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中玉トマトの育て方 プランター栽培 コンパニオンプランツ

中玉トマトの育て方 プランター栽培 コンパニオンプランツ

中玉トマトの栽培

Medium Sized Tomatoes

プランターで栽培している中玉トマトの育て方を掲載しております。

中玉トマトは、30グラムから60グラム程度のピンポン玉くらいのサイズのトマトとして記載しております。

見た目では大玉トマトとミニトマトの中間の、食べやすい大きさのトマトであると言えます。

この項では中玉トマトの育て方を記載しております。

コンパニオンプランツとして、バジルとマリーゴールドも寄せ植えして育てております。

栽培の記録も兼ねつつ育て方を記載しておりますので、中玉トマト栽培の一助としてご覧ください。

中玉トマトの苗の植え付け

中玉トマトの苗の植え付け

中玉トマトの苗の植え付け

中玉トマトの苗をプランターに植え付け

Medium Sized Tomatoes | Cultivation

中玉トマトの苗をさっそくプランターに植え付けました。

プランターのサイズは中型サイズで、幅51.6cm 奥行34cm 高さ26cm 用土は28リットル入る「菜園プランター510」を使用しました。

植え付けで使用している「菜園プランター 510」(アイカ製)が投稿時にアマゾンで見つからなかったので、サイズが近いプランターをご紹介しておきます。

アップルウェアー 鉢 プランター プラ鉢 楽々菜園 深型 600 支柱用フレーム付き(支柱別売) サラダグリーン 土容量22L

用土は野菜用として販売されている一般的な園芸用土を使用しました。

プランターにはあらかじめ鉢底石を適量入れて、排水性がよくなるようにしています。

プランターには真ん中に中玉トマト1株、左右にバジルを1株ずつ植え付け、さらに開いているスペースにマリーゴールドを数株、植え付ける予定です。

バジルはコンパニオンプランツとしてトマトとともに植え付けました。

トマトのコンパニオンプランツとして、バジルは病害虫の予防と、トマトの糖度が上がり風味をよくすると言われているようなので、バジルを寄せ植えしてみました。

マリーゴールドは、センチュウ対策以外にも、花の観賞もできますのでとりあえずコンパニオンプランツとして開いているスペースに植え付ける予定です。

トマト、バジル、の植え付け後は、日当たりがよく風通しの良い環境にプランターを置いて水をたっぷり与えて栽培スタートです。

中玉トマトの苗を植え付け後

中玉トマトの苗の植え付けより一月が経過しました

中玉トマトの苗の植え付けより一月が経過しました

中玉トマトの苗を植え付けてから一月後のプランターの様子です。

樹高が高く成長してきましたので、主枝を支柱に麻ひもで固定しながら1本仕立てに仕立てています。

そろそろ実も付きだしましたので、赤く完熟したころに収穫ができそうです。

中玉トマトの苗の植え付けより二月が経過しました

中玉トマトの苗の植え付けより二月が経過しました

中玉トマトの苗を植え付けてから二月後のプランターの様子です。

支柱の数を3本に増やして頂上で束ねた支柱を麻ひもで縛って固定しています。

初めは支柱1本で育てていましたが、樹高が高くなるにつれて主枝が傾いてきてしまったので、支柱を3本に増やして三角形になるようにして主枝を支えています。

主枝は、支柱に麻ひもで数か所、縛って支えるようにしています。

そろそろ主枝が支柱よりも高く伸びだしてきましたので、支柱よりも飛び出してしまった主枝の頂上を切って、成長をとめようと思います。

主枝の頂上を剪定してとめることによって、結実した実を大きく成長させることにつながりますので、支柱よりも高く伸びてしまった主枝は剪定して切ることが有効です。

中玉トマトのわき芽かきと仕立て方

中玉トマトのわき芽

中玉トマトのわき芽

トマトのわき芽を取り除く

Medium Sized Tomatoes | Pruning

中玉トマトは支柱を利用して1本仕立てにする予定なので、わき芽はすべて取り除いて主枝を垂直に伸ばすようにして、支柱に麻ひもで主枝を縛りながら仕立てています。

わき芽は、伸びてしまったら早めに取り除く必要がありますので、こまめに株の生育具合を観察しながら余分なわき芽をかき取るようにして取り除いていきます。

また、栽培日数を重ねていくうちにアクシデントがあり主枝が折れてしまったり、しおれて枯れてしまうこともあります。

そのような場合は元気の良いわき芽を1本新たに伸ばして、主枝の代わりとして補うようにして伸ばしていくことも有効です。

中玉トマトの肥料

中玉トマトに追肥を与える

Medium Sized Tomatoes | Fertilizer

中玉トマトは株が大きく成長するにつれて肥料を追肥で与える必要があります。

植え付けの段階で一般的な園芸用土を使った場合は、園芸用土にはもともと肥料成分が含まれていることが多いので、初めは肥料を与える必要はないと思われます。

それでも株がだんだんと大きく成長するにつれて、肥料は切れてきます。

肥料切れのサインとしては、葉の色が濃い緑色から薄い緑色に代わる頃が追肥を与える目安になりますので、葉の色が少し薄れてきた段階で早めに追肥を与えるようにします。

追肥には緩効性の固形肥料を適量与えています。

与える分量は肥料の取り扱い欄を参考にして適量を与えるようにします。

中玉トマトの尻腐病

トマトの尻腐病

トマトの尻腐病

トマトの病気

Medium Sized Tomatoes | Sick

トマトの栽培ではカルシウムが欠乏すると、尻腐病(しりくされびょう)にかかってしまうことがあります。

尻腐病は適切に肥料を施していても、用土のカルシウム分が欠乏すると発症してしまうことがあります。

尻腐病にかかってしまった実は、早々に取り除いて株の負担を軽減させるようにします。

尻腐病の対策としては、苦土石灰を使っています。

苦土石灰は、粒状のものがあり粒タイプのほうが扱いやすいので、粒状の苦土石灰を尻腐病対策として使っています。

苦土石灰を与える分量は苦土石灰の取り扱い欄を参考にして適量を与えるようにします。

※苦土石灰は、肥料の窒素成分と反応するとアンモニアガスが発生してしまうようなので、窒素成分を含む肥料と同時に苦土石灰を用土に加えたり撒かないように注意しましょう。

最低でも1週間程度は間をあけることが推奨されているようです。

詳しくは使用される苦土石灰の取扱欄を参照してください。

中玉トマトの収穫

中玉トマトの収穫

完熟したトマトの収穫

Medium Sized Tomatoes | Harvest

中玉トマトは名前のとおり中玉サイズのトマトの実が付きます。

収穫は赤く熟したものから随時、収穫をしていきます。

中玉トマトは、意識して摘果をする必要はないと思います。

品種によって一果房あたりに付く実の数は違ってくると思いますので、実のなる数と大きさの具合とを観察しながら収穫していくと良いと思います。

中玉トマトのコンパニオンプランツ

中玉トマトのコンパニオンプランツ

中玉トマトのコンパニオンプランツ

中玉トマトとバジルの寄せ植え

Medium Sized Tomatoes | Companion Planting

コンパニオンプランツとして、バジルとマリーゴールドを中玉トマトと同じプランターに混植をしています。

トマトのコンパニオンプランツとしては、バジルとの相性が良いことで知られております。

バジルは病害虫の予防に効果を発揮しますので、トマトとの寄せ植えで人気があります。

また、トマトの糖度が上がるといった効果にも期待ができるようです。

コンパニオンプランツの効果は必ず現れるとは言い切れませんが、バジルと栽培することによってカプレーゼなどのトマト料理にバジルの葉を使うこともできますので、バジルとの混植はおすすめです。

マリーゴールドは、センチュウ対策としてトマトと混植をしていますが、花の観賞もできる点がポイントです。

プランターで野菜を栽培しているとどうしても緑色ばかりが目立ってしまいますので、マリーゴールドの花があると見栄えが良くなります。

マリーゴールドも中玉トマトと同様に簡単に栽培を楽しむことができますので、マリーゴールドの寄せ植えもおすすめです。

コンパニオンプランツに関しての注意点

コンパニオンプランツについて

Companion Planting

・コンパニオンプランツは、植物の相性や特徴を利用した栽培方法になりますが、必ず防虫効果や病気の予防効果が得られるとは限りません。

・一般的に相性が良いとされる寄せ植えの組み合わせが、必ずしも正しいとは言えない場合もありますのでご注意下さい。

・それぞれの植物の生育状況などにより、コンパニオンプランツとしての効果が十分に得られない場合もあります。

・コンパニオンプランツを目的とした混植は、あくまで植物栽培の補助的なものとして行うことが望ましいです。

・また、記載したコンパニオンプランツとしての組み合わせが、悪い効果、悪い結果を生み出してしまう可能性もありますので、混植は自己責任でお願いします。

これらの点に留意しながら、キッチンガーデン作りを楽しみしましょう。

中玉トマトを使った料理

ボロネーゼソース

ボロネーゼソース

中玉トマトを使ったトマト料理

Medium Sized Tomatoes | Cooking

中玉トマトはサラダはもちろん料理にも重宝します。

収穫したてのみずみずしいトマトは、生食に向いていますので生トマトとしてそのまま食べてもサラダにしても美味しくいただけますが、新鮮なトマトを料理に使うこともおすすめです。

料理に使う場合は、トマトカレー、ミネストローネ、ボロネーゼソース(ミートソース)、チリコンカンなどトマト風味のいろいろな料理で使えます。

中玉トマトの特徴として、実付きもよく甘みと酸味のバランスが良いので、トマトソース作りで重宝します。

中玉トマトを使ったトマトカレー

中玉トマトを使ったトマトカレー

中玉トマトを使ったトマトカレー

収穫した中玉トマトを使ってトマトカレーを作りました。

トマトカレーはさっぱりとした風味が特徴になります。

中玉トマトはトマトカレーはもちろん、ミネストローネやミートソースなどにも重宝しますよ。