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ニンジンの育て方 人参のプランター栽培
人参をプランターで育ててみよう
Carrot Cultivation
ニンジンはセリ科に属する2年草の野菜に分類されます。
家庭菜園でも手軽に栽培を始められる野菜のひとつです。
ミニニンジンではなく普通のニンジンの場合、畑で栽培をすることが適しておりますが、プランターでも上手に育てることができれば収穫が楽しめるようなので、実際にプランターを使って栽培を楽しんでみようと思います。
下記にプランターを使ったニンジンの育て方を掲載しておりますので、ニンジン栽培の一助としてご覧ください。
ニンジンの種まき
ニンジンのプランター栽培
発芽したニンジン
人参の種をプランターにまく
Carrot | Seeds
ニンジンのタネは7月中旬にまく夏まきで栽培を始めました。
まずはプランターの準備です。
プランターは深型のプランター(高さ30cmを目安に)があれば五寸ニンジンでも育てることができるようなので、深型プランターを用意しました。
サイズは、幅65cm、奥行29cm、高さ32.5cm、土の容量は35リットルの深型プランターを使っています。
植え付けで使用している深型のプランターが投稿時にアマゾンで見つからなかったので、サイズが近いプランターをご紹介しておきます。
アップルウェアー 深型 600 土容量22L 奥行60 幅32.4 高さ32.4
プランターの底には鉢底石を適量入れて排水性が良くなるようにしています。
用土は一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
ニンジンのタネは、プランターの手前一列が三寸人参、奥の一列に五寸人参のタネをまきました。
ニンジンのタネはすじまきをして、覆土は薄くかけて種まき後は軽く鎮圧することが基本です。
好光性種子になりますので、深さは1cmほどにして、深く種をまかないように注意しましょう。
種まき後は土を乾燥させないように注意する必要がありますので、土が乾燥してしまう前に水を与えることも有効です。
不織布を被せると土の乾燥を防ぐことができるようですが、用意していなかったので種まき後はそのままにしていますので、土の乾燥に注意しながら発芽を待っています。
ポイントは1cm程度の深さに種をまいて覆土をして軽く鎮圧、水をたっぷり与えて日当たりがよく風通しの良い環境で発芽を待ちます。
発芽するまでは土を乾燥させないように注意しましょう。
ニンジンの間引きと土寄せ
1回目のニンジンの間引き 株間は5cm程度
発芽後の人参の手入れ
Carrot | Plant Care
ミニニンジンの発芽後は、株間を広げながら間引いていきます。
まずは発芽後、本葉3枚から4枚ほどで、株間を5cm程度に間引きます。
二回目は本葉が5枚から6枚ほどで、株間を10cm程度に間引き、1本にします。
間引きは上記のように行っていますが、あくまで目安ですので芽の育ち具合を考慮しながら間引きと株間をそろえていきましょう。
二回目の間引きの後は土寄せも行うようにします。
土寄せは、二回目の間引きの後に行いますが、追肥も同時に行うと効率的です。
まず、土寄せに使う分量の土を適量用意して、緩効性の肥料を適量加えて混ぜ合わせます。
次に肥料を混ぜ合わせた土を株元にまきながら土寄せをして、株がしっかり立つようにして土寄せと追肥とを行っています。
また、ニンジンが成長してくるにつれて根が肥大して肩の部分が地表に出てしまうことがあります。
地表に出てしまった肩の部分に日光が当たると、緑色に変色してしまうことがありますので、露出した肩の部分に土寄せを行い緑化を防ぐことも有効です。
ニンジンの間引いた葉は柔らかいので、間引き菜としてかき揚げなどにして美味しくいただけます。
ニンジンの肥料
人参に追肥を与える
Carrot | Fertilizer
ニンジンに追肥を与える時期は、二回目の間引きをする段階で、土寄せと同時に追肥を行うことが効率的です。
まず、土寄せに使う分量の土を適量用意して、緩効性の肥料を適量加えて混ぜ合わせます。
次に肥料を混ぜ合わせた土を株元にまきながら土寄せをして、株がしっかり立つようにして土寄せと追肥とを行っています。
その後は株の生育具合を観察しながら、補助的に液体肥料を与えています。
液体肥料を与える頻度は、2週間を目安に間をあけて液肥を与えています。
液肥は速効性がありますので、肥料の有効成分を株に短期間で届けることができます。
液体肥料は取扱欄を参考にして水で希釈をして、適量を与えるようにしましょう。
ニンジンの収穫
育った人参を収穫する
Carrot | Harvest
ニンジンの収穫サイズは根の直径が4cmから5cmを目安に収穫しています。
地上部の葉の根元をしっかり持って、まっすぐ引き抜くようにして収穫すると良いです。
曲がって引っ張ってしまうと、ニンジンが折れてしまうこともありますので、垂直に引っ張るようにして収穫しましょう。
また、収穫が遅れてしまうと根が裂けてしまう(裂根)ことがありますので、収穫サイズに成長したニンジンは随時収穫して行きましょう。
ニンジンの裂根は生理障害になります。
ニンジンに付く害虫の食害
害虫の駆除
Carrot | Insect
ニンジンの栽培では蝶目の幼虫(芋虫や青虫)による葉の食害に合ってしまうことがあります。
セリ科の植物は幼虫の食害に合いやすいことで有名です。
幼虫は葉をどんどん食べますので、発見が遅れると食害が広がってしまうことも多いので、幼虫は見つけ次第、割り箸などを使って取り除くようにしましょう。
また、防虫ネットを使った栽培も有効です。
プランターでの栽培の場合は、U字のアーチ支柱と防虫ネットがあれば、物理的に害虫が付くことを防止することができます。
防虫ネットを使った防虫は、早めにプランターに取り付けて害虫を近付けないようにするようにすることが有効です。
ニンジンの病気の予防
人参の病気の予防と対策
Carrot | Sickness
ニンジンの栽培では病気には強い印象があります。
とくに目立った病気は無いように思えますが、病気の予防は日当たりがよく風通しの良い環境で栽培をすることが一番の病気の予防になりますので、栽培環境を整えてあげることが有効です。
ニンジンを使った料理
ポトフ
収穫した人参を料理に使おう
Carrot | Cooking
収穫したニンジンは、いろいろな料理で使うことができます。
ニンジンをシンプルに美味しく食べるレシピとしては、ポトフやローストがおすすめです。
ポトフには、ニンジンのほかに小カブやジャガイモなどもおすすめです。
野菜のローストでは、ジャガイモやタマネギも美味しくいただけます。
ポトフも野菜のローストも、野菜をシンプルに味わえますので、旬の野菜を使った料理として人気があります。