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パンケーキレンズ EF40mm F2.8 STM レビューと作例写真
パンケーキレンズとは
薄型軽量のパンケーキレンズ
この愛くるしい形をしたレンズをご存知ですか?
ずんぐりむっくりと言うか、カメラボディとレンズとの、サイズのアンバランス感がたまらないですよね?
レンズの長さが短く、極端に薄いサイズの、このレンズは、通称「パンケーキレンズ」と呼ばれております。
ネーミングの由来は「見た目がパンケーキに近い」そのものだそうです(笑)
パンケーキのように薄くて軽くて実に可愛らしいレンズですね(笑)
ちなみに英語では、「Pancake Lens」 外国でもそのままのネーミングで通じます(笑)
最近流行りのカメラ女子は、特にこのレンズが大好物だとか・・・
管理人は、男の子ですが、カメラ男子だってパンケーキレンズ愛好家もいるのですよ(笑)
さてさて・・・(笑)、「パンケーキレンズ」は薄くて軽い、単焦点レンズになります。
レンズ自体が薄くて軽い設計になりますので、カメラバッグに収納しやすく、カメラボディごと手軽に取り扱えるので、お散歩カメラとの相性抜群のレンズになります。
EF40mm F2.8 STM は、キヤノン EFマウント のパンケーキレンズになります。
焦点距離は、40mmになりますので、見た目の風景をそのまま撮影しやすいのも魅力のひとつです。
40mmの焦点距離は、標準域の50mmよりも少し広角寄りになりますので、色々なシーンにおいて、被写体を画角に入れやすいのが特徴になります。
少し頼りなさげな交換レンズに見えますが、単焦点レンズだけあって、中々の描写力、描画性能を兼ね備えている侮れないレンズになります。
このページでは、「パンケーキレンズのススメ」ということで、魅力ある「パンケーキレンズ」のご紹介やレビュー、
「EF40mm F2.8 STM」で実際に撮影したフォトグラフ、写真の作例などを掲載しております。
目次
パンケーキレンズとカメラと
パンケーキレンズ 概要
パンケーキレンズ フィルター
パンケーキレンズ メンテナンス
目次
パンケーキレンズ 作例写真
デジタル一眼レフカメラ と パンケーキレンズ
EOS 6D Mark II と EF40mm F2.8 STM
※「EF40mm F2.8 STM」は、残念ながら生産終了した商品のようなので、現時点では中古販売が主なようです。
まずはじめに、写真撮影に使用しているデジタル一眼レフカメラとパンケーキレンズのご紹介です。
フルサイズ デジタル一眼レフカメラ 「canon EOS 6D Mark II」(EOS6DMK2)に、
パンケーキレンズ 「EF40mm F2.8 STM」を付けて色々な被写体を撮影しております。
写真のように、パンケーキレンズは薄くて軽量なので、持ち運びも携帯性も抜群です。
その上中々の描画性能もありますので、何かと重宝するオススメのレンズになります。
APS-Cサイズ機の場合のパンケーキレンズ
EOS Kiss シリーズと EF-S24mm F2.8 STMは、センサーサイズが APS-Cサイズ の デジタル一眼レフカメラ と EF-S仕様のパンケーキレンズ の組み合わせになります。
管理人は、フルサイズ機のEFマウント用のパンケーキレンズを所有している為、
APS-CサイズのEF-Sマウント用の「EF-S24mm F2.8 STM」は所有してはおりませんが、参考までに掲載しておきます。
センサーサイズが APS-Cサイズ の EOS Kiss シリーズ には、
「EF-S24mm F2.8 STM」のパンケーキレンズがラインナップされております。
EF40mm F2.8 STM・キヤノンのパンケーキレンズ
EF40mm F2.8 STM 仕様
この項では、パンケーキレンズ こと EF40mm F2.8 STM のご紹介を掲載します。
EF40mm F2.8 STM は、キャノン製のパンケーキレンズになります。
センサーサイズがフルサイズ用の、EFレンズになります。
※センサーサイズが APS-C の、EOS kiss シリーズ などにも使えますが、
焦点距離は、35mm換算で、64mm相当になります。
そして、最短撮影距離は、0.3m(30cm)になります。
EF40mm F2.8 STM の特徴のひとつとして、F2.8の明るいレンズなので、シャッター速度に困る夜や暗がりなどのシーンにおいて、大いに助けになります。
EF40mm F2.8 STM 専用レンズフード
専用レンズフードは、購入時にはレンズに付属しませんので、キャノン純正 ES-52 レンズフード が別途、販売されております。
ここで、せっかくの薄いパンケーキレンズに、レンズフードは必要かどうか、巷ではこの話題でもちきり(笑)ですが、
管理人も、パンケーキレンズにフレアやゴーストを防ぐ為のフードが必要かどうか、今の所よく解りません(笑)
レンズのフィルター径は 52mm なので、52mm径のプロテクターなどのフィルターを付ける事が出来ます。
プロテクターは、レンズ先端に直接付ける事が出来ますが、フードに直接付ける事も出来ます。
と言うのも、レンズにもキャノン純正 ES-52 レンズフードにも52mm径のネジ山が切られていますので、どちらにも52mm径のアタッチメントが付けられる設計になっています。
取扱説明書によると、レンズ フード フィルター の順でも、レンズ フィルター フード の順でも、付け方の順番は問題ないようです。
EF40mm F2.8 STM 焦点距離
焦点距離は、標準域の 50mm に近い 40mm で、どちらかと言うと広角域寄りのレンズになります。
50mmの、標準域ではファインダーに収めるのが困難な被写体に於いて、ちょうど良い画角でファインダーに被写体を収めやすく感じられると思います。
標準レンズの 50mm では狭苦しく、広角域の 35mm では広すぎる、そんなあなたにもってこいのレンズになります(笑)
EF40mm F2.8 STM 価格設定
そして「EF40mm F2.8 STM」のもうひとつの売りは、価格が大変お買い得設定だという事です。
ほぼ、どのカメラ屋さんでも 20,000円以内 で買える、大変リーズナブルな単焦点レンズです。
流石に、最低でも30,000円以上はするような、高品位な単焦点レンズ群に比べれば、画質、描写力、共に見劣りはしますが、
中々如何して F2.8 の明るいレンズで有りますので、シャッタースピードを落とすことなく撮影がしやすいです。
ということは、色々な撮影環境に於いて、ISO感度をそれほど上げなくても、綺麗な画質で撮影ができるという訳です。
画質や描写力は、高品位レンズ群に比べれば見劣りはするとは言いましたが、
単焦点レンズ特有の、美しいボケ具合であったり、高品質な描写を楽しむ事はできるレベルにあります。
と言いますか、管理人としては申し分ない品質のレンズとして重宝しております(笑)
EF40mm F2.8 STM 薄型軽量レンズ
また、パンケーキレンズの大きな特徴はその薄さにあります。
「EF40mm F2.8 STM」は、直径68.2mm、厚み22.8mm、重さ約130g しかありません(笑)
EFレンズ最薄型、最軽量を実現したパンケーキレンズになります。
フルサイズ機の「EOS 6D Mark II」に「EF40mm F2.8 STM」を装着しても、本体が軽い事軽い事(笑)
持ち運びも便利で、お散歩カメラにぴったりです。
APS-C機用のパンケーキレンズ
管理人は、フルサイズ機で「EF40mm F2.8 STM」のパンケーキレンズを使って撮影しております。
その為、APS-C機用のパンケーキレンズ は、今現在所有してはおりませんが、
センサーサイズが APS-Cサイズ の、EOS Kiss シリーズ 専用のパンケーキレンズのご紹介も参考までに、掲載しておきます。
「EF-S24mm F2.8 STM」は、センサーサイズが APS-Cサイズ の、EOS Kiss シリーズ 専用のパンケーキレンズになります。
「EF-S24mm F2.8 STM」は、35mm換算で、焦点距離は38.4mmになります。
つまり、「EF40mm F2.8 STM」とほぼ同じ焦点距離になりますので、
撮影時の距離感と画角や構図のニュアンスは、ほぼ同等と言えます。
また、販売価格も「EF-S24mm F2.8 STM」と「EF40mm F2.8 STM」は、ほぼ同額設定になっておりまして、
フルサイズ機では「EF40mm F2.8 STM」、APS-Cサイズ機では「EF-S24mm F2.8 STM」のパンケーキレンズがそれぞれラインナップされています。
以上が、パンケーキレンズこと「EF40mm F2.8 STM」のご紹介になります。
カメラ初心者も、カメラ女子も、ハイアマチュアカメラマンさえも魅了するパンケーキレンズ。
軽くて持ち運びにも便利で、そのうえ写りも良し・・・そんなパンケーキレンズをもって、明日は撮影に出かけよう(笑)
EF40mm F2.8 STM 最短撮影距離
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
マーガレットの花を最短撮影距離にて撮影した写真です。
EF40mm F2.8 STM を使用して最短撮影距離(30cm)で撮影
撮影モード:絞り優先AE 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/800
露出補正:-1 1/3段 ISO感度:125 ホワイトバランス:太陽光 測光方式:スポット測光
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
最短撮影距離で撮影した作例写真
EF40mm F2.8 STM で撮影した最短撮影距離の作例写真です。
絞り値をF4.5にて設定しておりますので、ボケ具合も良い具合で表現出来ました。
焦点距離が40mmで、少し広角域寄りのレンズですが、被写体にここまで近づいて撮影を行うと、それなりの浅い被写界深度を楽しめます。
さて、「EF40mm F2.8 STM」を用いて、被写体に最も近付いて撮影できる最短距離は「0.3m」、つまり「30cm」になります。
この「最短撮影距離」とは、被写体からカメラ本体内部のセンサー(撮像素子)までの距離を指します。
マクロレンズではお馴染みの「最短撮影距離」のお話ですが、パンケーキレンズなどにも仕様には記載されておりますので、ご参考までに。
ちなみに、カメラボディには、撮像面の位置が分かるように「撮像面マーク」が記された機種もあります。
最短距離で撮影をするという事は、ピントを合わせる事の出来る最も短い距離の事を言います。
「EF40mm F2.8 STM」の場合、被写体に近付いてピント合わせの出来る最短距離が30cmなので、
30cm以内では、いくらピントを合わせようとしてもピントが合う事は有りません。
それは、オートフォーカスだろうがマニュアルフォーカスだろうが結果は同じです。
補足として、接写をする為にレンズの最短撮影距離を確認したい場合は、ピントを合わせる事の出来る範囲内で被写体との距離を縮めて行くと、限界の最短距離が分かると思います。
そして被写体に限りなく近付いて撮影を行う訳なので、手振れには十分注意する必要が有ります。
その為、マクロ撮影を頻繁に行うマクロレンズなどには、もともと手振れ補正が付いているレンズも多いですが、
「EF40mm F2.8 STM」などのパンケーキレンズには手振れ補正機構はほぼ付いておりません。
従って、パンケーキレンズで接写を行う場合は、シャッタースピードを上げて手振れを防ぐような工夫が必要になります。
また、どうしても手振れを防ぎたい場合は三脚などを別途用意して接写を行うようにしましょう。
パンケーキレンズ レンズ保護フィルター
EF40mm F2.8 STM に レンズ保護フィルター を付ける
レンズ保護フィルターは、パンケーキレンズの表面を埃や油分から守ります。
EF40mm F2.8 STM は、径が52mmになりますので、52mm径のレンズ保護フィルターを付ける事が出来ます。
レンズ保護フィルターを付けると、砂ぼこりなどが、直接パンケーキレンズ表面に付かないようになる事はもちろん、
パンケーキレンズの表面を不意に触ってしまう際に付着する指などの油分が、パンケーキレンズ表面に直接付着する事から守ってくれます。
参考の「PRO1D プロテクター」は、レンズフィルターシリーズではお馴染みのケンコートキナー製のプロテクターになります。
コストパフォーマンスに優れ、非常に低価格で販売されておりますので、EF40mm F2.8 STM には是非、取り付ける事をおすすめします。
「PRO1D プロテクター」を取り付ける事により、EF40mm F2.8 STM のレンズ部分を直接拭く必要がなくなりますので、
EF40mm F2.8 STM のレンズ表面を、購入時のようにピカピカの状態で保つ事が出来るようになります。
また、PRO1D プロテクターは、EF40mm F2.8 STM 先端に直接付ける事が出来ますが、専用レンズフードへも直接付ける事も出来ます。
と言うのも、EF40mm F2.8 STM にもキャノン純正 ES-52 レンズフードにも52mm径のネジ山が切られていますので、どちらにも52mm径のアタッチメントが付けられる設計になっています。
取扱説明書によると、EF40mm F2.8 STM → フード → 保護フィルター の順でも、EF40mm F2.8 STM → 保護フィルター → フード の順でも、レンズフードと保護フィルターの付け方の順番はどちらでも問題ないようです。
パンケーキレンズ PLフィルター
EF40mm F2.8 STM に PLフィルター を取り付ける
PLフィルターを使うと、光の反射除去とコントラストを高めてくれます。
さて、レンズフィルターには、偏光フィルターと言うジャンルの専用フィルターがあります。
偏光フィルターは、別名PLフィルターとも呼ばれ、ガラスや水面に反射する光を抑えて撮影する事が出来たり、
青空をより青く、花の色をより鮮やかに写すことが出来るようになります。
「PRO1D plus WIDEBAND サーキュラーPL(W)」(C-PLフィルター)は、レンズフィルターシリーズではお馴染みのケンコートキナー製の偏光フィルターになります。
PLフィルターシリーズの中でも比較的低価格なラインナップになり、尚且つコストパフォーマンスにも優れていますので、
EF40mm F2.8 STM にて使用する偏光フィルターにはお勧めのフィルターになります。
EF40mm F2.8 STM は、52mm径になりますので、フィルター径も52mm径の製品を使用します。
C-PLフィルター 偏光フィルター作例写真
PLフィルターは、空をより青く写せます。
さて、PLフィルターを使って実際に撮影した作例写真を掲載します。
今回の作例写真は、青空をより青く写すことがテーマになります。
C-PLフィルターは、作例写真でも解るように、青空をより青く写すことが出来るようになります。
また、桜の花から反射してくる光を抑える事により、花をより鮮やかに写すことが出来るようになります。
このように景色の撮影では偏光フィルターは、とても役立つレンズフィルターになります。
そんなPLフィルターですが、使い方にはちょっとしたコツがあります。
まず第一に、太陽光が眩しく思えるような快晴の日は、コントラストの効果が強く表れやすくなります。
曇天の日であったり雨降りの日では、コントラストの効果はほとんど現れません。
コントラストの効果を得る為には、昇っている太陽に対して90°、直角の方向にカメラを構える事で、最も効果が強く表れるようになります。
補足しますと、カメラの上部(ホットシュー面)の真上の方向に太陽がある場合が、もっともPLフィルターのコントラストの効果が出やすくなるという事です。
また、光の反射を抑えて撮影する場合は、反射を取り除きたい面に対し、30度から40度の位置でカメラを構えると、もっとも光の反射を取り除けるようになります。
例えば水面の光の反射を抑えて撮影したい場合は、水面に対して斜め30度から40度の位置でカメラを構えると、反射を抑える効果が表れやすくなります。
以上のように、偏光フィルターを使って撮影を行う場合は、上記のような条件を考慮して撮影を行う必要があります。
コントラストを高めて撮影を行うには太陽の位置が、反射を抑えて撮影を行うには反射面の角度が、それぞれ重要になります。
それらの条件を考慮して撮影を行えば、PLフィルターの効果を高めて撮影を行えます。
とくにパンケーキレンズを使って撮影をする景色の撮影に向いているフィルターになりますので、
EF40mm F2.8 STM での景色の撮影には、ケンコートキナー製の偏光フィルター「C-PLフィルター」をおすすめします。
パンケーキレンズのお手入れの仕方
パンケーキレンズのレンズクリーナーキット
レンズクリーナーキットでレンズの汚れ落とし
ハクバのレンズクリーナーキット30は、パンケーキレンズなどのレンズ表面に付いた油汚れなどを綺麗にメンテナンスすることが出来ます。
写真のクリーニングキットは、クリーナー液 30ml と クリーニングペーパー 30枚 のセット商品になります。
レンズのお手入れには欠かせないツールになりますので、是非ともご用意ください。
さて、パンケーキレンズはレンズの全長が短い為、レンズの表面をうっかり指でさわってしまうことは少ないとは思います。
それでも指紋などの油汚れや、砂ぼこりなどの小さなホコリの付着は避けられないのが現状です。
その様なこともあり、レンズの定期的なメンテナンスは必ず行うようにしましょう。
汚れが付着したら、軽いお掃除で手入れが済むようにレンズ表面は常に清潔であるように心掛けましょう。
レンズのお掃除の仕方は、まずカメラ用のブロアーでレンズ本体とレンズ表面に付着しているホコリを丁寧にくまなく吹き飛ばします。
レンズの表面に砂ぼこりなどが付いたままレンズを拭いて擦ってしまうと小さな傷が付いてしまうことがありますので、ゴミは確実に落としてください。
そしてレンズクリーナーキット30の使い方は、クリーニングペーパーにクリーナー液を少量染み込ませます。
次にレンズ表面を小さな円を描くように軽く拭いていきます。
指紋などの油汚れは、軽く数回こする程度で落ちますので、くれぐれも力を入れてこすらないようにしましょう。
レンズ表面の汚れを落としたら、拭きムラが残らないように仕上げ拭きしてメンテナンスは完了です。
レンズの掃除で注意する点は、クリーナー液が多ければ多い程、汚れを落としやすいということではありません。
そもそもクリーニングペーパーには、クリーナー液を少量分しか吸い込ませることが出来ません。
その為、クリーニングペーパーに吸収しきれなかったクリーナー液は、レンズの表面に付着して雫状に残ってしまいますので、拭きムラの原因になります。
そして雫状に残ったクリーナー液を拭き取る為に、更にもう一枚クリーニングペーパーを使う必要が有る為、経済的だとは言えません。
また、市販されている鼻紙、いわゆるティッシュペーパーでレンズを拭くと、ティッシュペーパーの繊維質がレンズ本体に付着して残りやすくなり、
小さな繊維がレンズ本体に入り込んでしまい汚れの原因になる可能性がありますので、普通のティッシュペーパーでレンズを拭くことはお勧めしません。
また、安価で質の劣ったティッシュペーパーでレンズを拭くと、思わぬ形でレンズ表面に傷を付けてしまう可能性もありますので、
やはり普通のティッシュペーパーの使用は避けるべきだと考えます。
以上がパンケーキレンズのお手入れのご紹介になります。
ハクバのレンズクリーナーキット30は、数百円で販売されておりますので、
ブロアーと共にカメラバッグに常に入れておくようにして、いつでもクリーニングできる環境を整えておくことが大切です。
お外での撮影の時でも、室内での撮影の時でも、レンズ表面をうっかり指でさわってしまうこともありますから、
クリーニングペーパーとクリーナー液は常備しておくようにすると、いざと言う時に助かりますよ。
ブロアー・パンケーキレンズのメンテナンスに
パンケーキレンズのクリーニングアイテム ブロアー
エアーで埃を飛ばすブロワー
ブロアーは、パンケーキレンズに付着してしまった砂塵や埃などを、エアーで取り除くクリーニングアイテムになります。
とくにレンズ表面に付いた砂ぼこりなどを、取り除きたい場合に効果を発揮します。
ブロアーのエアーは、部分的に強くエアーを吹きかけることが出来ますので、
自分の口でフーフー息を吹きかけるより、断然クリーニング効果が高いですよ(笑)
さて、カメラ初心者だったころは、クリーナー液などは分かるのですが、
ブロアーは必要がないと思っておりました。
レンズに付いたホコリは、自身の口でフーっと飛ばせば十分だと考えておりました(笑)
しかし、それは間違いでした。
外で撮影を終えて帰ってくると、思いの外、カメラもレンズも汚れるのですね。
風が強い日なんかでは、小さな砂塵が結構付いているのが分かります。
その様な時は、口でふーっふーっなんてやっていられません(笑)
口で息を吹きかけていると、たまに唾液まで飛ばしてしまう事故もありますよね(笑)
その様なこともあり、ブロアーって何気に重要なメンテナンス道具であることが分かりました。
カメラ本体には細かい凹凸や駆動部が沢山ありますので、ブロアーを使って細かくエアーを充てて、
砂塵などを取り除くメンテナンスがとても大切です。
同じように、レンズにも細かい凹凸があれば、とてもデリケートなレンズ面もあります。
レンズに付着した砂や埃は、必ずブロアーを使ってゴミをエアーで飛ばしてから、
クリーナー液を使ってクリーニングをするようにします。
レンズ面に、ゴミが付いたままレンズを拭き上げてしまうと、
レンズに小さな傷が付いてしまうこともありますので、注意が必要です。
レンズ面に付着したゴミは、肉眼で見てもとても小さくて、見落としてしまう場合もありますので、
レンズ表面を拭く前に、念の為にブロアーを使って、エアーを充ててみることも大事です。
また、レンズプロテクターやPLフィルターなどの、レンズフィルターをパンケーキレンズに取り付ける際には、
パンケーキレンズ側のネジ山が切ってある部分にも、ブロアーを使ってゴミを取り除いてからフィルターを取り付けるようにしましょう。
ネジ部分に砂が噛んでしまうと、取り付けや取り外しがとても困難になってしまうこともあります。
また、プロテクターやフィルターの取り付けの際には、ホコリなどの混入を避けるために、
パンケーキレンズ表面にもフィルターの内側のレンズ面にも、念入りにブロアーのエアーをあてて、ゴミの混入を防ぎましょう。
このようにブロアーは、カメラやレンズのメンテナンスには欠かせません。
ブロアーには、サイズが数種類ある物から、ブラシが取り付けられるタイプのブロアーもありますので、
お好みで選んで、ホコリからカメラを守るようにしましょう。
神社 パンケーキレンズ作例写真
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影した神社の写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
神社を正面から撮影しようとすると、結構な距離感を持って撮影を行わなければならないケースが多いとは思いますが、
焦点距離が40mmほどですと、それほど被写体より離れずとも画角一杯に建物を収めきる事が出来ますので、
建物の撮影にはやはり広角域寄りのパンケーキレンズが、携行性にも優れ、大変便利です。
狛犬の撮影でも、狛犬の表情と質感とが中々の解像力で再現されていますし、
背景のボケ具合も流石に単焦点レンズだけあって、被写界深度の設定にも可能性を感じられます。
EF40mm F2.8 STM で 朝日と神社の撮影
EF40mm F2.8 STM 作例、パンケーキレンズにて撮影した神社の写真です。
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
こちらは、早朝に神社の撮影に出かけた写真です。
EF40mm F2.8 STM を用いてあえて逆光気味に撮影してみました。
朝日の強い日差しが一筋、綺麗に表現できてとても満足の出来る写真の仕上がりになりました。
また、青空の強いコントラストと神社の朱色に塗られた柱が際立って撮影出来るのも、
パンケーキレンズならではの画角の広さの賜物だと感じます。
竪穴式住居 パンケーキレンズ作例写真
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影した竪穴式住居の写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
撮影の環境は、竪穴式住居を森の中で撮影した物になります。
竪穴式住居はレプリカであって、当時の実物ではありませんが、資料を基に丁寧に再現されたようです。
竪穴式住居内部には、実際に炭で火を起こしている様子も見学する事が出来ました。
とても歴史的に価値のある写真撮影をする事が出来ました。
さて、撮影では森からの木漏れ日の具合によって露出のコントロールが難しかったので、
マニュアル撮影モードにて露出値をコントロールしながら撮影を行いました。
お手軽なパンケーキレンズといえども、本格的なマニュアル撮影モードにも耐えうる性能を発揮してくれましたので、
いろいろな撮影環境においてもその描写力、解像力は侮れない物があります。
薄暗い屋内を再現した竪穴式住居内部の部屋の撮影においても、それほどISO感度を高くせずとも撮影する事が出来ましたので、
EF40mm F2.8 STM パンケーキレンズは、明るいレンズであることが使用感においても体感する事が出来ました。
花 パンケーキレンズ作例写真
EF40mm F2.8 STM で 彼岸花の写真撮影
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
彼岸花を撮影した写真です。
彼岸花は、別名 曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、真っ赤な非常に細い花弁が特徴的で、印象に残る花ですね。
彼岸花と呼ばれる通り、秋のお彼岸の時期に咲きます。
写真の彼岸花は、ちょうど雨も上がり、良い感じに雫と花とをパンケーキレンズで撮影出来ました。
花の撮影では、どちらかと言うとマクロレンズが最適であると言えますが、
パンケーキレンズのような広角気味の焦点距離を用いた撮影も、案外面白い物ですね。
構図の決め方も、マクロレンズでのアプローチとは違った感がありますし、
何せ広い範囲を一度に写真に収める事が出来ますので、花だけでなく他の何かしらの被写体も考慮しなければなりません。
今回の彼岸花の撮影では高く伸びる竹を背景として、画角に収め、赤い彼岸花を左下にした構図になります。
このように、メインである花と、背景とのバランスを考慮した広い画角での花の撮影ができるのも、パンケーキレンズならではだと感じました。
マクロレンズでは、このような構図はなかなか思いつかない事でしょう。
彼岸花が、左隅でひっそり赤々と咲いているのに対し、竹が上に画角一杯に伸びる様子を捉えたこの写真は、
パンケーキレンズでの花の撮影にも、可能性を大いに感じさせてくれました。
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影したマリーゴールドの花畑の写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、軽くトリミングや色補正などの編集後の写真になります。
マリーゴールドの花畑を撮影した写真です。
マリーゴールドは、和名では クジャクソウ とも呼ばれ、害虫を寄せ付けない効果がある事からコンパニオンプランツとしても利用されております。
また、パンジーやマーガレットなどと同じく栽培が容易な上に花数もよく開花しますので、花壇や花畑などでも人気が高い花になります。
撮影データ 季節:5月上旬 天候:晴天の昼
撮影モード:絞り優先AE 露出補正値:-2/3段
ISO感度:320 ホワイトバランス:太陽光 絞り:F3.5 シャッタースピード:1/2000秒 測光モード:スポット測光
構図としては、マリーゴールドの花畑を広く捉えて奥行き感のあるイメージで撮影しました。
写真の水平中心部分付近の一輪にピントを合わせ、手前は強く前ボケ、後ろは緩やかにぼかすイメージです。
写真のような花畑を広く画角一杯に写す風景の撮影では、絞りを絞って全体的にぼかさずに移すことが多いシチュエーションではありますが、
絞りを開放気味にして、前ボケと背景を大きくぼかすように撮影する事も絵になりやすいのでお気に入りの撮影方法になります。
撮影のアプローチの仕方は、まず綺麗に咲いている一輪を探します。
綺麗に開花している花を見つけたら、なるべく腰を落としてローポジションにカメラを構え、
花畑の奥行きを考慮しながら構図を決めていきます。
ピントを合わせる一輪の花は、中心のAFフレームではなく少し右か左にAFフレームをずらしてピンポイントでピントを合わせるようにします。
前ボケに利用する花はレンズに近づけば近づくほど強くボケてくれますので出来るだけ手前に入るように構図を決めます。
前ボケの花を手前に、メインの花を中央付近に、奥行を表す花を奥に、配置する事を意識して、
なるべく低いローポジションで、花壇の水平を意識して撮影を行うようにします。
このようなスタイルで撮影を行うと、奥行き感のある花畑の撮影ができます。
被写界深度を深くしたパンフォーカスの風景写真もそれはそれで良いですが、結構ありきたりな写真に仕上がる事も多いです。
逆に被写界深度を浅くして撮影すると、一眼レフカメラ特有のボケを風景写真でも表現できますのでおススメです。
構図のポイントは、奥行感と水平感をもって、前ボケと奥行とを活かす感じになります。
EF40mm F2.8 STM パンケーキレンズ の焦点距離、40mmでは、このように画角が広くて奥行き感のある写真が撮りやすいですね。
縦構図では、より花畑の奥行きを被写界深度で表現できますし、横構図でも、花畑のスケール感を表現できます。
風景写真 パンケーキレンズ作例
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影した景色の写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
パンケーキレンズは、焦点距離が40mmの広角寄りになりますので、
風景や景色の構図を決める際に、画角が広めなので、
景観をファインダー内に収めやすくて撮影がやりやすいです。
広角寄りと言っても写りに大きな歪みもほぼでなく、見た感じのままに、自然な感じで撮影出来ますので重宝します。
今回の作例は、池と森とを構図に取り入れて撮影しました。
風が少し強かったので、いい感じの雲が発生しにくくて撮影には少し苦労しました。
それと、風次第で水面が揺れてしますので、水面に映る木々の反射が少し残念です(笑)
撮影した季節は夏ですので、秋の頃には紅葉した木々が、綺麗に池に反射した風景を撮影してみたいですね。
EF40mm F2.8 STM のパンケーキレンズは、描画性能もなかなか高いので、景色の撮影にも重宝します。
紅葉 パンケーキレンズ作例写真
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影した紅葉の写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
今回のパンケーキレンズでの撮影は、縦構図にこだわってみました。
焦点距離が、40mmの、広角寄りのレンズになりますので、樹木を画角一杯に収めやすいですね。
パンケーキレンズを使った撮影をこなしていくうちに、縦構図の魅力も再発見出来ました。
特に木々をファインダーに収めるには、縦構図が断然面白いと感じます。
さて、一般的な横構図で一番に思い浮かぶ景色の写真は、山並みが大きく連なる光景であったり、森や林などの木々が群生する構図であったりと、
横方向に広がるスケール感と、同時に奥行きも感じられる写真がよく見受けられると思います。
それらを捉える事の出来る最適なレンズは、広角レンズだと思います。
対して、「EF40mm F2.8 STM」は、どちらかと言うと広角寄りのレンズに属しますので、
標準レンズ域 と 広角レンズ域 の中間ぐらいに属するレンズになります。
その為、ワイド方向に広がる景色を画角一杯に捉えるには少し、物足りないケースもあると言えます。
しかし、今回のような色付いた数本の紅葉を捉える撮影に於いては、焦点距離の40mm は、具合の良い焦点距離だと感じます。
そして、それらの木々は、縦構図にてフィットする情景が多いではありませんか(笑)
それに縦構図だと、画角も丁度良く撮りやすい状況も多い気がします。
構図内には、芝生から紅葉、そして空まで丁度良い距離感を持って画角に収める事が出来ました。
取り敢えず撮影を終えて、撮影した写真をパソコンモニタで確認して感じました。
パンケーキレンズは、遠景ではなく、中景向きだという事を!!!
そんなこと、焦点距離が40mmなら当然だろうと、思われる方もおられるでしょうけどね(笑)
と言う訳で、今後は縦構図の中景に趣を置いた撮影を心掛けてみようと思います。
パンパスグラス パンケーキレンズ作例写真
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影したパンパスグラスの写真
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※撮影した画像は、写真加工編集ソフトにて、トリミング、色補正、などの作業後の写真になります。
パンケーキレンズの焦点距離を活かして撮影したパンパスグラスの写真です。
パンパスグラスは背丈が高く、植物の撮影に最適なマクロレンズでも、被写体全体を捉え切るのには少し苦労しますよね。
このように背丈が高い草木などの全体像を撮影するのには、パンケーキレンズが重宝します。
そして、構図は何と言っても縦構図が断然、絵になりますね。
パンパスグラスの背丈と青空の背景とを活かした撮影では、縦構図が撮りやすいですね。
縦に伸びるパンパスグラスのダイナミックさが、青空に生えて印象に残る一枚になりました。
「EF40mm F2.8 STM」は、どちらかと言うと、安価なパンケーキレンズになりますが、
標準レンズ域 と 広角レンズ域 の中間ぐらいの焦点距離を活かした撮影においては、
コストパフォーマンスは抜群ですね。
安価なレンズでも描写力はそれほど悪くはなく、むしろ個人的には解像力には満足しています。
さすがに、マクロレンズ程の描写能力には期待はできませんが、
今回のように被写体が大きい撮影において、「EF40mm F2.8 STM」の焦点距離は、短い撮影距離でも画角一杯に植物を丁度フィットできて助かります。
大きい植物を撮影するときに苦労する構図の決め方も、「EF40mm F2.8 STM」ではすんなり行くケースが多いですね。
マクロレンズで花などの植物を撮影する機会が多いフラワーフォトグラファーにとっては、
パンケーキレンズなどのような、広角寄り、若しくは広角レンズは不得意な方も多いとは思いますが、
広角気味に撮影した植物の撮影も、なかなか奥が深くて、撮影における新たな発見にも期待が出来ます。
「EF40mm F2.8 STM」は、マクロレンズではカバーするのが困難だった植物の全景撮影に重宝します。
広角寄りで、ダイナミックに写す植物の撮影もなかなか楽しいですね(笑)
ロダンの考える人 パンケーキレンズ作例写真
ロダンの考える人の撮影データ
カメラボディ:Canon EOS 6D Mark II | レンズ:EF40mm F2.8 STM
※RAWファイルを「Digital Photo Professional 4」にて編集後の写真になります。
撮影モード:絞り優先AE ISO感度:100 ホワイトバランス:オート(雰囲気優先) 測距エリア選択モード:スポットAF
絞り値:F7.1 シャッタースピード:200秒 測光モード:評価測光 露出補正:0 ストロボ:非発光
Canon EF40mm F2.8 STM で撮影したブロンズ像の写真
Le Penseur | François-Auguste-René Rodin
国立西洋美術館のエントランス手前に建てられている「ロダンの考える人」を撮影しました。
被写体のブロンズ像はまさに焦点距離40mmがジャストで、とても構図内に収めやすくて撮影が楽でした。
写真は、銅像の斜め手前付近から屈んで、見上げるようなアングルにて撮影しました。
パンケーキレンズの焦点距離の画角と言うか、距離感が、とても分かりやすい被写体ではないでしょうか(笑)
この「考える人」の他に、「地獄の門」のブロンズ像なども展示されておりますので、
国立西洋美術館のエントランス前は、無料で絶好の被写体が撮り放題ですよ(笑)
銅像の撮影では、芸術的な威厳を感じられますのでとても身が引き締まります。
ちなみに「オーギュスト・ロダン」は、フランスを代表する彫刻家になります。
「カレーの市民」「考える人」「地獄の門」などは、特に有名な銅像になります。
また、「考える人」のブロンズ像は、「地獄の門」の上にも同じポーズの「考える人」が表現されています。
つまり、「考える人」と「地獄の門」の二つのブロンズ像は、共通の概念があるということになります。
さて、今回の撮影は大いに手応えを感じました(笑)
自画自賛する訳ではありませんが、まあまあ良く撮れているのではないかと思います。
そして、「EF40mm F2.8 STM」のパンケーキレンズの焦点距離のニュアンスが、とても解りやすい被写体であると思います。
銅像の撮影は、ポートレートとはかなり違いがありますが、なかなか興味深い被写体であります。
観光地などには色々な銅像がありますので、ちょっとした撮影スポットとして知られていますよね。
今回のロダンのブロンズ像の撮影を機に、他のブロンズ像の撮影もしてみたくなりました。
さて、ブロンズ像の撮影で気付いた点は、ブロンズ像には凹凸が表現されていて、影の部分や明るい部分が混在する被写体になりますので、
部分的な黒潰れが起こらない様に露出を上げたり、太陽光や陽射しを取り入れたりして、なるべく全体的に明るめに撮影をして、
撮影した画像をパソコンモニタで確認しながら、レタッチしてブロンズ像の陰影を丁度良い加減に調整する方法が無難と言えます。