロボの光を被写体に間接的に当てる事により、背景に影が映り込む事もほぼ、軽減されます。
このように、バウンス撮影は、室内でのストロボ撮影には必須ともいえる撮影方法になります。
「スピードライト430EX III-RT」は、ミドル級のスピードライトに属しますが、
エントリークラスの「スピードライト270EX II」も、キャノンではラインナップされております。
「スピードライト270EX II」は、左右方向にはストロボの光を向けられませんが、
上方向には段階的に調整が出来ますので、上方向のバウンス撮影が出来ます。
ご希望の撮影スタイルに合った、「外付けフラッシュ」が見つかると良いですね。
内蔵キャッチライトパネル
スピードライト430EX III-RTには、キャッチライトパネルが内蔵されております。
キャッチライトパネルの使い方は、本体よりキャッチライトパネルを引き出すのみで、使用する事が出来ます。
ポートレートなどのバウンス撮影では、キャッチライトパネルにストロボの光を反射させることによって、
光が被写体の目に写り込み、瞳に小さな白い輝きを写し込むことが出来ます。
眼に写り込んだ白い小さな光は、人物の表情を、生き生きとさせる効果があります。
キャッチライトパネルは、薄いペラペラのシート状になっておりますので、
折れたり破損しないよう取り扱いは、易しく行いましょう(笑)
内蔵ワイドパネル
スピードライト430EX III-RTには、透過性のあるワイドパネルが内蔵されております。
ワイドパネルの使い方は、キャッチライトパネルと同様に本体より引き出すのみで使用できます。
内蔵ワイドパネルは、ストロボの光を広範囲に照射させる効果があります。
画角全体に光を照射させることが出来ますので、周辺部の落ち込みを防ぐことができます。
つまり、画角の四隅にまで十分に、ストロボの光が上手く広がらない場合などに、利用する感じです。
特に広角レンズでの撮影時に於いて、ストロボの光が広範囲に届かない場合に利用すると、
ワイドパネルの効果が実感しやすいと思います。
また、ワイドパネルはストロボの光を柔らかくする効果にも期待が出来ます。
スピードライト430EX III-RT 付属品
スピードライト430EX III-RT には、ストロボ本体収納ケース、ストロボスタンド、カラーフィルターSCF-E2、バウンスアダプターSBA-E2、
カラーフィルター と バウンスアダプター と スタンド とを収納できる小袋、などが付属されています。
ストロボ本体収納ケースには、ストロボがぴったりと収まる仕様になっており、埃や傷からストロボ本体を守れます。
ストロボスタンドを装着すれば、ストロボが自立しますので、電波通信ワイヤレス撮影の際に便利です。
カラーフィルターとバウンスアダプター、ストロボスタンドは、付属の収納袋に入れる事が出来ますので、携帯時に便利ですね。
また、単3形アル力リ乾電池は付属されておりませんので、別途 4本 用意する必要があります。
ストロボは、使わない時にはカメラ専用ドライボックスなどに、カメラ本体と共に保管するようにした方がベターです。
カラーフィルターSCF-E2
カラーフィルターSCF-E2の使い方は、ストロボ本体の発光部に装着して使用します。
白熱電球照明下の撮影においては、カラーフィルターSCF-E2を使うと、
背景と被写体の色味を近づけ、自然な色合いで撮影できるようになります。
要するに、撮影環境の色温度に、ストロボの光を合わせるイメージになります。
白熱電球照明は、蛍光灯やLEDと違って、温かみのあるオレンジ系の種類が多いですね。
ホテルのロビーなどは、暖色系の照明が多いので、色温度のニュアンスとしてはそんな感じです。
オレンジ系の照明下で、ストロボをノーマルで発光させると、当然白色のストロボ効果が出ます。
部屋がオレンジ系の照明を使用している場合、電球のオレンジと、ストロボの白が、それぞれ主張しあってしまい、
ストロボの当たった被写体と、背景との色味の組み合わせが不自然な感じに仕上がってしまう場合があります。
そこでカラーフィルターSCF-E2を使うと、ストロボの光をオレンジ系に変える効果がありますので、
白熱電球照明と、ストロボの光を同調させることが出来るという訳です。
白熱電球照明下での室内撮影において、ストロボの白色が強く出てしまっている場合は、
カラーフィルターSCF-E2を利用すると、色味を違和感なく自然な色合いでまとめる効果に期待が出来ます。
また、ストロボの発光を温かみのある色に変化させることを目的として、
暖色系のストロボとして利用する事も出来ます。
カラーフィルターSCF-E2を利用して撮影する際に、カメラ本体のホワイトバランスの選択も気になるところです。
カラーフィルターを使わずに、ノーマルのストロボとホワイトバランスの調整のみでも仕上がり写真の色温度は大きく変える事も出来ます。
まずは、撮影時の環境に合わせたホワイトバランスを選んで撮影する事がベターです。
カメラ本体には撮影環境に合わせたホワイトバランスを設定し、
SCF-E2を取り付けたストロボの光はあくまで補助的なカラーフィルターとして利用する形が望ましいです。
ホワイトバランスで適正な色温度を設定し、その上にストロボのカラーを加えるニュアンスです。
カラーフィルターSCF-E2は、温かみのある色を写真に加える事が出来ますので、
色々な方法で試し撮りをするのも新たな発見があったりして面白い物ですよ(笑)
バウンスアダプターSBA-E2
バウンスアダプターSBA-E2は、ストロボの光を広く拡散させ、柔らかい光に変える効果があります。
特に、フードフォトグラフィから商品の撮影と言った、室内での近距離撮影では使い所が多くなります。
要するに、マクロレンズを用いた撮影では特に効果を発揮しやすいアダプターになります。
バウンスアダプターSBA-E2の使い方は、写真のように、ストロボ本体の発光部に装着して使用します。
バウンス撮影時において、天井にストロボの光を反射させる撮影方法は有効ですが、
ポートレート撮影では、首に影が映り込んでしまったり、
商品の撮影では、商品の形状によっては製品に、意図しない影が映り込んでしまう場合があります。
そのような場合は、バウンスアダプターSBA-E2を使って、広い範囲に柔らかい光を拡散させるようにします。
アダプターを使用しないままの、天井のみのバウンス撮影では、天井からの光の反射は、必然的に上方向からの光の効果が強くなりますので、
天井方向以外からの光の直射や反射を加える事によって、より自然なストロボ効果に期待が出来るようになります。
また、バウンスアダプターSBA-E2は、ストロボの光を和らげる効果がありますので、
やわらかいストロボの光を被写体に当てる事が出来ます。
ノーマルにバウンス撮影を行っても、ストロボ光のコントロールが難しい場合には、
バウンスアダプターSBA-E2を使用して、ストロボの発光具合を調整してみる事が有効です。
充電池 単3形 充電式エボルタ
ストロボの電池にオススメです。
外付けストロボの交換電池はエボルタ推奨です。
フードフォトグラフィーや、ドリンクフォトグラフィーなどで、室内でバウンス撮影することが多い為、
「スピードライト430EX III-RT」で使う「単3形アルカリ乾電池」の消耗は悩みの種でした。
発光回数が増えて来ると、電池のパワーがみるみる無くなってしまうこともあり、困っておりました。
そんなある日、ベテランカメラマンさんからエボルタが使いやすくておすすめですよと教えていただき早速試してみました。
私が購入したタイプは、「単3形 充電式エボルタ 4本付充電器セット」になります。
「単3形 充電式エボルタ 4本付急速充電器セット」の急速タイプとで悩んだのですが、
撮影前に前もって充電しておけば急速である必要は無いので、節約して通常タイプを選択しました。
また、充電池の種類も色々ありまして、私は緑色のラインが入ったオールラウンドタイプの「充電式エボルタ スタンダードモデル」を購入しました。
オレンジ色のラインが入った「充電式エボルタ お手軽モデル」は、少しパワー不足かもしれなかったので見送りました。
また、カメラ本体やストロボ向けのハイエンドモデルで「eneloop pro」という充電池もありましたが、
少し高価でしたので、取り敢えずは「充電式エボルタ スタンダードモデル」で試してみようと考えました。
と言う訳で、早速「単3形 充電式エボルタ スタンダードモデル」をフル充電して「スピードライト430EX III-RT」に単3形を四本セット。
そしてストロボを発光させながら料理撮影を行ってみました。
結果、全然問題なくパシャパシャ撮影が行えました(笑)
発光回数を重ねるうちに、流石に段々パワーが落ちていくのかとも思いましたが、なかなかの粘り腰があって、
ストロボのチャージまでの時間もそれほどかからずストレスなく撮影が行えました。
購入したばかりでしたので、使っているうちに段々とパワーは弱くなってくるのかなとも思いましたが、
なかなかどうして使い始めてから一年後でもそれほどの劣化は感じられません。(使用頻度にもよって変わるとは思いますが・・・)
私の使用感は「スピードライト430EX III-RT」での体験談になりますので、その他のストロボでも同じだとは言えませんが、
ガイドナンバー43程度のクリップオンストロボでは「充電式エボルタ スタンダードモデル」は、問題なく使えました。
私が考えるに、恐らくハイエンドモデルの「eneloop pro」ならば、更にパワーの持続力があるのだと思いますが、
私の撮影スタイルでは「充電式エボルタ スタンダードモデル」がジャストフィットしました。
三脚 ベルボン EX-640 N
ベルボンの三脚はバリエーションが豊富
三脚を使った撮影にもチャレンジしてみよう。
それでは、三脚について解説していこうと思います。
まず三脚を有効利用するには、別途リモートスイッチが必須になります。
なぜならば、デジタル一眼レフカメラを三脚に固定したら、シャッターはリモートスイッチで切る事になる為です。
わざわざデジタル一眼レフカメラを三脚に固定したのに、カメラ本体のシャッターボタンを使って撮影をする事は無意味です。
なぜなら、カメラ本体のシャッターボタンを押して撮影を行うと、ボタンを押し込んだ際に手振れの可能性が出てしまいます。
せっかく三脚を使って撮影を行うのに、手振れが起きてしまっては元も子もないですよね。
または、カメラ本体のタイマー機能を使って撮影を行えば、シャッターボタンを押して撮影を行ったとしても手振れの心配は無くなります。
しかし、シャッターボタンを押し込んだ際に、カメラをしっかりと三脚に固定していなかった為に、カメラのアングルがずれて変わってしまう事もあり得ます。
以上のように、三脚を用いた撮影では、リモートスイッチは無くてはならない物だという事です。
リモートスイッチは、安価なカメラアクセサリーになりますので、三脚を購入する際には一緒に、購入する事をおすすめします。
さて、三脚は色々なメーカーの物があり、値段も高額な三脚から安価な三脚まで沢山の種類があります。
初めて三脚を購入する際に、種類が豊富にありすぎて、自分にはどのような種類のタイプがあっているのか?
または、どれくらいの価格帯の物をチョイスすればよいのか?
筆者も初めて三脚を購入した時は、種類が豊富すぎて三脚選びに大いに迷った記憶があります。
まあ、取り敢えずはコストパフォーマンスに優れたベルボン製のファミリー三脚シリーズをおススメします。
筆者は、「EX-640 N」と言う4段タイプの物を所有しています。
ファミリー三脚シリーズは、ちょっとしたファミリーレジャーにはぴったりな三脚になります。
軽量性を重視した設計になり、操作性にも優れていますので、三脚初心者の方でも手軽に扱う事が出来ます。
家族の記念写真であったり、レジャーに出かけた際に景色の写真を撮影したり、取り敢えずは普通に三脚としての機能を発揮してくれます。
まずは、入門的なレベルの三脚を購入して、実際に扱ってみる事が大事です。
初めから高価なタイプの三脚は必要はないと考えます。
デジタル一眼レフカメラの操作に慣れてきて、後は自分が好む撮影方法であったり、被写体が定まってきた段階で、
それらの撮影用途に合った三脚を探し求めていけば良いと思います。
また、グレードが上がった高価な部類の三脚には、雲台取付ネジが付いていて、雲台を交換できるタイプの三脚もあります。
筆者は、撮影スタイルに合わせて、一脚や三脚、または組み合わせる雲台などを使い分けて撮影を行っております。
トレッキング中に撮影を行うのであれば、一脚が大変便利な場合もありますし、
構図をしっかり決めて、後は太陽の位置であったり風が止むのを待って撮影を行うのであれば、
三脚とリモートスイッチは必須になります。
また、カメラのアングルを頻繁に調整しながら撮影を行う場合は、3Way雲台よりも自由雲台の方が便利なこともあります。
このように、雲台取付ネジが付いているタイプの三脚や一脚は、さらに雲台との組み合わせでバリエーションが広がります。
その組み合わせのバリエーション次第で、まさに小宇宙のように無限大に撮影の可能性を広げてくれます。
しかし、撮影スタイルに合わせて三脚や雲台選びにも凝りだすと、もはやカメラボディなんだか交換レンズなんだか、
カメラに対する投資の対象が、どこへ向かおうとしているのか段々とぼやけてきてしまう事もありますので注意が必要です(笑)
ベルボン(株)はハクバ写真産業(株)に事業譲渡されました。
ベルボンは、2020年8月にハクバ写真産業に事業譲渡されましたので、それ以降はハクバ写真産業製の商品となっています。
三脚の老舗ブランドであるベルボンが、まさかの展開になりニュースにすこし驚きましたよね(笑)
ちなみに譲渡以降でも、Velbon(ベルボン)のブランド名は残ってはいますが、製品はハクバ写真産業製となります。
とりあえずはベルボンブランドの三脚などの開発や修理のサポートも、ハクバ写真産業が引き継いでおりますので、
今後も安心して三脚が使えそうなので、暫くは様子を見ていこうと思います。
一脚 ウルトラスティック スーパー8
ウルトラスティック スーパー8 仕様
一脚は、撮影現場において携行性に優れています。
ウルトラスティック スーパー8は、ベルボン製のコンパクトタイプの一脚になります。
縮長時はわずか26cm、フルに伸ばした状態では156cmになります。
推奨積載質量は、3kgになりますので、殆どのクラスのカメラ自重をカバーできるかと思います。
別売りの雲台と組み合わせが可能ですので、自由雲台の QHD-43 が、お勧めです。
一脚の足の部分は、「ウルトラロック」というロック方式になり、脚の部分の先端を握ってひねるだけで、
全段を一気に固定、またはロックを解除することができ、取扱いがとても簡単です。
ちなみに、26cmから156cmまでの間で、自由に長さをロックする事が出来ますので、
取扱いに慣れてくると、撮影時に希望の長さで足をロックする事が簡単にできるようになります。
また、簡易的なベルトホルダーも付属されておりますので、
畳んだ状態でベルトに引っ掛けて、移動することが出来ます。
自由雲台 QHD-43 仕様
自由雲台 QHD-43は、カメラを受ける為の台座になります。
一脚の、ウルトラスティック スーパー8 に取り付けが可能です。
雲台部分は、カメラを自由な方向にスムーズに動かすことが可能です。
カメラアングルが決まり次第、雲台部分のストッパーを締め込めば、アングルを固定できます。
雲台に、カメラを取り付ける際は、雲台側面のダイヤルを回して、すばやく確実にカメラを取り付けることができます。
QHD-43 の、推奨積載質量は3kgになりますので、ウルトラスティック スーパー8 の、
推奨積載質量 3kg と同等になりますので、相性抜群です。
自由雲台のクネクネ感は、一度使えばその便利さが体感できると思います(笑)
一脚と雲台の利便性
一脚とは、一本足でカメラを支える為の撮影道具になります。
自由雲台とは、カメラアングルの調整機能を有するカメラ受け台座になります。
使い方は、一脚に自由雲台を取り付け一脚と雲台を一体化させ、自由雲台部分とカメラ本体下部とをネジで固定して使用します。
手持ち撮影では、常に手振れの可能性と隣り合わせになりますが、ひとつ足でも支えが有ると無いとでは、大違いになります。
三脚は、三本の足でカメラを手放しでも支えることが出来ますが、
一脚は、一本足で、カメラに手を添えつつ支える必要があります。
一脚の利点としては、アクティブに撮影ポイントをどんどん変えて撮影を行いやすいのが特徴です。
一般的に、三脚を用いての撮影では、撮影ポイントに三脚を展開し、予め雲台を取り付けておいたカメラを三脚にセットし、
アングルを決めて撮影、そして雲台ごとカメラを、三脚から外して三脚を畳んでの繰り返しになります。
※雲台はクイックシュータイプとして。
それに対して一脚の場合は、撮影ポイントで一脚を任意の長さに伸ばし、カメラを自由雲台にネジで固定し、
アングルを決めて撮影、そしてカメラを自由雲台から外して一脚を畳んでの繰り返しになります。
※雲台は直付け自由雲台タイプとして。
三脚との大きな違いは、撮影をするまでと、撮影後の時間の短縮が非常に大きいです。
一脚には自由雲台が予め取り付けてありますので、撮影を行いやすい長さで一脚を調整、固定し、
カメラを自由雲台に取り付け、自由雲台のストッパーでアングルを決めてしまえばすぐに撮影に挑めます。
撮影後はカメラを自由雲台から外して、一脚を畳んでしまえばすぐに次の撮影ポイントに移動が出来ます。
※カメラを一脚に固定したままでの移動は、転倒などの思わぬトラブルの原因にもなりえますのででご注意。
三脚の場合は、三本足を広げて足場をガッチリ固定し、リモートスイッチを使って撮影を行う事が出来ますが、
三本の支点がふらつかない様に、しっかりバランスを取らなければなりません。
対して一脚の場合は、手をカメラ本体に添えないと自立はしませんが、撮影に取り掛かるまでの工程と時間とを大いに軽減してくれます。
その上、畳むのも簡単で手間がかかりません。
しかし、リモートスイッチを使いつつ手放しで撮影が出来ないという事は、撮影時には手振れの危険がありますので注意が必要です。
それでも撮影時間の短縮と、アクティブな撮影を楽しめるという利点はとても大きいです。
集合写真や景色などの風景写真のような、カメラアングルをきっちり決める撮影には一脚は不向きかもしれませんが、
トレッキングを楽しみながらの撮影や、植物園、動物園など、歩くことの多い撮影場所では、一脚は大いに撮影の助けになります。
管理人は、三脚よりも一脚をぶら下げて、あちらこちら歩き回って撮影をする機会の方が断然多いし楽しいですね(笑)
特に自然公園などでは、探索時間相応の撮影枚数も稼げますので、記念に残る写真を大いに残してくれます。
リモートスイッチ RS-80N3 と RS-60E3
リモートスイッチ 使い方
三脚を使った撮影ではリモートスイッチは必須です。
リモートスイッチとは、カメラ本体のシャッターボタンをコントロールできる外部スイッチになります。
リモートスイッチは、通称「レリーズ」とも呼ばれ、シャッタースイッチを押し込んだままロックすることが出来る機能が備わっております。
ケーブルをカメラ本体の専用端子につなげれば、リモートスイッチ部で、半押し状態でピントを合わせたり、更に押し込んでシャッターを切ることが出来ます。
ニュアンスは、カメラ本体のシャッターボタンの機能を、リモートスイッチ側で完全に操作ができるといった具合になります。
集合写真撮影や、景色の撮影、商品の撮影、またはフードフォトグラフィなどでの、三脚を用いた撮影では必須のアイテムだと言えます。
また、シャッタースイッチを押し込んだまま、上方向にスライドさせるとシャッタースイッチを押したままの状態でロックする事ができます。
従って、長時間露光や連続撮影時には、シャッタースイッチをロックして撮影を行う事ができます。
特に、三脚を用いての撮影には必須アイテムになりますね。
カメラ本体のシャッターボタンを押すことなく、リモートスイッチ側で、
フォーカスからシャッターを切る事まで出来ますので、撮影時の手振れを大いに防ぐことに繋がります。
そして、バルブ撮影、長時間露光での撮影では、シャッタースイッチをロックする事により、手振れを心配する事無く安心して撮影に挑むことが出来ますね。
RS-80N3 は、N3タイプのリモートスイッチになりますので、EOS 6D Mark II での撮影で使用しております。
RS-60E3 は、E3タイプのリモートスイッチになりますので、EOS Kissシリーズ での撮影で使用しております。
キャノンのリモートスイッチは主に、この二つのタイプのどちらかの端子が採用されておりますので、購入の際にはカメラ本体側の適合端子をご確認ください。
SDカード
サンディスクのSDカード
SDカードはサンディスクがオススメです
デジタル一眼レフカメラを購入後、どのメーカーのSDカードを購入するかで結構悩みますよね(笑)
同時に容量はどのくらいが自分にとってベストな容量なのかもいまいちはっきりしません(笑)
私の場合は、大抵は予算に合わせていつも購入しています。
さて、SDカードは発売時期によって価格が大きく変動します。
昔は高価だった64GBのSDカードが、今ではかなり安くなって販売されているなんてことも結構あります。
そのうえ転送速度も向上しているといった具合に、SDカードは日々進化している印象があります。
その様なこともあって、SDカードの購入は何時の時代も悩みますよね(笑)
私がSDカードを購入するときは、販売価格を参考に購入することが多いです。
目安としては、大体5,000円から10,000円の間の製品を購入することが多い印象です。
漠然とですが、何時の時代もこれくらいの価格帯を目安にSDカードを決めています。
写真のSDカードは、当時の価格で確か7,000円ほどでした。
また、容量の大きなものを一枚買うより、その半分の容量を二枚購入する方が良いケースが多いですね。
例えば、128GBを一枚買うよりも、64GBを二枚買う方が融通が利くこともあります。
理由としては、SDカードは日々の取扱いや、経年劣化によってエラーになることもあります。
そのような場合に備えて、二枚のSDカードを交互に使うことによって、
一枚がエラーを起こしても二枚目のカードを使って撮影を行うことが出来るようになります。
また、一枚のカードに写真を撮り溜めるよりも、二枚のカードを交互に使って撮り溜めるようにすれば、
突然起こり得るエラーによって、撮り溜めた写真の全滅を防ぐことも出来ますので、
SDカードは、二枚用意してこまめにPCなどへ取り込むことをお勧めします。
コンパクトフラッシュ
サンディスク と トランセンド
CompactFlash CFカード
最近ではSDカードが、デジタル一眼レフカメラでもミラーレスカメラでも記録メディアとして定着しましたが、
古いカメラ機種を愛用しているユーザーは、コンパクトフラッシュが今でも現役の方も多いと思われます。
私の場合は、未だに(2021年に突入) EOS Kiss Digital N をサブ機として使用しておりますので、コンパクトフラッシュは必需品です。
ちなみに EOS Kiss Digital N で4GBのCFカードを使うと、撮れる枚数の上限が999枚以上になりますので、
凄まじい枚数の写真が記録出来ます(笑)
さて、長年使ってきた写真のサンディスクのCFカードがいよいよエラーと表示されて読み込まなくなってしまい、
トランセンドの4GB CF CARD を新たに購入しました。
ちなみにサンディスクのCFカードは、初めて読み込まなくなりました。
それでも随分長い期間、使ってきましたのでまあ消耗品だということで新たに用意しました。
残念なことに、記録していた数十枚の写真は、どうあがいてもパソコンに読み込めずに諦めました。
このようなアクシデントも起こり得ますので、写真は撮り溜めせずに細目に撮り込むようにしましょう。
さて、カメラの記録メディアはいつもサンディスク製に決めておりましたが、
流石に今現在では、4GBのコンパクトフラッシュのラインナップがされておらず、
仕方がないのでトランセンド製のコンパクトフラッシュを初めて購入しました。
トランセンドのコンパクトフラッシュは、非常に安くて助かりましたが、少し不安に思えました。
いままで一度も使ったことの無いメーカーでしたので、心配でしたが早速使ってみてひと安心。
トランセンドのコンパクトフラッシュもなかなか使い勝手が良さげでした。
購入したトランセンドのコンパクトフラッシュは、読み込みも書き込みも、処理速度はサンディスクのウルトラとほぼ同性能ですので、違和感なく使えております。
あとは耐久性ですね。どれくらい持つのかは今から体験してみようと思います。
カメラリュック
ロープロ フリップサイド400AW II マイカ/ピクセルカモ
Loweproは、カメラリュックやカメラバッグのブランドです
さて、デジタルカメラを購入するにあたり、カメラリュックやカメラバッグは必須アイテムと言えます。
特に一眼レフカメラの場合は、カメラボディ以外に交換レンズや予備バッテリー、
またはブロワーやレンズクリーナーなど、撮影に携行するアイテムも増えがちになります。
コンデジでは普段使いのバッグにすぽっと入れるだけで済みますが、
さすがにデジタル一眼レフカメラは、そのまま裸でいつものリュックやバッグに入れる訳にはいきませんね(笑)
と言う訳で、お気に入りのカメラリュックメーカーをご紹介します。
Loweproは、カメラバッグの老舗メーカーで、発祥は、アメリカ コロラド州になります。
カメラバッグのメーカーとしては、他にハクバ HAKUBA、マンフロット Manfrotto、バンガード VANGUARD、
などたくさんのメーカーがありますので、
気に入ったメーカーに出会えるといいですね(笑)
さて、私のお気に入りメーカーは何と言ってもLoweproですね。
Loweproのカメラリュックやカメラバッグは、作りがしっかりしていて、耐久性が良く長持ちしますのでお勧めです。
私はバックパックに分類されるカメラリュックと、ショルダーバッグに分類されるカメラバッグを使い分けて利用しております。
フリップサイド400AW II マイカ/ピクセルカモ は、
「300mmレンズを装着した一眼レフカメラ」と「予備レンズ4~6本」を同時に収納可能ですので、
がっつり撮影に出かける場合のリュックとして使用しております。
ノバ160AW II マイカ/ピクセルカモは、手軽なショルダーバッグになりますので、
近所に撮影に出かける時などには、こちらのカメラバッグをよく使います。
カメラバッグには、その他にウエストバッグタイプや、スリングバッグタイプ、大容量のショルダーバッグや、
ローラーの付いたキャリーバッグタイプもありますので、
自分の撮影スタイルに合ったカメラバッグを探すことも、なかなか楽しい時間を過ごせますよ(笑)
ハクバ レンズクリーナーキット30
レンズのお手入れ道具
綺麗なレンズで撮影をしよう。
HAKUBA(ハクバ)製のレンズクリーナキットになります。
写真のクリーニングキットは、クリーナー液 30ml と クリーニングペーパー 30枚 のセット商品になります。
レンズクリーナーは、水とアルコール、レンズクリーニングペーパーはパルプ100%になっております。
さて、初めてデジタル一眼レフカメラを購入する場合、レンズクリーナーも同じくそろえる事は大切です。
なぜなら、レンズの表面はとてもデリケートな部分になる為です。
例えレンズプロテクターをレンズに別途、取り付けたとしても、レンズプロテクターのガラス部分の汚れ落としでも使えます。
クリーナー液も、クリーニングペーパーも、カメラアクセサリーで有名なハクバ製になりますので、
ほぼクリーナーのシェア独占ではと言えるほど、皆さんレンズ拭きに使われているかと思います。
デジタル一眼レフカメラをご購入の際は、「レンズプロテクター」「レンズクリーナーキット」「ブロアー」「カメラバッグ」「ドライボックス」
これらの商品も別途用意することは必須であると言えます。
さて、レンズの汚れ落としに普通の鼻紙、いわゆるティッシュペーパーを使う事はお勧めできません。
市販されている一般的なティッシュペーパーでレンズを拭くと、細かい繊維が残りやすいので、
レンズの汚れは落とすことが出来たとしても、ティッシュペーパーの細かい繊維がレンズ表面に残ったり、
レンズ本体の隙間などに繊維が入り込んでしまうことも考えられます。
また、レンズクリーナキットのクリーナー液はクリーニングペーパー用である為、
その他のパルプ紙での使用は自己責任になりますので注意が必要です。
ハクバのレンズクリーナーキット30は、数百円で購入できますので、メンテナンス道具として用意することをオススメします。
また、安物のティッシュペーパーでレンズを拭くと傷が付くことがあると言われていますが、実際はどうなのでしょうね。
私は、何回かティッシュペーパーでレンズを拭いたことがありますが、目に見えるほどの傷が付いたことは無いです。
が、しかし、先程も記載したようにティッシュペーパーでレンズを拭くと、
細かい繊維が必ずと言っていいほど綺麗に拭き取れずに残りますので、そちらの細かい繊維がレンズに残る方が厄介だと思います。
それでは専用のクリーニングペーパーで拭く分にはレンズ部分に傷が付かないかと言うと、
クリーニングペーパーでも強く拭こうとすれば、それはそれで傷が付く可能性はありますよ(笑)
レンズ表面のメンテナンス、お手入れの仕方は、明るくて静かな室内で行いましょう。
明るさとは視認しやすい環境により、細かいゴミや拭きムラを残さないようにする為です。
静かさとは、ほこりが立っているような部屋ではそもそもレンズのメンテナンスにはなりません。
レンズのお手入れは、まず「ブロアー」で砂ぼこりなどの細かい汚れをレンズ本体、およびレンズ表面から念入りに飛ばします。
次にクリーニングペーパーにクリーナー液を適量染み込ませて、円を描くようにレンズの表面を拭いていきます。
その際に、くれぐれも強くこすることはしないようにします。
そもそもレンズ表面に、強くこすらなければならないような付着物が付くことはほぼあり得ないかと思います。
汚れとしては、指紋などの油汚れが多いと思います。
指紋に代表される油汚れ、または潮風などのべたつきは、クリーナー液を染み込ませたクリーニングペーパーで、
円を描くように優しく優しく拭いていれば、どんどん汚れは落ちるはずです。
また、レンズプロテクターのお手入れも、レンズのお手入れの方法と同様です。
HAKUBA(ハクバ)製のレンズクリーナキットは、レンズのメンテナンスの基本ともいえる商品になりますので、
カメラバッグに常に入れておくようにすれば、いざと言う時に役立ちますよ。
ブロアー
カメラのクリーニングアイテム ブロアー
エアーで埃を飛ばすブロワー
ブロアーは、カメラ本体やレンズ本体に付いたホコリなどのゴミをエアーで飛ばすクリーニング用品になります。
カメラのメンテナンスには、レンズクリーナーと共に必須の道具になりますので、
ブロアーもカメラ購入時には、共に用意しておくことをおススメします。
ちなみにブラシ付きのタイプもありますので、お好みでお選びください。
さて、「ブロアー」と「ブロワー」、どっちが主流の呼び方ですかね(笑)
地味にいつも悩む所ですが、話す相手にいつも合わせるようにしています(笑)
カメラ話あるあるでは、ISO感度の読み方も、「アイエスオー感度」「イソ感度」「アイソ感度」と色々ありますからね(笑)
さて、購入するにあたり、ブロアーの大きさでどれにしようか悩む場合は、大きいサイズがベターです。
サイズが大きいと、当然風量も増すので、エアーの力が大きくなり、ゴミや埃を飛ばしやすくなりますよ。
また、ブラシ付きのタイプは、ブラシで埃をササっと取り除くことも出来ますし、
ブラシ部分を外して普通のブロアーと同様の使い方も出来る優れものです。
私は、大きいサイズのブロアーひとつと、中くらいのサイズのブラシ付きブロアーを使い分けてます。
外で撮影をしていると、砂ぼこりなどがカメラ本体やレンズに付くことが多いので、
帰宅してから、ますはブロアーで大まかに砂塵を取り除いてから、
ブラシで優しく細かく、ささっと残った砂や埃を落とすイメージになります。
このようなメンテナンスは必須の習慣になりますので、カメラは常に綺麗な状態で保管するようにしましょう。
また、レンズを交換する際にも同様に、ホコリを取り除いてから行うようにすることが賢明です。
私の場合は、レンズとカメラ本体の繋ぎ部分あたりをブラシでササっと掃除してから、カメラ本体全体を徹底的にブロアーをして、
舞ったホコリが再び付かないように席を変えてから、カメラ本体よりレンズを外して、
新たに付けるレンズを手早く装着するようにしています。 そこまで神経質にならなくても良い気はしますが(笑)
特にレンズを外してから新たに交換するレンズを装着するまでの間は、ほこりを立てないように手早く交換しています。
何せカメラボディ内部や、レンズ本体のカメラとの接続部にホコリが付くと厄介ですので、
レンズ交換の前には、カメラに付いているホコリをブロアーやブラシであらかじめ取り除いておくことで、
カメラボディ内にゴミの侵入を少しでも防ぐように心掛けております。
そのような日々のメンテナンスを心掛けていても、カメラは精密機械ですので、
レンズ交換時や、撮影で使っている内に、知らないうちにカメラ内部にゴミが侵入してしまうことも大いにあります。
ブロアーではどうしても取り除けそうにない撮像素子の付着ゴミや、
ファインダー内に入り込んでしまったゴミなどは、むきになって取ろうとはせずに、プロに任せてしまうことが賢明です。
キャノンに限らずカメラメーカーでは、アフターサービスも受け付けておりますので、
カメラ内部に入り込んでしまった取り除けない微細ゴミは、メンテナンス料金が発生してしまいますが、プロに任せることが安心安全ですよ。
ハクバ ジャンボカビストッパー
ドライボックスに入れる防カビ・防湿剤・脱臭剤
カメラ機材は、梅雨時には防湿対策が必須になります。
HAKUBA(ハクバ)製の防湿剤になります。
防湿材は、「キャパティドライボックスS型クリアブラック 約20リットル」などのドライボックスに入れて使用します。
本来は、25gのカビストッパー(約20Lの容器に1個)が、20リットルのドライボックスには適していますが、
ケースの開け閉めを頻繁に行う私の場合は、一回りサイズの大きい50gのジャンボカビストッパー(約30Lの容器に1個)の方が、適している気がします。
さて、カビストッパーは前述のようにドライケース内の湿気を吸収してくれます。
湿気を吸収することにより、カビの発生を防ぐことができます。
何故、カビの発生に注意するかと言うと、交換レンズは保管場所に油断をするとレンズ内にカビが発生します。
特に梅雨時などの湿気が多い季節では、カメラ本体や交換レンズを、ドライボックスに収納せずに出しっぱなしにするのは論外です。
また、カメラバッグやカメラリュックに入れたまま、保管することもお勧めできません。
カメラ本体も交換レンズも精密機器です。 精密機器は湿気に弱いです。
そして、レンズの内部はカビが発生しやすい構造の為、湿気のコントロールはとても重要になります。
その為、カメラ機材の保管には専用のドライボックスが欠かせないということです。
ドライボックスは、カメラ機材専用の「防湿庫」に比べて、とても安価で扱いやすいカメラ機材の収納ケースになります。
私の場合は、フルサイズ機とAPS-C機とで、ドライボックスを二つ用意してカメラボディと交換レンズをそれぞれ収納しています。
カメラや交換レンズは、使用しない時には必ず、カビストッパーなどの除湿剤と共にドライボックスに保管するようにしましょう。
また、「ハクバ ジャンボカビストッパー」は、使用期限がありますので、
防湿効果が薄れてきたら、早めに新品のカビストッパーと交換するようにして、
常にドライボックス内を最適な湿度で保つようにして、カメラや交換レンズをカビから防ぐようにしましょう。