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スイスチャードの育て方を勉強中
スイスチャードの栽培
Swiss Chard | Cultivation
このページでは「サカタのタネ」の「西洋ふだん草」の育て方を掲載しております。
スイスチャードは和名で「西洋不断草(セイヨウフダンソウ)」とも呼ばれ、ホウレンソウの仲間としても知られています。
1年草、または2年草に分類され、暑さや寒さに強く、初心者でも育てやすい野菜のひとつになります。
茎の色が赤色や黄色などカラフルなので、彩がよく見た目でも華やかなのが特徴で、若い葉をサラダや炒め物などで食べられています。
このページでは「サカタのタネ」の「西洋ふだん草」の育て方を実際に栽培しながら気が付いた点などを掲載しておりますので、育て方の一助としてお役立てください。
スイスチャードのタネまきと間引き
発芽したスイスチャード
スイスチャードのタネをまく
Swiss Chard | Seeds
スイスチャードのタネは中型サイズのプランターに横二列で直まきしました。
プランターのサイズは幅51.6cm、奥行き34cm、高さ26cmで、土の容量は約28リットルになります。
土は市販品の一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
水はけが良くなるように、プランターには初めに鉢底石を適量入れて排水性が良くなるようにしています。
タネのまき方はスジまきで、条間は10cm程度、間隔は5cm程度でまきました。
発芽後、本葉が3枚程度に育った段階で混み合っているところを徐々に間引きながら、最終的に株間が15cm程度になるように間引いています。
間引いた葉はベビーリーフとして食べることもできます。
種まき後は日当たりがよく風通しの良い環境にプランターを置いて、たっぷり水を与えて栽培スタートです。
害虫対策をする場合は、タネまきの段階で防虫ネットをプランターに被せておくことも有効です。
スイスチャードの葉の収穫
スイスチャードの葉を収穫する
Swiss Chard | Harvest
スイスチャードの収穫は、若い葉を随時収穫していきます。
収穫のサイズは大体15cmから20cmを目安に若い葉を収穫しています。
収穫方法は、株ごと引き抜くか、外側の葉から必要分の葉をかき取るようにして収穫して行きます。
外側の葉から葉をかき取るようにして収穫すると、やがて新しい葉が再び生えてきますので、長い期間収穫が楽しめます。
葉は大きく育ちすぎるとアクが強く、固くなってしまい、食感が悪くなりますので若い葉を収穫するようにします。
スイスチャードの肥料
スイスチャードに追肥を与える
Swiss Chard | Fertilizer
スイスチャードの栽培では肥料を与えることも大切です。
タネまき時に使用した一般的な園芸用土には肥料が元肥として入っていますので、タネまきから2ヶ月程度は追肥の必要はないと思います。
4月にタネをまいた場合は、6月を目安に追肥を与えるようにします。
5月にタネをまいた場合は、7月を目安に追肥を与えるようにします。
このような感じでタネまきより2ヶ月程度あけてから追肥を与えるようにしています。
追肥は緩効性の固形肥料を適量与えています。
固形肥料は株元付近に適量をまいて、軽く土と混ぜるようにして施肥を行っています。
また、液体肥料を補助的に与えることも有効です。
液肥は生育期に2週間程度の間隔をあけて与えています。
液体肥料は速効性がありますので生育期に与えるようにしています。
スイスチャードの害虫対策
スイスチャードの害虫の予防
Swiss Chard | Insect
スイスチャードの栽培では、芋虫や青虫による葉の食害に合うことがあります。
幼虫による葉の食害を発見したら、幼虫が隠れている可能性が高いので、株をよく観察して見つけ次第取り除くようにしましょう。
葉の食害の発見が遅れると、被害の範囲が株全体に広がってしまいますので、早期の発見が大切です。
プランターで栽培している場合は、防虫ネットを利用することで物理的に害虫を寄せ付けなくすることができますので、害虫対策にはもっとも有効な方法です。
防虫ネットはタネまきの時点や発芽した段階など、早めにプランターに被せておくことが有効です。
スイスチャードの病気の予防
スイスチャードの病気の対策
Swiss Chard | Sickness
スイスチャードの栽培では病気には強い印象があります。
病気の予防と対策は、日当たりがよく風通しの良い環境で栽培を継続することが有効です。
また、プランターにはあらかじめ鉢底石を適量入れておくと、排水性が良くなりますので鉢底石を入れて水はけをよくすることも有効です。
スイスチャードの料理
スイスチャードを使った料理の種類
Swiss Chard | Cooking
収穫したスイスチャードの葉はいろいろな料理で使うことができます。
おひたしや和え物、サラダや炒め物など、ホウレンソウと似た料理が人気がある印象です。
サラダに使う場合は若い葉を利用するようにして、大きく育った葉(20cm程度)はアクが強いので下茹でをすることで、美味しくいただけます。
スイスチャードのサラダは、赤色や黄色などの彩りが楽しめますので、若い葉はサラダとして楽しむことがおススメです。
また、ホウレンソウと同じようにソテーや胡麻和えでも美味しく頂くことができます。