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世界のスパイス料理とハーブ料理
スパイス料理とハーブ料理の紹介
Herbs and Spices | World Cuisine
世界にはさまざまな食文化があり、料理のジャンルもライス料理からパン料理、
肉料理から魚料理まで、その土地によって味付けも色々あります。
アジア大陸、オーストラリア大陸、アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、
それぞれの国には多様な食文化が広がり、
その土地に適した穀物やスパイスの栽培が行われてきました。
例えばアジアなら米、ヨーロッパならハーブ、アメリカならチリ、
という具合に、気候に適した植物を育てています。
そしてそれらの植物を収穫して、独自の食文化を育んできました。
香草焼き、ターメリックライス、チリソースなど、
それらの国々では特産の食材を使ったフードツアーも盛んに行われています。
このページでは、それらのスパイス料理やハーブ料理をご紹介しております。
料理写真からスパイスやハーブの香りが感じられるような撮影を心掛けて頑張ります。
キーマカレー スパイス料理
インド発祥のスパイス料理の定番
スパイス香るキーマカレー
キーマカレーは、インド料理で挽き肉を使ったカレーの種類のひとつになります。
インドでは宗教的な理由で鶏肉や羊を使ったキーマカレーが多いですが、
日本では合い挽き肉を使うことが多い印象です。
また、ライスは白米を使うことも多いですが、
ターメリックライスで盛り付けするレシピも人気がありますね。
今回作ったキーマカレーは、「S&B CRAFT STYLE キーマカレー」を使っています。
「S&B CRAFT STYLE キーマカレー」はエスビー食品のキーマカレーキットになります。
中身にはキーマカレー作りに使うホールスパイスやパウダースパイスが入っていますので、
後は挽き肉やタマネギ、トマトなどの材料を用意すれば、本格的なキーマカレーが手軽に作れます。
「S&B CRAFT STYLE キーマカレー」に入っているテンパリングスパイスは、
クミン、カルダモン、フェネグリーク、クローブ、になります。
テンパリングとは、カルダモンやクローブなどのホールスパイスを、
油で炒めて香りを油に移す調理のことを言います。
ホールスパイスやパウダースパイスを使って作るキーマカレーは、
スパイスの香りが引き立ちますので、本格的なキーマカレー作りを楽しめますよ(笑)
「S&B CRAFT STYLE キーマカレー」を使ってキーマカレーを作った後は、
自分なりにスパイスを調合して、次回は一からスパイスを用意しブレンドして、試行錯誤しながら、
キーマカレーを作ってみることも、スパイスカレー作りの醍醐味を楽しめますのでオススメです。
ジャンバラヤ スパイス料理
アメリカ生まれのスパイス料理の定番
スパイスが決めてのジャンバラヤ
ジャンバラヤと言えばスパイスの香り豊かなスパイス料理のひとつになります。
スペイン料理のパエリヤが元となってルイジアナ州でアレンジが進み、
現代のジャンバラヤ料理が確立され、ルイジアナ州の代表的な料理のひとつとなります。
ジャンバラヤのレシピは、ソーセージ、タマネギ、ピーマンなどの具材を、各種スパイスで炒め、
そこに米を加えて炊けば出来上がりです。
ジャンバラヤの味の決め手となるスパイスは、チリパウダー、クミン、コショウ、などです。
また、ジャンバラヤの調理ではたくさんのスパイスの種類が必要になり、スパイス料理として少し難易度が上がります。
そのような場合には、材料と炒めるだけで作れるシーズニングもありますので、簡単にジャンバラヤを作ることも出来ます。
シナモンロール スパイス料理
シナモンの風味豊かなシナモンロール
Cinnamon Rolls | Cooking with Spices and Herbs
シナモンロールはスパイスを使ったパンの中でも、特に人気のあるスパイスブレッドですね。
シナモンパウダーをふんだんに使ったシナモンロールは、
シナモンの香りが好みの方には贅沢なパン料理になるかと思います(笑)
さて、シナモンロールは北欧が発祥とされています。
ロール状に巻いて作るレシピは、パン料理の中でも個性的で作ることも楽しいですね。
粉糖を溶かしたアイシングは、シナモンロールではお馴染みのトッピングになります。
写真のシナモンロールは、スキレットに並べてオーブンで焼くスタイルになります。
焼きあがると、スキレットの大きさ一杯にシナモンロールが膨らみますので、
ちぎりパンのようにして食べるスタイルの、シナモンロールになります。
単品でシナモンロールを焼く場合は、オーブンの角皿にオーブンシートを敷いて、
等間隔にシナモンロールを並べて、それぞれが焼きあがる際にくっつかない程度に離して並べるようにします。
スパイスクッキー スパイス料理
スパイスを使った焼き菓子
Spice Cookies | Cooking with Spices and Herbs
スパイスクッキーは、その名の通りスパイスをクッキー生地に混ぜて焼いた焼き菓子になります。
クッキーに混ぜるスパイスの種類は、「シナモン」「クローブ」「ナツメグ」「オールスパイス」など、
それぞれのスパイスをミックスしたり、単体で使用したり、作り方はいろいろあります。
写真のスパイスクッキーは、シナモンとナツメグを加えています。
クッキー生地は、市販されているクッキーミックスを使いました。
レシピとしては、クッキーの粉にスパイスを入れるだけです(笑)
クッキーの形はオーソドックスな形に切り分けて、フォークで穴を開けています。
穴は模様にもなりますし、生地の膨張を防ぐ効果もあります。
クッキーづくりでは、普段は生地作りから始めて、
基本的な丸型のチョコチップクッキーを作ることが多いのですが、
スパイスクッキーではクッキーの成型が楽しめそうなので、
今後はクッキーの型抜きや、絞り出しクッキーなどにも挑戦してみようと思います。
スペアリブ BBQ料理
骨付きの豚肉を使ったスパイス料理
Spare Ribs | Cooking with Spices and Herbs
スペアリブは、骨付きの豚肉を使ったスパイスとハーブ盛りだくさんのアメリカを代表するバーベキュー料理のひとつになります。
使うスパイスや調味料は、「粗挽き黒胡椒」「オレガノ」「クミン」「レッドペパー」「パプリカパウダー」「ローストオニオンパウダー」「ガーリックパウダー」、
「岩塩」「ブラウンシュガー」など、たくさんのスパイスなどを使う料理になります。
スペアリブに似た料理としては、プルドポークも有名です。
プルドポークでも、たくさんのスパイスを使うスパイス料理になりますので、スペアリブとプルドポークのふたつの料理は、おススメするスパイス料理になります。
ターメリックライス スパイス料理
カレーによく合うスパイス料理の定番
黄色い色が特徴のターメリックライス
ターメリックライスと言えば、インド料理屋さんで提供されるカレーライスで良く使われるライスになります。
黄色いターメリックライスの色は、ターメリック(ウコン)の色になります。
ウコンは着色料の他に、漢方などでの使われています。
さて、ターメリックと言えばインドですよね。
インドはウコンの生産量・輸出量ともに世界一であるようです。
インドはターメリックの他にもスパイス大国として有名ですね。
また、ターメリックは価格が安いので、サフランの代わりとしても使われることが多いです。
スペイン料理のパエリアでは、サフランではなくターメリックで着色されることもあります。
チリコンカン スパイス料理
メキシコ風スパイス料理の定番
キドニービーンズたっぷりチリコンカン
チリコンカンは、アメリカ南西部のテキサス州から広まったテクス・メクス料理として知られております。
アメリカ合衆国の国民食と呼ばれるほど、チリコンカンはポピュラーな料理になります。
チリコンカンのレシピは、挽き肉とタマネギを炒め、そしてトマトソースとキドニービーンズ(赤いんげん豆)を加えて煮込み、
最後にスパイスを加えて味を整えれば出来上がりです。
チリコンカンに加えるスパイスは、チリペッパー(唐辛子)、クミン、オレガノ、パプリカパウダー、オニオンパウダー、
など、たくさんの種類のスパイスを使ったスパイス料理のひとつになります。
チリコンカンは、食パンにのせて食べたり、ホットドッグやタコスのソースとして加えたり、
日本ではチリコンカンライスとして、給食の献立にされるなど人気があります。
ダッチオーブンを使ったチリコンカンの作り方(辛さ控えめ)
★材料 4人分★
牛挽き肉 300g
ベーコン 100g
キドニービーンズ 200g
※キドニービーンズ 100g ガルバンゾ(ひよこ豆)100g もオススメです。
オリーブオイル 大さじ2
トマトピューレ 1カップ
お湯(熱湯) 1カップ
ニンニク 2片
タマネギ 1個
★調味料 と スパイス&ハーブ★
---スパイス群---
レッドペパー 小さじ1/2
オニオンパウダー 小さじ1
クミン 小さじ1
オレガノ小さじ1
パプリカパウダー小さじ1
黒胡椒 小さじ1/2
※スパイス類は、全てが必須と言う訳ではありませんので、ミックススパイスの目安として、お好みで追加したり減らしたりすると良いです。
---調味料---
塩 小さじ1/2
コンソメ 小さじ1
トマトケチャップ(ハインツ) 大さじ3
イエローマスタード(ハインツ) 大さじ1
ウスターソース小さじ1
ブラウンシュガー 小さじ1
★Chili Con Carne Recipe★
【1】ダッチオーブンを弱火で軽く温めてから(予熱・プレヒート)、オリーブオイル 大さじ2 を引きます。
【2】中火(弱め)にして、ベーコンをカリカリになるまで炒め、一度火を止めてベーコンを取り出す。
※ベーコンの油はねにご注意。
※ベーコンから出た脂を使って次の食材を炒めます。 取り出したカリカリベーコンは、チリコンカンのトッピングにしてもよし、サラダなどにトッピングしても良いかと。
【3】数分ダッチオーブンを冷ましてから弱火にして、粗みじん切りにしたニンニクを軽く炒め、中火(弱め)にしてみじん切りにした玉ねぎを加えしんなりするまで炒め、さらに牛挽き肉を加えて炒め合わせる。
【4】スパイス群を全て加え、香りが立ってきたら、お湯(熱湯)を加え、トマトピューレ、キドニービーンズ、コンソメの順に加えて煮る。
【5】沸騰してきたら、コンソメ以外の調味料を全て加えて更に煮ていく。
【6】チリコンカンが希望の粘度になるまで煮て(約15分程度)、最後に塩で味を調え、火を消して出来上がりです。
※辛さを抑えたレシピになりますが、ホットをご希望の場合はレッドペパーの分量を増やして調整してください。
※トマトケチャップ、イエローマスタードは、HEINZ(ハインツ)がチリコンカンにフィットします。
※ダッチオーブンなどの鋳鉄製調理器具は、急激な温度の変化に弱いので、お湯(熱湯)1カップは、水ではなく必ずお湯(電気ポットや電気ケトルなどで沸かした熱湯など)を冷めないうちに使って下さい。
※ダッチオーブン本体は、蓄熱性に優れ高温になりますので、調理中に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。
---補足---
※フードプロセッサーを使って牛のミンチを作る場合は、牛肩ロース肉(アンガス牛など)がおすすめです。
※牛肩ロース肉は、あらかじめ適当な大きさに切ってから、フードプロセッサーに入れてミンチにします。
※フードプロセッサーにかける時間を調整して粗挽きかそうでないかを決めます。
プルドポーク アメリカのBBQ料理
豚かたまり肉を使ったBBQ料理
Pulled Pork Recipe | Spice Blends
プルドポークは豚肩ロース肉を使ったスパイス料理のひとつです。
アメリカではバーベキュー料理のひとつとされ、とても人気のある料理になります。
本場のアメリカでは、BBQ料理として、裏庭やキャンプサイトなどでスモーカーを使ってじっくり時間をかけて豚肉を燻して作るプルドポークが一般的ですが、家庭でもダッチオーブンなどを使ってローストしたり、煮込んだりして作るレシピも人気があります。
ほぐしたプルドポークは、バンズに挟んでバーガーにしたり、フラワートルティーヤにのせてタコスにしたり、いろいろな食べ方があります。
プルドポークの作り方としては、豚肩ロース肉にスパイスをすり込んで一晩寝かしてから、スモーカーで燻煙する、またはダッチオーブンやスロークッカーを使って煮込んで作ります。
スモーカーはじっくり時間をかけて燻す調理になりますが、煮込んで作るプルドポークは数時間で作ることが出来ますので、家庭で作るプルドポークは時短料理として人気があります。
最近では日本でもプルドポークを使った料理が流行ってきましたので、プルドポークも日本でお馴染みのアメリカ料理のひとつになればと思っております。
ダッチオーブンを使ったプルドポークのコーラ煮のレシピ
★材料 4人分★
豚肩ロースブロック 600gほど
オリーブオイル 大さじ1
---水分---
コーラ 300ml
ドクターペッパー、ビールでも代用できます。
★調味料 と スパイス&ハーブ★
塩 小さじ1
胡椒 小さじ2
ブラウンシュガー 大さじ2
パプリカパウダー 小さじ2
ガーリックパウダー 小さじ2
ローストオニオンパウダー 小さじ2
クミン 小さじ1
チリパウダー 小さじ1
オレガノ 小さじ2
コリアンダー 小さじ1/2
※スパイス類は、全てが必須と言う訳ではありませんので、ミックススパイスの目安として、お好みで追加したり減らしたりすると良いです。
★Pulled Pork Recipe★
【1】豚肉をバットにおいて、「調味料 と スパイス&ハーブ」を全てすり込んでバットごとラップをし、冷蔵庫で一晩寝かしておきます。
【2】フライパンにオリーブオイル大さじ1を引き、中火(強め)で豚肉の全面に焼き目を付け火を消します。
【4】ダッチオーブンに焼き目を付けた豚肉を入れて、コーラを注ぎ、フタをします。
※コーラはお肉に風味を加えて、柔らかくする作用があります。
【4】まずは中火(弱め)で沸騰させて、沸騰したら弱火にして80分煮ます。
【5】80分が経過した時点で、フタを開けてお肉を一度ひっくり返し、湯(熱湯)を150ml程度追加します。
【6】湯を追加した後はフタをして、さらに80分煮ます。
【7】80分経過後、フタを開けてフォークで豚肉の柔らかさを確認します。
※簡単に崩れてホロホロになっていれば大丈夫です。 少しかたい場合は柔らかくなるまで煮る時間を追加していきます。
※追加時間の目安は5分ごとに確認すると良いです。
※最初に80分、お肉を裏返して80分、合計160分煮て、お肉がかたいようならば、数分程度煮る時間を追加します。
【8】豚肉が柔らかくなったら、火を消し、ダッチオーブンから豚肉を取り出し、冷まします。
【9】豚肉の粗熱が取れたら、フォークを使って引くようにして適度にお肉をさいて出来上がりです。
【10】バーベキューソースをプルドポークにあらかじめ混ぜてもよし、盛り付け時にかけてもよし、お好みの食べ方でお召し上がりください。
※ダッチオーブンなどの鋳鉄製調理器具は、急激な温度の変化に弱いので、ダッチオーブン内に水分を足す時には、冷めたものを使わずに、必ず湯(熱湯)をダッチオーブンに入れて下さい。
※ダッチオーブン本体は、蓄熱性に優れていますので、調理中に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。
シナモンティー スパイスティー
シナモンはスパイスの王様
シナモンの風味豊かなドリンク
シナモンティーは、シナモンの風味を加えた紅茶になり、スパイスティーの部類にも入る飲料になります。
シナモンティーの楽しみ方は、紅茶をかき混ぜる際のスプーンの代わりに、
シナモンスティックを使って、紅茶にシナモンの香りを移して飲む楽しみ方になります。
インドにはチャイと言うスパイスティーがありますが、
シナモンティーとは違って、シナモンの他にクローブやカルダモン、ペパーなど、
たくさんのスパイスを使って淹れるスパイスティーになります。
シナモン(cinnamon)は、ニッケイ属の樹木の樹皮をはがし、乾燥させた香辛料になります。
また、シナモンは一般的に二種類があり、セイロンニッケイの樹皮から作られる「セイロンシナモン」と、
シナニッケイ(ニッキ)の樹皮から作られる「カシア」の二種類があります。
ローズマリーを添えたステーキ ハーブ料理
ステーキにローズマリーの風味を加える
肉や魚の臭み消しにも使えるローズマリー
ステーキ肉を焼くときには、ローズマリーの葉を入れて調理する料理法もあります。
ローズマリーの葉は、ステーキ肉の臭みを消してくれると同時に、
ステーキにローズマリーの風味を加えることができます。
ローズマリーの葉は、食用としてではなく調理の際に風味を加えることや、
飾りとして葉を添えることを目的としておりますので、食べる際には、ローズマリーの葉は取り除くようにします。
また、ローズマリーはとても香りの強いハーブになりますので、
初めてローズマリーを使って調理をする場合は、葉の分量は控えめをお勧めします。
料理に使うローズマリーの葉が多すぎると、食材の味がローズマリーの風味で一杯になり、
香りがきつすぎて食べられなくなることもありますので、葉の分量は適量をお勧めします。
ローズマリーはオリーブオイルに付けてオイルに風味を移すことも出来ます。
ローズマリーの風味が加えられたローズマリーオイルを使って調理をすれば、
調理のたびにローズマリーの葉を用意する必要が無くなりますので、
あらかじめローズマリーオイルを用意しておくことも有効ですね。
ビーフシチュー ハーブ料理
イギリス生まれの定番シチュー
煮込み料理には欠かせないブーケガルニ
ビーフシチューは、大人から子供まで幅広い世代で人気のあるシチューになります。
ドミグラスソースと柔らかく煮込んだ風味豊かな牛肉のシチューになり、
イギリス料理を代表する煮込み料理のひとつになります。
ビーフシチューは、見た目からはハーブを使っていることが解りませんが、
具材を煮込む際には、たくさんの種類のハーブが使われています。
さて、ブーケガルニとはローリエ、セロリ、タイム、パセリ、などのハーブを、
束ねたり袋に詰めたりして、鍋に入れて風味付けとして使われます。
ビーフシチューなどの洋風のスープには、ブーケガルニのように色々な種類のハーブが加えられることが多いです。
特にビーフシチューでは、ハーブの消臭効果から風味付けまで、ビーフシチュー作りにはハーブが欠かせません。
また、ビーフシチューにはスパイスのクローブが使われることも多いです。
クローブは、甘みのあるスパイシーな独特の香りが特徴で、肉の臭み消しとしても使われています。
クローブの原産地は、インドネシアのモルッカ諸島になり、日本では丁子(ちょうじ)とも呼ばれ、
日本でも古来より使われてきたスパイスになります。
ピッツァ マルゲリータ ハーブ料理
イタリア生まれのピッツァ マルゲリータ
バジルの葉がポイントのピッツァ
ピッツァ マルゲリータは、ピザの種類の中でも定番のピザになります。
バジルの葉が大きなポイントとなるピザですね。
ピッツァ マルゲリータは、イタリアの国旗の色を表現しているピザになります。
白色がモッツァレラチーズ、赤色がトマトソース、そして緑色がバジルの葉になります。
マルゲリータというピザの名前の由来は、当時のマルゲリータ王妃がこのピザを大変気に入られたことに由来します。
さて、イタリアを含むヨーロッパでは、ハーブの栽培が盛んに行われており、
バジルも色々な料理で使われております。
ピッツァ マルゲリータでは、生の葉をそのままピザに利用しますが、
乾燥させたバジルを粉状にして振りかけるタイプのバジルも多いです。
また、バターにバジルを混ぜて作るバジルバターや、オリーブオイルに加えて作るバジルソースなど、
ハーブの王様とも呼ばれるように、バジルの葉は色々な料理に使われています。
ミントアイスコーヒー
ミントの香りを加えたコーヒー
Mint Coffee
ミントコーヒーは、コーヒーにミントの葉の風味を加えたコーヒーになります。
コーヒーにミント特有の清涼感が加わって、すっきりとした味わいが特長になります。
ミントコーヒーの発祥地は、確か北アフリカのモロッコあたりの国々だったと思いますが、
記憶が定かではないので、調査中です。
ミントコーヒーは、コーヒー豆、またはコーヒーの粉末に、ミントの葉を加えて抽出するレシピが一般的ですが、
ミントシロップをドリップしたコーヒーに加えるレシピが手軽なのでおススメです。
ミントシロップは、砂糖をお湯で溶かした物に加えて作ります。
作り方はとても簡単ですので、コーヒーにミントシロップを加えれば手軽にミントコーヒーが楽しめます。
また、シロップですのでアイスコーヒーで使えるところもポイントですね。
ミントティー ハーブティー
ミントのハーブティー
ハーブの葉を淹れて楽しむハーブティー
ハーブの楽しみ方と言えば、葉を使ったハーブティーは人気があります。
ミントのハーブティーは、清涼感のあるミントの風味が楽しめます。
写真のハーブティーは、ブラックペパーミントの乾燥させた葉を使ったハーブティーになります。
ミントの葉は、収穫したてのフレッシュな生の葉でも、
乾燥させたドライの葉でも、ハーブティーとして楽しむことができます。
ハーブティーは、ひと種類のハーブだけでティーにすることもありますが、
数種類のハーブをブレンドして、自分好みのハーブティーを淹れることも出来ます。
例えば、ハーブティーの甘味としては、ステビアの葉を用いてティーに甘みを加えることが出来ます。
カモミールの花は、ティーに林檎を思わせるフルーティーな香りを楽しめます。
そしてミントの葉は、清涼感のある清々しさを風味に加えることが出来ます。
ミントやカモミールなど、ハーブの栽培は気軽に始めることが出来ますので、
自分の好みに合ったハーブを育てて、収穫した葉や花をハーブティーとして楽しむことも人気があります。
栽培から収穫まで、自分で育てたハーブを使って淹れたハーブティーは、
自然に優しく健康的で、オーガニックの取り組みにも繋がります。
モロッコ風ミントティー
モロッカンミントティー
緑茶とスペアミントをブレンドしたハーブティー
モロッカンミントティーは、モロッコ発祥のミントティーになります。
緑茶とスペアミントの葉、そしてたっぷり砂糖を加えた清涼感のある甘いハーブティーになります。
普通のミントティーとは違って、モロッカンティーでは、
中国産の緑茶「ガンパウダー」と呼ばれる茶葉を使用することでも知られています。
日本ではあまり馴染みがない茶葉なので、普通に市販されている緑茶で代用できます。
モロッコでは、中国から伝わった緑茶に、ミントの葉の香りを加えたハーブティーを楽しむ習慣があります。
モロッカンミントティーに使うティーセットは、アラビアンテイスト漂う銀食器のティーポットが有名ですね。
そして綺麗な装飾が施されたモロッコティーグラスも用意できれば、
モロッカンティーを雰囲気でも楽しめますね。