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ミニ大根の育て方 プランター栽培

ミニ大根の栽培を始める
Mini Daikon | Vegetables
ミニダイコン(大根)は、キッチンガーデンやミニポタジェなどの小規模な家庭菜園でも大根の栽培が楽しめます。
畑での栽培の場合は、事前に土をよく耕して、小石などを取り除く必要があります。
比べて、プランターでの栽培では、土は一般的な野菜用の園芸用土を用意して育てることができますのでお手軽です。
ミニ大根の育て方としては、プランターはある程度の深さが必要になりますので、深型のプランターがおすすめです。
このページではプランター(鉢植え)で育てるミニ大根の栽培方法を記載しておりますので、ミニ大根栽培の一助としてお役立てください。
ミニ大根の種まき
ミニダイコンの種をまく
Mini Daikon | Seeds
ダイコンは直根性になり根が地中へまっすぐに伸びる性質がありますので、プランターにタネを直まきして栽培を始めるのが基本です。
プランター栽培の場合は、深さが30cmほどあるサイズの物を用意しています。
鉢は大和プラスチック グロウコンテナ 35型を使用しています。
サイズは、41cm(幅) x 35cm(直径) x 33.5cm(高さ)、土の容量は18リットル入ります。
この「グロウコンテナ 35型」は、持ち手が付いているので土の入った状態の鉢植えでも持ち運びがしやすいのでおススメです。
用土は一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
また、プランターには初めに鉢底石を適量入れて、排水性をよくするようにして、その上に園芸用土を入れています。
このプランターで、4株分のミニ大根を育てる予定ですので、4か所に数粒ずつタネをまきました。
タネをまいた時期は8月中旬ですが、秋まきとして栽培を始めました。
タネまき後は日当たりがよく風通しの良い環境にプランターを置き、たっぷり水を与えて栽培スタートです。
ミニ大根の間引き

発芽後のミニ大根のプランター
発芽後のミニ大根の間引き
Mini Daikon | Cultivation
写真は発芽後のプランターの様子です。
もう少しこのまま芽を伸ばしてから、本葉が3枚から4枚あたりから徐々に間引いていき、本葉5枚から7枚ほどで、勢いの良い芽を残して1本立ちにします。
間引いた後は必ず土寄せをして、株がふらふらとぐらつかないようにすることがポイントです。
間引きが遅れると株の生育も遅れてしまいますので、間引くタイミングに注意しながら手入れを行っていきます。

間引きの前のミニ大根のプランター

1本立ちにした後のミニ大根のプランター
写真は最終的な間引きを行った後のミニ大根のプランターです。
本葉5枚から7枚ほどに成長してきましたので、勢いの良い芽を残して1本立ちにしました。
1本立ちにした後は土寄せを行って株がふらふらとぐらつかないようにしています。

10月下旬のミニ大根のプランターの様子
写真は10月下旬のミニ大根のプランターの様子です。
草丈が高くなって段々と大根が太くなってきました。
順調に育っているようなので、このまま栽培を継続していきます。
ミニ大根の肥料
ミニ大根に追肥を与える
Mini Daikon | Fertilizer
ミニ大根に肥料を与えるタイミングは、最終的な間引き後の1本立ちにした段階で与えています。
追肥の作業は、緩効性肥料を株元付近にばらまき、土と軽く混ぜてから株元に土寄せをすると効果的です。
または、土寄せ用として新たに用意した少量の培養土に、適量の緩効性肥料を混ぜておき、その土を使って土寄せと追肥を同時に行うと、土寄せと追肥の作業の負担を軽減することが出来ますので、こちらの方法もおすすめです。
初めての追肥後は、株の生育具合を観察しながら補助的に液体肥料も与えています。
液肥を与える頻度はそれほど多くはありませんが、補助的に与えると生育には効果的だと思います。
ミニ大根の収穫
ミニ大根の収穫シーズン
Mini Daikon | Harvest
ミニ大根の収穫は、立ち上がっていた葉が倒れて外側の葉が横へ開いてきたら収穫の目安になります。
収穫が遅れるとスが入ってしまうこともありますので、収穫時期を逃さないように注意しましょう。
収穫の仕方は、株元の葉を掴んで慎重に引き抜くようにして収穫します。

収穫前のミニ大根のプランターの様子

ミニ大根の収穫
写真は収穫時期をむかえたプランターの様子です。
株が充実していますので、そろそろ収穫をしてみました。
収穫が開遅れてスが入ってしまうと困りますので、4本まとめて収穫しました。
引き抜いてみると、立派なミニ大根が収穫できました。
4本ともすくすくと育ってくれたようで、プランター栽培でも大成功だと思います。
プランターでのミニ大根の栽培でも、上手に育てられれば立派な大根の収穫が楽しめますのでお勧めです。
ミニ大根の収穫後は煮物や大根おろしなどで美味しくいただきました。
ミニ大根の病気の予防
ミニ大根の病気の対策
Mini Daikon | Sickness
病気では大根は軟腐病にかかってしまうことがあります。
軟腐病を防ぐには、排水性を良くするようにし、日当たりが良く風通しの良い環境で育てることが大切です。
プランターの水はけをよくするには鉢底石がおすすめです。
はじめにプランターに鉢底石を適量敷いた後、その上に園芸用土を入れると水やり後の排水性が良くなりますので鉢底石がおすすめです。
ミニ大根の害虫対策
ミニ大根の害虫の予防
Mini Daikon | Insect
アブラナ科の野菜は、大根やかぶをはじめ害虫の食害に合いやすいので注意が必要です。
害虫の食害には物理的に害虫を防ぐことの出来る防虫ネットが有効です。
プランターでの栽培では、防虫ネットをプランターに被せて隙間なくしっかり取り付ければ、簡単に害虫対策が行えます。
また、防虫ネットではなく寒冷紗も防虫効果がある物がありますので、寒冷紗を使った防虫対策もおすすめです。