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イラスト制作 ロゴマークのデザイン
ロゴマークなどのデザインをパソコンで描く
象徴的なシンボルマークなどのイラスト作成
零製作所では、カメラで写真を撮影すること以外にも、イラストやロゴマークの制作も行っております。
イラストとは言っても、キャラクターであったり萌えキャラであったり細やかな背景があったりするような、繊細なイラストではなくて、
象徴的なシンボルマークを主に、シンプルな線と塗りで制作しております。
具体的には桜の花やバラの花をシンプルなデザインで作成したり、
舵輪や星型などのシンボルマークを制作しております。
イラストの作成には「アドビ イラストレーター」「アドビ フォトショップ」「コーレル ペインター」
などのドローソフトやペイントソフトを使用してイラストを描いております。
また、イラスト制作や、ロゴマークのデザインは、
シンプルな線と塗りの構成のイラストは、PCモニタを見ながらマウスを使って描きますが、
細やかな線と色とを付けていくようなイラストの場合には、ペンタブレットを使うこともあります。
ペンタブレットには、板タブと液タブの二種類がありますが、液晶画面のない板タブと呼ばれるペンタブレットを主に使用しています。
所有しているペンタブレットは、使い込まれた年代物ですのでそろそろ最新の液晶ペンタブレットが欲しい所です。
液晶ペンタブレットは、イラストの制作はもちろん写真のレタッチにも使えますので、
色々と役立ちそうで気になるところではあります。
現在のイラストやロゴマークの制作環境や、写真のレタッチ環境は、PCモニタとそれぞれの専用ソフト、
キーボードとマウスの構成ですので、液晶ペンタブレットも取り入れた、最新の制作環境を構築したいところです(笑)
錨のイラスト制作
錨 ロゴマークのデザイン
anchor | illustration
掲載しておる錨のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
錨のイラストになります。
錨は英語で「anchor」アンカーと読みます。
錨の図案は、舵輪のマークと同じように船乗りたちの間で広まった象徴のひとつになります。
古来より、錨は船を沖合で停泊させるために使われてきました。
鎖の繋がれた錨を沈めることにより、荒波に襲われても強風におそわれても、船を常に同じ位置に安定させながら固定することが出来ます。
このようにして錨は船乗りたちにとって、命を預ける重要な物とされてきました。
その様なこともあり、錨、アンカーは「安定」「信頼」「希望」の象徴とされてきました。
また、ポパイの腕には錨のタトゥーがあることでも有名ですよね(笑)
錨のタトゥーにも、「安定」「信頼」「希望」と言った象徴の意味が込められています。
要するに、錨のマークは海で仕事をする人たちの象徴になる訳です。
商船で仕事をする船乗りや漁師、または海兵隊まで、錨は海を生業とする人達のシンボルマークとして今でも利用されています。
商船などでは商業団体のマークや、港や船着き場の位置を記すマークに使用されることもあります。
軍隊ではからみ錨のデザインを採用している事も多いです。
また、ペンダントなどのアクセサリーとしても人気があります。
さて、錨のイラストは、アドビのイラストレーターでドローしました。
線と塗りまで行った画像に、アドビのフォトショップにてテクスチャなどの加工を追加して、
紙にペイントしたような質感を加えました。
馬のイラスト制作
馬 ロゴマークのデザイン
horse | illustration
掲載しておる馬のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
馬のイラストになります。
馬のシルエットのデザインも、古くから親しまれてきた図案のひとつですね。
フェラーリに代表されるエンブレムなど、企業のシンボルマークとして利用されることも多いです。
さて、馬のイラストですが、馬には色々と定番の姿勢、ポーズがありますね。
走っている姿勢であったり、前足を上げて威嚇している仕草であったり、
立ち止まっているスタイルも、馬はなかなか様になりやすい動物です。
今回は取り敢えず走る様子をイラストで描いてみました。
馬のシルエットデザインは、イラストレーターで描いております。
イラストの仕上げには、フォトショップを使ってキャンバス地のテクスチャを加えて、
アンシャープマスクもかけて、色彩を少し強調しています。
このほかにも前足を上げた馬のイラストや、止まっているスタイルなども描きました。
後はベタ塗の色を変えれば葦毛にもなるし栗毛にもなりますね(笑)
馬のイラスト制作は、バリエーションが豊富でなかなか楽しいですね。
桜のイラスト制作
桜 ロゴマークのデザイン
Cherry Blossoms | illustration
掲載しておる桜のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
サクラの花弁を描いてみました。
サクラの花のマークは、日本ではお馴染みの印でもありますね。
サクラは日本を象徴するシンボルとしてよく使われています。
サクラの五枚の花弁をシンプルに描いたイラストは、公共施設のロゴから会社のロゴまで幅広く採用されています。
また、サクラの柄は洋服などの布製品でもみかけることが出来ます。
このように日本では桜は色々なシンボルマークとして描かれることが多いですね。
さて、桜のイラストで大事なポイントは何と言っても花弁をシンプルなラインで描くことが要素のひとつになります。
そして桜の花は五枚の花弁からなりますので、花の中心から均等に花弁を並べるようにして描きます。
アドビのイラストレーターには回転ツールがありますので、花弁を一枚描いた後は、
回転させる中心点を決めて、72度ずつ回転させながら花弁をコピーして完成です。
また、サクラの花弁には白とピンクのグラデーションを加えると、
本物の花弁の様な質感を加えることが出来ますので、ピンク色のベタ塗よりもより花弁が印象的に描けるかと思います。
スケルトンナイトのイラスト制作
スケルトンナイト ロゴマークのデザイン
Skeleton Knight | illustration
掲載しておるスケルトンナイトのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
骸骨の騎士をイラストレーターで描いてみました。
今回は珍しくシンボル的なイラストではなくて、一応キャラクター的な全身のイラストになります。
本来は、海賊旗のイラストを描く予定でしたが、どうせなら一度は骨組みを全て描いてみようと思った次第です。
今回のように、全身の骨格をパーツごとに一度描いてしまえばあとはどんなポーズでも対応できます(笑)
その様なこともあり、少し時間がかかりましたが全身の骨格のイラストを完成させました。
全身の骨格のイラストが完成しましたので、早速ソードを持たせてスケルトンナイトとしてデザインしてみました。
イラストのモチーフは十字軍のような雰囲気を持たせました。
さて、次回は本来の目的であった海賊旗の図案に取り組もうと考えております。
海賊旗と言えば、カリブの海賊でお馴染みの頭蓋骨と二本の大腿骨からなるデザインが定番ですよね(笑)
そんなドクロのマークが登場し始めたのは中世ヨーロッパあたりからですかね。
まさに相手を威嚇する為のシンボルマークの草分け的な存在になります。
舵輪のイラスト制作
舵輪 ロゴマークのデザイン
Ships Wheel | illustration
掲載しておる舵輪のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
舵輪のイラストを描いてみました。
舵輪とは、船の丸いハンドルのことです。
舵輪は大航海時代よりキャプテン、つまり船長の象徴とされてきました。
現代では舵輪は、記念品や時計が付いているインテリアとして扱われることも多いです。
また、ファッションとしてペンダントに成形された舵輪も人気がありますね。
さて、舵輪は工業デザインの部類に属します。
工業デザインは、インダストリアルデザインともよばれ、工業製品として特化した設計、造形のことを指します。
具体的には、船に関係する物では、錨、羅針盤、六分儀、などのデザインは工業デザインに属します。
それらの製品は機能もさることながら、その造形美も美しいですよね。
その様なこともあり、古くから親しまれてきた工業デザインは、イラストの素材として興味深い物も多いです。
海が関連している造形美で美しい物と言えば、舵輪、錨、羅針盤などがります。
それらは基本的な形は同じですが、細やかな部分の装飾などが違っていてそれぞれ個性があると言えます。
錨にしても舵輪にしても、使い方は同じでも全く同じデザインで統一されている訳では無い所が面白いですね。
さて、そんな舵輪のイラストですが、イラストレーターで作成したこともあり、色塗りは茶色のベタ塗で仕上げています。
今更ですが、木目調に仕上げるべきでした(笑)
イラストレーターでもテクスチャなどを使って、木目調に仕上げる事も可能ですが、
細やかな塗りはコーレルのペインターの方が機能が豊富ですので、
次回は、ペインターで木目調の塗り方を探ってみようと思います。
闘牛のイラスト制作
闘牛 ロゴマークのデザイン
Bullfight | illustration
掲載しておるBullfightのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
闘牛を描いてみました。
この牛のデザインは、牛の写真をトレースしたイラストになります。
その為、牛の骨格から肉付きまで、とても本物に近いドローイングになっております。
しかし、角の形や角度は、少しデフォルメしました。
角の大きさや角度は、牛の象徴でもありますので、そこは慎重に描きました。
さて、動物のデッサンは、とても難しいジャンルのひとつです。
私も苦手とする部類に入ります(笑)
その様なこともあり、動物を描くときは、写真があるととても助かります。
牛の写真に限らず、鳥の羽ばたきや、馬の躍動感などは、写真の様なリアルな描写が求められますよね。
なので、趣味で動物の写真を撮り貯めるようにしています。
競馬場では馬の写真は撮り放題ですし、動物園では色々な動物の撮影が出来ます。
そして写真を元に、イラストレイターでトレース作業をしています。
イラストレイターに画像を読み込ませて、ゆっくりじっくり動物のシルエットを作成していき、
トレースが済んだ後は、部分的に修正を加えたりして、動物のイラストを完成させていきます。
初めてのトレース作業はとても繊細で疲れるかもしれませんが、これも経験です。
トレースに慣れてくれば、作業時間はどんどん短縮できますよ。
トランプのイラスト制作
トランプ ロゴマークのデザイン
cards | illustration
掲載しておるトランプのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
トランプのイラストを描いてみました。
日本では、古くは西洋かるた、現代ではトランプという名前で知られていますが、
英語では「Playing cards」と呼ばれています。
トランプは、4種類 各13枚 の 計52枚 に、ジョーカーを一枚足した53枚の構成になります。
トランプと言えば「ポーカー」や「セブンブリッジ」、「ババ抜き」など、
大人から子供まで誰もが知っているカードゲームになります。
現代ではトランプの図柄は、漫画やアニメのキャラクターなども、幅広く採用されていますが、
古来より採用されるデザインは、歴史上の偉人たちを採用しているカードが多いです。
キングには「カール大帝」、「カエサル」などと言った具合に、誰もが知る偉人たちをトランプのイラストに描いていることが多いです。
また、「クラブ」「ハート」「スペード」「ダイヤ」これらのデザインは、もはや普遍的なデザインです。
これら四つの図案は、中世のフランスで定まったと考えられています。
なぜこれらの形が採用されたのかは、はっきりとした文献が見つかりませんでしたが、
現代でも変更が加えられずに残っているデザインとして、歴史を感じさせますね。
また、トランプに描かれる王様や大王、戦士や騎士、女神や女王は、とてもシンプルですが、効果的に描かれています。
カード特有の簡素化された線と、最低限の配色のみで描かれることが多いですが、実に効果的に人物の特徴を表現しきっています。
また、ゲームで利用される為、上下どちらからでも同じ図柄で見れるような工夫が施されています。
中世の時代の絵描きたちは、古地図でも見られるように、印象に残るような表現方法を駆使していると思います。
遊びでトランプを使う分には気付くことは無いかもしれませんが、
キング、クイーン、ジャック、ジョーカー、の図柄には、
中世の時代より続く普遍的なデザインが現代でも採用され続けています。
バラのイラスト制作
バラ ロゴマークのデザイン
Rose | illustration
掲載しておるバラのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
バラのイラストを描いてみました。
薔薇のイラストは古くはイングランドの紋章などにも描かれてきました。
イングランドでは、テューダーローズというバラの紋が使われています。
国花でも薔薇を採用するほど、イングランドは薔薇に縁のある国になります。
さて、バラは高貴で気高い象徴としても知られています。
バラの模様やマークは、洋服などの柄や、香水などの商品イメージとして、幅広く採用されています。
現代では最もポピュラーな花のシンボルマークとされている、といっても過言ではないでしょう。
さて、今回のバラのイラストは剣弁平咲きの「ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ」の花形を参考に作成しました。
花の色も白と赤のグラデーションがとても綺麗なバラの名花として知られています。
構図はバラの花と茎とが斜め上に伸びるようなレイアウトにしました。
花の部分だけのイラストならば構図は関係がありませんが、茎と葉も描くならば構図作りも要素のひとつになります。
写真撮影でも構図は大事ですが、イラストにおいても考え方は同じです。
良い写真も良いイラストも、見ていて安定感を感じられるものは、バランスの整った構図とされます。
PLフィルターを使った桜の撮影
黒薔薇 ロゴマークのデザイン
Black Rose | illustration
掲載しておる黒バラのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
黒バラのイラストを描いてみました。
黒薔薇と言えば、パパメイアンや、黒真珠などの品種が有名ですね。
流石にイラストの様な真っ黒な黒薔薇は、現実ではあり得ませんが、
黒い薔薇って何故か、見る人を惹きつける魅力がありますよね。
白黒写真のような、モノクロの世界を垣間見ているような錯覚を覚えます。
ひとつ気付いた点があるのですが、黒薔薇のイラストは、
花も葉も茎も黒くしてしまう場合は、どちらかと言うとシルエットのジャンルに入る気がします。
なので、黒薔薇のイラストと言うからには、花は赤黒くとも、
茎や葉は、緑色で描くべきではないかと、少し自問自答してみました(笑)
それならば、取り敢えずは黒薔薇のシルエットを掲載してみようと思いました。
黒薔薇の検索でヒットする画像もバラのシルエットが多かったもので。
それでも、花弁は赤黒くて茎や葉は緑色の、通常のいわゆる本物に近い黒バラのイラストも、
描き次第アップしてみて、色々とイラストを見比べてみるのも面白そうです。
二つ巴紋のイラスト制作
二つ巴紋 ロゴマークのデザイン
tomoemon | illustration
掲載しておる二つ巴紋のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
二つ巴紋のイラストを描いてみました。
巴紋には色々と種類がありまして、二つ巴、三つ巴、陰陽勾玉巴、太極図、などがあります。
また、二つ巴には左二つ巴、右二つ巴、のように左巻き、右巻きなどの図案があります。
巴の家紋は丸い頭部分と、そこから流れる尾の構成でデザインがされており、
左の白い二つ巴は左巻き、右の金色の二つ巴は右巻き、とされていますが、現代では要検証のようです。
さて、日本では古来より巴紋は家紋として利用されてきました。
ヨーロッパは中世で言う所の、紋章と同じ意味合いになります。
また、巴紋は太古の皮に、描かれることも多いですね。
このように巴紋は日本古来より存在する家紋のひとつとなります。
法輪のイラスト制作
法輪 ロゴマークのデザイン
Dharmachakra | illustration
掲載しておる法輪のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
法輪のイラストを描いてみました。
法輪とは、仏教の教えを現した象徴になり、仏教におけるシンボルマークのひとつとして知られています。
サンスクリット語(梵語)では、ダルマチャクラ Dharma cakra と呼ばれております。
dharmaは仏教の教え、chakraは古代インドに伝わる円盤形の投擲武器に由来します。
仏教の教義を八方向に広げる事に由来する車輪がデザインの元になり、仏の教えをまさに、車輪の如く、広く世界に広める為、
そして、煩悩を円盤形の投擲武器によって破壊する為に具現化された、仏教の教えを形にした象徴になります。
法輪は、どことなく船の舵に似ていますよね。
船のハンドルは、大航海時代から洗練されてきた工業デザインのひとつとして知られていますが、
法輪もまた、長い年月の間に形が洗練されてきたのだろうと思います。
キリスト教を代表する十字架が、「キリスト」のシンボルならば、
仏教においては法輪が、「ブッダ」のシンボルと言えるでしょう。
法輪のデザインが始まった正確な年代や作成者は、今となっては確証が得られる文献などは出てくることは無いでしょう。
何時の時代から法輪が仏教のシンボルとして採用され、広まっていったのかを研究者に解明してもらいたいですね。
そうすることによって、法輪がもつ象徴としてのデザインが、より強い意味を持って放たれることに繋がると思います。
さて、法輪のデザインは八つの方向へ広がるような表現が組み込まれています。
イラストレーターには角度を使ったドローのやり方もありますので、
360度を正確に45度ずつ線を交差させるように描くことが可能です。
法輪の様な幾何学模様を描くには、イラストレーターがまさに丁度良いドローソフトになります。
星の形や法輪の様な円を主体とした形、または十字架なども、
正確に描く必要がありますので、手書きのイラストでは限界があります。
アドビのイラストレーターでは、そういった幾何学デザインが正確に、そのうえ簡単に作成できますので、
シンボルマークなどのデザインにぴったりなドローソフトになります。
星のイラスト制作
星 ロゴマークのデザイン
Star | illustration
掲載しておる星のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
星のイラストを描いてみました。
左の星はシンプルな二色のパターン、右の星はグラデーションパターンになります。
星のイラストと言えば、フランス人のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリさんの小説「星の王子さま」を連想する方も多いと思います。
今回のイラストの星は、「星の王子さま」の挿絵に登場するような優しい雰囲気のある丸みを帯びた星の形ではありませんが、
こちらの様な角ばった感じの星のイラストも、人気のあるデザインのひとつになります。
さて、星のイラストは誰もが一度は描いたことのあるデザインではないでしょうか。
鉛筆でもクレヨンでも絵の具でも、幼い頃に描いた星の形は大人になっても変わることが無いように思えます。
星のデザインはシンプルではありますが、実は奥が深い素材であると言えます。
一筆書きで線がクロスするようにして描く星も有れば、あまり角ばっていない丸みを帯びた星のデザインもあります。
または、クリスマスツリーのてっぺんに飾るような金属質が加えられたような角ばった星のデザインもあります。
星のイラストは、このように沢山の種類が存在するとても面白いテーマであったりします。
掲載している星のイラストは、クリスマスツリーに飾られるようなメタリックな質感のある星のイラストになります。
メタリック調の星と言えば、軍隊の勲章などで採用されている星のデザインがありますね。
シルバースター、日本で言う所の銀星章であったり、軍人の階級を表す星のデザインもあります。
なぜ、軍隊などで星のマークがシンボルとして扱われるようになったのか、由来はどういった所なのでしょうかね。
さて、今回のような「イラストレーターで星のイラストの描き方」はインターネットで膨大なページがヒットします(笑)
色々なページで細かく紹介されておりますので、星の書き方は誰もが簡単にドローできるかと思います。
掲載しておる星のイラストは、イラストレーターで描画した画像を、フォトショップにてテクスチャなどを追加して質感を加えております。
イラストレーターではドローとベタ塗までの作業を行って、画像をフォトショップに受け渡し、
フォトショップにてテクスチャなどを追加して、紙に描いたような質感を加えるように仕上げています。
また、イラストレーターでドローした画像をコーレルペインターに受け渡し、
塗りにこだわったイラストを作成することもあります。
さて、星のイラストは種類も豊富にありますので、
次回は丸みを帯びた少し可愛らしい星のイラストも掲載してみようと思います。
山羊のイラスト制作
山羊 ロゴマークのデザイン
Goat | illustration
掲載しておる山羊のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
山羊のイラストを描いてみました。
山羊は、家畜としてチーズなどの乳製品を作るために放牧されていたり、
野山羊に至っては、野生で群れて山に暮らしている山羊もいます。
また、山羊は岩山などの高い所へ登ることが得意で、時には信じられないような高い所まで登ることもあります。
牧場などで飼育されている山羊が、柵などによじ登っている不思議な光景を見ることがありますが、高い所へ登るそのような習性がある為です。
見た目はおとなしそうな生き物ですが、岩山を飛び回ったり、角で強烈な頭突きをしたりと、性格は活発な動物であると言えます。
さて、山羊は神話などに登場するような星座に用いられたり、
時には生贄に捧げられたり、神の化身とされたり、悪魔の象徴とされたりと、
良くも悪くも、人類にとってはとても身近な動物のひとつとされています。
狩猟採集の時代から、農耕や放牧へと変わった時代から、山羊は人間と密接に暮らすようになったと考えられます。
はるか昔から人間と共に暮らしてきた為に、星座などの神話や、宗教にかかわりのある動物として、山羊は登場するようになった訳です。
さて、私のイメージする山羊はなんといってもあの目付きですね(笑)
少し怖い目付きをしていますが、実は山羊の眼は瞳孔が四角になっています。
その為、山羊と目をあわせると何となく不安になる印象を与えるのでしょう。
四角い瞳孔は、広い範囲を見ることが出来る為、肉食獣などの捕食者から逃れやすいようです。
そして山羊と言えば、「Goat Simulator」と言うゲームでブレイクしましたよね(笑)
「Goat Simulator」は、プレイヤーが山羊を操って街中をやりたい放題できるパソコンゲームになります。
世界観が独特な山羊のゲームになりますので、興味のある方は是非(笑)
さて、山羊と言えば、キリスト教文化で言えば悪魔の化身とされています。
なぜ山羊が悪魔の化身とされているかは、ギリシャ神話やエジプト神話では山羊は神聖な生き物とされ、
時には神の化身として登場するためだと考えられます。
キリスト教文化圏では、神聖化された山羊は異教徒の象徴でもありますので、
山羊が悪者だという考えが広まったためであるとされています。
さて、このように山羊は色々な側面、そして魅力を持った動物であることが分かります。
イラストとして描く動物の中でも特に興味深い動物であります。
今回は、岩山に上った山羊をイラストとして描いてみました。
頂上まで登り切った山羊のイラストですが、何だか雰囲気が誇らしげに見えてきます(笑)
八咫烏のイラスト制作
八咫烏 ロゴマークのデザイン
ヤタガラス | illustration
掲載しておる八咫烏のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
八咫烏のイラストを描いてみました。
ヤタガラスは、日本神話に登場する三本足の鴉のことを言い、神であるとされています。
日本神話では、神武天皇を、熊野国から大和国への道案内をしたとされています。
そのような伝説もあって、八咫烏は導きの神としても信仰されています。
三本足の由来は、色々な言い伝えがあり、三本足は天・地・人を表している、
または、三つ巴紋に関係しているなど、さまざまな見解がされているようです。
そして、八咫烏は熊野大神に仕える存在として、熊野信仰のシンボルともされています。
また、現代では日本サッカー協会のシンボルマークとして、八咫烏のデザインが採用されていることでも有名です。
さて、熊野神社の八咫烏のデザインも、日本サッカー協会の八咫烏のシンボルも、
羽を広げていることが共通点として挙げられます。
熊野大社の八咫烏もサッカー協会の八咫烏も、翼を広げているのが特徴になります。
それではと、零製作所のデザインとしては、羽をたたんでいるデザインになります。
このような格好をした八咫烏のデザインでは、三本足が強調されて見えますので、面白い視点だと感じました。
それでも、どうせなら、翼を広げたヤタガラスのデザイン案も掲載予定です。
翼のイラストはある程度出来上がっておりますので、どのような構図でポーズを決めるか調整中です。
アドビのイラストレイターでは、パーツごとにイラストをレイヤーで分けてドローが出来ますので、
体や羽や足などのパーツごとに描いて、羽の向きや足の位置などの角度は、ドローの後でもいくらでも調整が効きます
これら以外にも、色々と重宝する機能がイラストレイターには備わっていますので、
ドローイングはとても効率的にこなせます。
ライオンのイラスト制作
ライオン ロゴマークのデザイン
lion | illustration
掲載しておるライオンのイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
ライオンのイラストを描いてみました。
百獣の王として、ライオンは有名ですね。
古来より、ライオンは強さの象徴とされてきました。
紋章として採用されているのは、イングランド王室の紋章が特に有名です。
またギリシャ神話では、ヘラクレスと戦った「ネメアーの獅子」の物語も知られています。
さて、ライオンにまつわる話は、神話から現代まで幅広く存在しています。
古くはギリシャ神話やエジプトの神のひとりとして、現代ではライオンキングに代表される劇も大変人気があります。
それらを象徴するライオンの図案もたくさん描かれており、なかなか興味深い物があります。
お国柄や国民性が反映されているかは、何とも言いようがありませんが、
ライオンのシンボルであったり紋章であったり、表現方法がそれぞれ多様で、
描く人間によって、こんなにも色々なバリエーションが生まれる動物のイラストも珍しいと思います。
という訳で、今回のライオンのイラストは、取り敢えず基本に忠実に描いてみました。
まあ、イラストと言うよりはシルエットに近いですが、まあまあのスタイルだと思います。
色を金色にしたのは何となく、ライオンと言えば黄金を連想させるからなのですが。
この容姿の他に、走るスタイルや飛びかかるスタイルなども描いてみましたので、後々追加で掲載しようと思います。
あと、鬣の色と体の色とを二色で表現してみようと思い、描いてみたのですが、
上手く表現できなかったので、もう少し様子を見つつ加筆してみようと考えております。
羅針図のイラスト制作
羅針図 ロゴマークのデザイン
Compass Rose | illustration
掲載しておる羅針図のイラストデザインは、零製作所オリジナルになります。
羅針図のイラストを描いてみました。
羅針図とは、大航海時代などで使われていた地図や海図に描かれている「東西南北」を示す図形のことを言います。
要するに地図上に描かれた、東西南北を示すコンパス、つまり方位磁石になります。
大航海時代の船乗りたちは、海図に記載された羅針図を頼りに方向を定めていました。
羅針図は英語ではコンパスローズとも呼ばれ、図形の装飾が綺麗なことからバラを連想してそのような呼び名が付けられたそうです。
さて、今回の羅針図では北は「North」、南は「South」、東は「East」、西は「West」、で表されていますが、
古来の海図では、北の表記にフルール・ド・リス(フランス語で百合の花のこと)というアヤメの紋章が描かれていました。
また、東の表記では十字架を描いたことでも知られています。
北の表記にフルール・ド・リスが描かれた理由は、北風の古典的な呼び名「Tramontane」の「T」のイニシャルの形に由来があるそうです。
また、東の十字架の表記は、カトリック圏のヨーロッパから見て東はキリスト教の聖地、エルサレムが有る為だと言われています。
中世ヨーロッパでは、地図や海図、または本は、人々が世界の情報を知る為の唯一の手段であったと言えます。
現代のようにテレビやインターネットが無い時代ですから、当時の人々は紙媒体の本が知識の源になりました。
その為、聖書や福音書、または地図や海図などは、大変貴重な為、豪華で綺麗な装飾や装丁が施されることが多かった訳です。
そして、8世紀から9世紀頃に制作された、福音書の写本「ケルズの書」は、世界で最も美しい本として、知られています。
本の中にはケルト美術の最高峰とも言われている、数々の装飾を見ることが出来ます。
このように書籍の装丁や装飾のデザインは、ヨーロッパの歴史と共に洗練され、
大航海時代にはいよいよ地図や海図などに羅針図のイラストが描かれるようになる訳です。
昔の古地図には羅針図の外に、想像上の生き物や存在する事の無い宝島などが描かれていることも在りました。
それらの伝説の生き物や幻の島は、綺麗な飾り枠などの装飾が施されたアートともいえる地図上に描かれることになります。
まさに羅針図の図形は、中世ヨーロッパの洗練されたイラストですね。
丸い形の中に星を連想させる図形を描き、星型の先端は、それぞれ東西南北の方位を示す意味を持たせる。
そしてバラを連想させるような綺麗な装飾をも加えて。
また、北と東には機転の利いたシンボルのデザインを追加する。
羅針図は、まさに中世ヨーロッパを代表するシンボルマークのひとつであり、大変素晴らしいイラスト、そしてデザインです。
当時の地図製作者や、装丁家、装飾家のセンスの良さに改めて感服します。